2014年1月30日木曜日

最近見た映画

先週あたりから試写にも行けるようになりました。
それでも先週は90分間座席に座っていると腰がちょっと、という感じでしたが、今週はかなり大丈夫に。
というわけで、見た映画のメモ。


「Room237」
風邪で倒れる直前に見た映画。思えばこのときに風邪をひいたような気がする。
映画はスタンリー・キューブリックの「シャイニング」についてのドキュメンタリーで、いろいろな人がこの映画の深読みを披露しているが、キューブリックの映画って、深読みしたり、監督の言いたかったことを決めつけたりするとつまらなくなると思う。こういう可能性もあるという程度にとどめておいた方がよいのだ。


「ドン・ジョン」
ジョゼフ・ゴードン・レヴィット監督主演の映画。主人公は「SHAME」と同じくポルノビデオ依存症で、現実のセックスよりポルノでマスかく方がイイ、と言っている男。これが1つのトレンドになっているのか? ただ、シリアスで暗かった「SHAME」に比べ、こちらはコメディなので明るいし、笑えるのが救い。


「家族の灯り」
100歳を越える最長老監督マノエル・ド・オリヴェイラの新作。マイケル・ロンズデール、クラウディア・カルディナーレ、ジャンヌ・モローと、出演者も豪華。内容は舞台劇の映画化のようで、ほとんどある家の中だけで進行。失踪した息子をめぐる老夫婦と、息子の嫁を中心に、家族を守るための嘘が描かれる。冒頭でシベリウスのヴァイオリン協奏曲が鳴ったところでシビレた(失踪した息子が海を見つめる映像もいい)。そしてストップモーションのラスト!


「フルートベール駅で」
けんかに巻き込まれた丸腰の黒人青年が過って白人警官に射殺されてしまった実話の映画化。監督は20代の若いアフリカ系。刑務所から出てきた元ヤクの売人が、幼い娘と恋人のためになんとかまともに生きようとし、よい人にもめぐりあうが、悲劇が起こる。非常に淡々とした描写で、登場人物の大半は白人も含めて善人。一部、悪人も出てくるが、わりとパターン化された善人と悪人で、善悪併せ持つ人間の複雑さとかはない。抵抗する主人公におびえ、スタンガンのつもりで銃を撃ってしまう警官も、わりと善良そうで気が弱い感じの男に描かれている(実際、おびえていたためにこういうことになってしまったらしい)。こういうあたり、深みがないと思ってしまうのだが、もともとこういう事件はアメリカが銃社会だから起こるので、日本のように銃が違法だったら警官もめったに銃は抜かず、こうした悲劇も起こりにくいのだが、アメリカでは銃社会批判を持ち出すと総スカンになってしまうという現実があるようで、だから、この映画もそこに踏み込むことはできないのだろう。


「オール・イズ・ロスト」
出演者はロバート・レッドフォードただ1人。ふだんは顔にラバーをつけたりして年齢をごまかして不自然な顔になっているレッドフォードだが、この映画では年齢相応のしわのある顔で出演、こっちの方がいい男だ。内容は「127時間」や「ゼロ・グラビティ」と同じサバイバルもの。山、宇宙ときて、今度は海。大海原でヨットが大破し、救命ボートで救いを待つ男の絶望と生への執着が描かれる。海の映像が美しい。


「ブルージャスミン」
ウディ・アレンの新作はケイト・ブランシェットの鬼気迫る演技が見もののシリアスドラマ。セレブの妻だったジャスミンは破産し、夫を失い、一文無しになって、庶民の妹のところに転がり込む。ジャスミンと妹は同じ里親のもとで育った里子の姉妹なので、血のつながりはない。セレブだったときには妹を疎んじたり、妹夫婦に迷惑もかけたりしていたのに、文無しになると妹のところに転がり込む自己チューのきわみ、相手が聞いていようがいまいがいつも自分のことばかりしゃべっている。そんなジャスミンと妹の現在と、ジャスミンの過去が交互に描かれ、しだいにジャスミンの破産のわけがわかってくる、という内容で、ジャスミンを演じるブランシェットの狂気にとりつかれたような目つきがすごい。妹のもとに転がり込んで迷惑をかけるのは「欲望という名の電車」、ラストのジャスミンの過去に戻ってしまったような狂気は「サンセット大通り」と、過去の名作をほうふつとさせるが、考えてみたら、この題材、コメディにしても面白いはずなのだ。でも、アレンはあえてコメディにしないでシリアスドラマにしたわけだけど、サンフランシスコの明るい風景といい、どう見てもコメディになるはずだろう、と思う展開やテンポなのにシリアスというのがすごいといえばすごい。でも、個人的にはあまり好きになれない話だ。

2014年1月28日火曜日

あたたかい1日

今日はとてもあたたかかったので、久々、猫写真を撮りに。
まずは近所の猫。


墓地猫。以前はあちこちまわっていたので猫に覚えられていたのだが、最近はたまにしかいかないエリアが増えたので、すっかり忘れられている。

梅が咲いていた。満開で、花びらが散っている。
 梅の木の鳥。

完全に忘れられて猫はまったく寄ってこないので、離れたところからズームで撮る。



お寺の入口。ここに住んでいるらしい猫。この猫にもすっかり忘れられたようだ。


別エリア。ここの猫は多少は覚えていてくれたようだ。首輪をしているので、たぶん飼い猫。

風邪と腰痛はようやく治ってきました。が、まだ無理するとぶり返しそう。猫を見てまわっていると意外に歩くし、不自然な姿勢をしてしまうので、やはり控えめにした方がよさそうです。

2014年1月22日水曜日

年末年始の携帯写真

年末、最後に鶴の湯に行ったときの写真。このあと、お正月になるとまた飾り付けが変わったのを、廃業後にガラス戸からのぞいて知りました。デイサービスはまだやっているよう。

近所の神社は三が日は暗くなってもまだ大行列なので、いつしか初詣は4日以降になってしまいましたが、今年はとりあえず、1月3日に神社をのぞきに行こうと出発。途中で子猫に遭遇。


神社に着くとやはり大行列。並ぶのいやだからお参りは明日にしようと、池のあたりを見ていたら、なんと鷺がいた。

なんでも年末からいたのだそうだ。

翌4日、暗くなってから初詣に行ったら、もう門を閉めるところで、あわてて中に入ってお賽銭を投げてきました。4日になるとこんなに人が少ないのか(でも、あわてて中に入る人は数人はいた)。

風邪をひいてから約2週間、ようやく食べ物がおいしいと思えるようになりました。
別に胃腸は悪くなかったのですが、何を食べてもまずい、味がわからない。いつも食べているものもいつもと同じ味を感じない。が、やっと味覚が戻ってきたようです。
腰痛は、初期のような激痛はないですが、油断するとギクッと来るので要注意。起きる時と、起きてからしばらくの時間が一番大変です。ショルダーバッグがいけないと思ってリュックにしたら、リュックは上半身を後ろにそらせるからよくないのだった。かといってかがむとギクッと行くので、できるだけ上半身をまっすぐに立てておくのがよいようです。

2014年1月18日土曜日

その後

風邪は治ってきたが、腰痛は一進一退で、なかなか楽にならない。
一時、急に楽になったのは、どうやらロキソニンのおかげらしい。このロキソニンは市販薬ではなくて、医師の処方箋が必要なのだが、3年前に病院にかかったときにもらったのの残りがあったのだ。
でも、ロキソニンで楽になっても一時的に痛みが薄らいだだけで、根本的な解決にはならず、むしろ楽なので無理してしまいやすいので、痛みはがまんしている(ロキソニンの残りもほとんどなくなったし)。
時間がたつにつれて、だんだんどこがやられたのかわかってきたのだが、以前から慢性的に腰まわりの筋肉を痛めていて、それが風邪の熱でギックリ腰になってしまったようだ。
原因はいろいろ思い当たるけれど、一番はたぶん水泳。平泳ぎは腰に悪いとはわかっていたのだが、長時間楽に泳げる平泳ぎばかりやっていた。筋肉を鍛えるつもりが痛めていたわけ。要するに、スポーツが原因の腰痛の可能性が高い。
そして、最近、毎日1万5千歩くらい歩く日が続いていたのだけれど、そういう日は帰宅する頃には腰のあたりに疲労感があったのだ。どうやらしっかり前兆があったということ。
筋肉の疲労や損傷から来る腰痛は、とにかく筋肉の回復を待つしかない、ということのようです。

さて、山田洋次監督の新作公開まであと1週間。ベルリン映画祭参加も決まったようですが、わがブログの記事http://sabreclub4.blogspot.jp/2013/11/blog-post_24.htmlへもこのところアクセスがうなぎのぼり。さっき読み返してみたけど、われながらいい記事じゃん(自画自賛)。
アカデミー賞のノミネートの発表がありましたが、ノミネート確実と見られていた「ラッシュ」のダニエル・ブリュールが候補からもれてしまいました。うーむ、残念。

2014年1月17日金曜日

風邪&腰痛

風邪と腰痛で1週間ダウンしています。
そもそも、先週の木曜日に軽い風邪だな、と思ったのが始まり。
翌金曜日は完全にダウン。でも、そこまではよかった。
土曜日の午後、いきなり、急性腰痛症が来た。
いわゆるぎっくり腰。腰痛もぎっくり腰も、この年まで経験なかったので、大いにあわてる。
その後、一進一退で、ほぼ1週間がたった。
一時は立つこともできなかったが、あることをいくつか同時にやったら、かなり症状が軽くなった。

1 インドメタシン配合の塗り薬を塗る(初)。
2 ロキソニン(痛み止め)を飲む。
3 お酒を飲む(風邪をひいてからは初)。
4 布団の中でストレッチ(初)。

うーん、やっぱり、インドメタシン配合の塗り薬が効いたのか?
この手の筋肉痛や腰痛の薬には、インドメタシン配合の薬がけっこうあるが、確かに効き目は強いようだ。そのかわり、副作用も大きいようで、注意。

非常勤講師という、高学歴ワーキングプアをやっていて、一番困るのが、病気などによる休講だ。
近頃の大学ではスケジュールがいっぱいいっぱいで、休講にすると補講の時間をとるのがむずかしい。特に今のような、後期の学期末が間近だと、補講をどうやったらいいのかわからない。
私の授業は補講をしないかわりに給料減額という方法もあるが、授業によっては必ずこの回数はやらないといけないとなっているものもあるという。
私の場合は、とにかくビンボーなので、休講で給料減額だと生活にかかわるから補講しなくちゃ、と思っていたのだが、風邪に加えて腰痛で立つのもむずかしい状態だと、減額ですむならそれでいいかな、と思っている。
それにしても、以前だったら、休講の減額分くらい、執筆や翻訳の仕事で取り戻せたのに、今はそれもむずかしい。
ああ、誰か、私にその分の執筆や翻訳の仕事をくれないかしらん(とか思っていても誰もくれないよん)。

なんにしても、腰痛はなんとかしなければ、てことで、いろいろネットで情報を集めている。
「猫もやってる腰痛対策」なんていうサイトもあった。
ああ、これが、猫の腰痛対策なのですね。私もストレッチしよう。

2014年1月8日水曜日

早くもベストワンにしたい映画に出会う

年明け最初の映画はロン・ハワード監督の「ラッシュ/プライドと友情」。
1970年代後半、F1グランプリでライバル同士だったジェームズ・ハントとニキ・ラウダの戦いと友情を描くスポ根もの、ですが、これが実によかった。
ロン・ハワードの映画はもともと好きだけれど、ベストワン!と思ったのは今までなかったね。まあ、まだ年明け7日なので、たぶん、最終的にはベストワンにはならないと思いますが、でも、これ、かなり好き。
ハントはイギリス人で、人生楽しまなきゃ、とばかりに女と酒にうつつを抜かすプレイボーイ。
ラウダはオーストリア人で、親は資産家のビジネスマンだが、F1ドライバーになることに反対され、自力で銀行から資金を勝ち取って(親が資産家だからだろうと思ったら、自分の生命保険を担保にしたんだと)、その金でF1チームに入る(F1は金がかかるので、金持ちの息子じゃないとだめとか、金でチームに入るとかは珍しくない)。
ラウダはまた、メカの天才で、彼の手にかかるとスピードの出るマシンができるというので、実績もないのにフェラーリへの移籍に成功(最初のチームのドライバーの推薦だった)。一方、ハントはイギリスの富豪のチームに所属するも富豪は資金が尽きてF1を断念。チームを失ったハントは、その後、マクラーレンへの移籍に成功する。
んなわけで、フェラーリ対マクラーレンという、のちのプロスト対セナを思わせるというか、私がF1知ったのはその頃なのでそうなるのだが、やはりF1はフェラーリ対マクラーレンなのですね。
F1の中継とか、もう長い間見てないので、マシンに描かれたマルボロやグッドイヤーのロゴなどが無性になつかしかった。
1975年、ラウダが初の年間チャンピオンに輝き、その翌年、1976年が映画の中心になる。まず、ハントがマシンの大きさが規定を超えているとラウダ側から言われて窮地に陥り、その後、今度は悪天候のレースでラウダが大けがをし、そして、という波乱に満ちた展開に。
その間、2人の私生活でも大きな変化があり、プレイボーイのハントは恋人と結婚するがうまくいかず、妻はリチャード・バートンに走り、バートンはエリザベス・テイラーと離婚、ハント夫妻も離婚。実直で堅実なラウダは1人の女性との愛を育み、結婚するが、守りたいものができたことが彼の生き方に影響していく。そんな中、ラウダの大事故が起こる。
実話をもとにしているとはいえ、いろいろと脚色されているのだと思うが、「フロスト×ニクソン」でハワードと組んだピーター・モーガンの脚本がよくできていて、話の展開が実にいい。ラウダが未来の妻と知り合うエピソードが特にいい。彼女はたまたま車に乗せた彼が有名なレーサーとは知らず、途中、車がエンコして、乗せてくれたイタリア人2人が「ニキ・ラウダだ」と騒ぐので初めて彼が有名人だと知る。いつも女性をたくさん従えている派手なハントとは対照的な彼の個性が生きるシーンだ。
映画はどちらかというとハントの方に重点が置かれているように感じるが、それは、ハントの方がアメリカ人に受ける個性だからだろう。あまりイギリス人的でないというか、人生楽しまなきゃと、無茶をしながら生きている豪放磊落なところ、そのくせ、レース前に嘔吐してしまう隠れた繊細さ、1回チャンピオンになったら、あとはもういいとばかりに引退してしまうところ。そうしたパッと生きてパッと散るみたいなところが映画の主役にはぴったりだし、特にアメリカ人には受けそうだ。
しかし、映画はラウダの語りで始まり、ラウダの語りで終わる。優勝してすぐに引退し、45歳で心筋梗塞で亡くなったハントに対し、ラウダはその後もレーサーを続け、優勝もし、現在もまだ健在。そして映画の中で、何度か、ラウダがハントを押しのけて主役になるシーンがある。「フロスト×ニクソン」といい、「クイーン」といい、ピーター・モーガンは2人の主役を描くのがうまいが、これも2人を交互に主役にしていくような手法だ。
ラウダが大けがをするドイツ・グランプリから最終戦の日本グランプリまではもう目が離せない。レースシーンの迫力もすごいが、ラウダとハントそれぞれの思いがレースでの行動に結実していく描写が実にみごと。見ていてひたすら大満足、大納得。ハントは一瞬の勝利、ラウダは長い勝利、それを暗示する静かなエピローグ。いやもう、ほんと、大満足の映画。
76年のグランプリが始まったあたりから、この映画はもう1度見たい、と思い続けていた。単に面白いだけでなく、とても居心地のいい映画、いつまでも見ていたい映画だった。「グッバイ、レーニン」以来注目していたダニエル・ブリュール(ラウダ役)がとてもいい。

2014年1月6日月曜日

銭湯&猫

今日はコインランドリーで洗濯。コインランドリーは廃業した鶴の湯のところ。というわけで、またまた鶴の湯の写真を撮ってきた。

銭湯は廃業してもデイサービスはやっていた。門松がまだある。

格子のガラス戸の中をズームで。お正月の飾り付けがまだあった。

降ろされた暖簾。鶴の絵が描かれている。

いつもきれいなコインランドリー。銭湯は廃業するとわりとすぐに建物が取り壊され、建売住宅や駐車場になってしまう。そうなるとコインランドリーもなくなってしまうわけだけど。

徒歩5分ほど離れたところにふくの湯がある。数年前にリニューアルしてこのような形に。もともとビルの1階の銭湯だった。前記事の写真は準備中の札なので、営業中の札の写真を出さねば、と思って撮った。

毎日、午前中からやっている。このときは午後1時くらい。鶴の湯が休業して以来、ここは大混雑、特に区民100円の第2第4日曜は壮絶に混むらしい。

帰り道、猫がいた。にゃあにゃあ鳴いているので餌がほしいのだろう。近寄っても逃げないので、ズームで。


夕方、久々に某霊園へ猫の写真撮りに行くか、と、カメラ持って出発。近所で猫2匹に出会う。人が入り込めない離れた場所なので、これでもズーム。


てくてく歩いて某霊園へ。最近まったく行っていなかった場所へ。

猫は覚えていたのか、何匹も出てきたが、じっとしていてくれないので写真があまり撮れず。この猫はポーズとってくれた。


これ以外にも3匹くらいわらわらと出てきたが、餌やりさんが来そうな時間なので、さっさと退散。

別エリアへ。こちらも久々の場所。


手前に白猫(前の写真のとは別猫)、真ん中奥に茶トラがいる。

霊園に入ったとき、「天王寺はどこですか」と聞かれたので、何かやってんのかな、と思って立ち寄ってみる。谷中七福神か。

門が2つあって、こっちの方が趣がある。

明日7日に何か催し物があるらしい。


すっかり葉の落ちたイチョウの木。

そのすぐ下から猫が。さらに近くに2匹いたが、人がかまっていたので遠慮。

またまた別のエリアへ。この木は別の場所に移すための準備中とのこと。

スヌード

最近流行のスヌードですが、正月に初めて繁華街へ出たとき、上野の某所のバーゲン会場で5000円くらいするスヌード付きのケープが1500円くらいになっているのを発見。よく見れば、毛玉ができてしまっているところがあったり、ボタンの糸が切れていたりと難あり商品でしたが、ケープは部屋で寒いときにセーターの上にはおろうと思ったので、購入。
しかし、結局、ケープはあまり使っていなくて、スヌードの方が外でも室内でも使っています。
このスヌードはふわふわで軽くて、でもしっかり厚みもあって暖かいので、外でも重宝していますが、室内でもこれをつけていると寒さが防げる。なんせ、うちは電気ストーブなので、室温がせいぜい10度くらいにしかならないので、部屋でもコートを着ていたいくらいです。
スヌードだけでも1000円くらいはするので、これはよい買い物。ケープもなかなかよいので、時々はおって気分転換。
ところでスヌードというのは、もともとは、欧米の女性が髪の毛をまとめるヘアネットのことだそうです。そういえば、「風と共に去りぬ」の映画で、スカーレットやメラニーがそういうヘアネットをしていたな、と思い、画像を検索したのですが、出てきません。ていうか、出てくる画像が限られていて、全然だめ。しかし、1枚、メラニーがヘアネットをしている画像がありました。

主役の4人の写真ですが、右下のメラニーが白いヘアネットをしています。これがスヌードか。スカーレットはたしか、濃い色のスヌードだった気がする。

さて、1月2日の朝湯を最後に閉店してしまった銭湯・鶴の湯。うちから歩いていける距離とはいえ、今住んでいるところとはまったく違う場所なので、鶴の湯に用がないとその近辺を通ることはありません。なので、12月30日に入ったあとはその姿を見ていないのですが(30日に携帯で写真を撮ったので、それはまた後ほど)、気になって銭湯ファンのブログを検索したところ、1月2日は大混雑だったそうです。下駄箱の鍵がほとんどないという状態だったらしい。もう、風呂に入るというよりは、名残りを惜しむために来た人たちだったのでしょう。12月30日も大混雑だったけど、あの頃からずっと混雑だったのかな。いつもそうなら廃業しなくて済んだのに、こういうときだけ、と思うのは、映画館がなくなるときに人が急にたくさん来るとか、そういうのを何度も見ているから。
そして、銭湯ファンは鶴の湯の近くのふくの湯にももちろん足を運んでいるのですが、このふくの湯がまた大混雑だというのでびっくり。ふくの湯は数年前にリニューアルして今風の銭湯に生まれ変わり、土日は朝から、平日もお昼前から営業していて、最近は何かのポスターにも使われたようで、人気があるみたいだな、とは思っていたのですが。もっとも、その人はゆず湯の日に行ったようなので、その日は日曜だし、料金100円だから混んだのかな、と思ったけど、でも、下駄箱が1つも空いてなくて、たまたま1人出てきたから入れた、とか、なんかすごい混雑みたい。同じ日には鶴の湯もゆず湯をやっていたはずで、むしろ鶴の湯に客を取られるかと思ったのに。
私はふくの湯もけっこう長いこと通ってましたが、リニューアル前はいつもすいてました。昔は鶴の湯が繁盛して、ふくの湯はあまり繁盛してなかった感じでしたが、それは、鶴の湯の方が風呂なしアパートが近くにたくさんあったからだと思います。が、その後、銭湯がどんどんつぶれ、ふくの湯にも遠方から風呂なしアパートの人たちが来るようになった感じはしていました。でも、リニューアル後でもそんなに混雑してた覚えはないけど。リニューアル後はまだ2回しか行ってなくて、1度はリニューアル直後に偵察に行き、このときはそこそこ混んでいましたが、それから半年くらいして、北海道にホッケー観戦に行くので、前日自宅の風呂に入ると浴室が濡れたまま旅行に出ることになるので、それがいやで前日はふくの湯に行ったのが2度目。そのときは混んでなくて、昔のふくの湯のときと同じくらいすいていました。まあ、時間帯や日にもよるのでしょう。
そういえば、鶴の湯のコインランドリーで洗濯をしているとき、前の公園で終わるのを待っていたら、地図を見ながら歩いてきた中高年の女性が、「ふくの湯はどこですか」と聞いてきたので、道を教えたことがありました。地図を頼りに遠くから来る人がいるのか、と驚きました。でも、今は、銭湯はこういうお客さんも呼べないとやっていけないようです。ふくの湯のように活気のある銭湯は正月も元旦しか休まず、年中無休でやっています。
というわけで、これがふくの湯の入口。写真は銭湯組合のサイトから。

2014年1月4日土曜日

ブログ10年目

もしかして、ブログ始めてから去年の暮れで10周年だったのかな、と思い、調べてみたら、最初のさーべる倶楽部(ライブドア)が2004年12月29日スタートだったので、去年の暮れが9周年だった。
それにしても、最近、まったく数えるということをしない人間になったのだな、自分。
暮れに、2014年は評論家デビュー30周年、と書いたけど、あれも年末に急に思い出して書いたので、20周年のときはまったく思い出さなかった。
しかも、なんで思い出したのかというと、2年ほど前から出版での仕事がほとんど開店休業状態なので、そろそろなんとかしなきゃ、と思ったから思い出したのだ。20周年のときはひんぱんに雑誌に書いていたので、そういうときは思い出さない(のは自分だけかもしれないけど)。
数えないといえば、見た映画の数とか、全然数えてない。
映画館と試写で見た映画は、一応、日付と題名と場所を記録しているので、数えればわかるのだけど面倒なのでしない。若い頃は数えていたが(洋画と邦画に分けて数えていた)、それは、本数を増やすことで映画の仕事をどんどんしたいという希望があったからだと思う。
あと、DVDを借りたり買ったりして見たのはまったく記録していないから、こっちは数えることもできない。
もともと、テレビやビデオで見た映画は見たことにならないと思っていたので、10代の頃にテレビで見た相当な数の映画や、その後、ビデオやレーザーディスクやDVDで見た映画はまったく記録がない(記憶はありますが)。
なぜ、テレビやビデオで見た映画は見たことにならないと思っていたかというと、当時はテレビやビデオの映画はサイズがオリジナルじゃなかったのだ。だから両端が切れていたりするので、全部見たとはいえない(おまけにテレビだとカットされていたり、吹き替えだったり)。その後、DVDが出てきたら、オリジナルのサイズで見られるようになったので、今は見たことにしているけど。
年をとるにしたがって数えるのが嫌いになる、というのもあるなあ。自分の年とか。

2014年1月1日水曜日

元旦

明けましておめでとうございます。

元旦は葛西臨海公園へ行ってまいりました。
ここは初日の出の客でにぎわうところですが、行ったのは午後なので、閑散。水族園の周辺や建物は全部閉まっています。2日から営業とのこと。

その前に駅へ行く途中の近所で撮った写真。柿の木に鳥が何羽もいますが、柿の実が鳥に食われて悲惨なことに。

こちらの実は無事です。

今年初めて会った猫。

このあと地下鉄で東京駅のそばまで行き、東京駅から京葉線で葛西臨海公園へ。観覧車もガラス張りの建物も休業中なので、どんどん海に向かって歩き、橋を渡って西なぎさへ。西の新木場駅のそばにある夢の島のゴミ処理施設が見えます。帰りは夢の島の体育館に寄ってプールで初泳ぎの予定。

東側は千葉県。東京ディズニーランドのシンデレラ城とその手前を走る列車をズームで。窓がミッキーです。

橋の向こうにスカイツリーがうっすらと。

風紋。

打ち寄せられた貝殻の破片。浜はきれいです。

船が遠くにいくつか。空は飛行機がひっきりなしに飛び、ヘリも飛んでいた。そういえば、北海道へ行く飛行機の窓からこのあたりを見下ろしたことが何度もあった。

太陽が雲に隠れたので、逆光になっていた場所が撮りやすくなった。左下を飛行機が飛んでいる。その斜め下は対岸の橋のよう。

西なぎさからまた橋で戻る途中、なんと、東京タワーが。

この橋の上からはスカイツリーと東京タワーが同時に見える場所がある。が、写真に同時に写すのは無理だった。下の写真の右から2つめの細い建物がスカイツリー。

こちらはちょうど真ん中あたりにビル群の間に細い線がありますが、これが東京タワー。右の高いのは夢の島のゴミ処理施設の煙突(上の写真の左にあるのと同じ)。

橋を渡ってから、東のバードウォッチングセンターの方へ歩いていく(振り返って橋を撮る)。

水族園の前を通る。

東の先のディズニーランドをズームで。

野鳥のいる沼の周辺は立ち入り禁止で、野鳥をこっそり観察できる小屋が建っている。

その小屋の窓から。

同じく小屋の窓から見たバードウォッチングセンター。

バードウォッチングセンターの近くから見た夕暮れの沼。

水族園と観覧車が沼の向こうに。

夕暮れの観覧車。空の色がいい具合。

日没間近。

引き返す途中に猫がいた。

そして、富士山が。


1万歩以上歩いた上、強い海風にさらされ続けたせいか、おなかがすき、駅のマックでチキンフィレオセットをむさぼるように食う。このあと京葉線で新木場に移動、プールで初泳ぎ。京葉線の駅からは夜のスカイツリーがよく見え、色は青と緑の門松色だったけれど、このあたりからではちょっと遠いのか、12倍ズームでははっきりとは写りませんでした。うちの方がスカイツリーは近いので、明日以降に近所で撮ろう。
明日からは都内の各庭園がお正月モードで開園するそうです。催し物がいろいろあるようなので、行ってみようかな。それにしても元旦の夜は電車がガラガラ。いつもはディズニーランドのおみやげの袋を持った人が大勢いるのに、今日は1人もいませんでした。