2020年1月29日水曜日

「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」

試写状をいただいていたのだけど、なんだかんだで見に行けず、流山おおたかの森でやるから「キャッツ」とハシゴすればいいや、と思っていたら、「キャッツ」は徒歩35分のUC松戸で見てしまったので、さていつ行こうと考えていた「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」。
流山おおたかの森はプレミアスクリーンがお気に入りなので、次の週はプレミアになるかもしれないな、と期待していたら、プレミアになったけど朝8時台の回のみ。これは無理。
次週の時間割が決まるのは火曜日で、火曜の昼間にそれを知り、だったら今日行くか、と思ったら、流山はもうレイトしかない。
そうなると南船橋の出番である。
幸い、夕方からの時間で、ゆうゆう間に合う。
というわけで、雨の中、南船橋のららぽーと船橋まで出かけた。
ここへ行くと必ずIKEAでホットドッグとフライドチキンで腹ごしらえをする。どちらも安くておいしい。両方食べるとかなりおなかいっぱいになります。

「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」(原題は「ドン・キホーテを殺した男」)はジャン・ロシュフォール、ジョニー・デップの主演で撮影が始まりながら、ロシュフォールが病で降板などのトラブルに見舞われ、撮影が中止。その顛末を描いたドキュメンタリー「ロスト・イン・ラマンチャ」はすでに見ていたが、その後もいろいろな俳優が主演に決まりながら撮影にまでは至らず。これはもう映画化無理じゃない?と思っていたくらいだったが、なんとか完成に至り、ついに日本でも公開された(でも、あまりにも客が入ってないみたい)。
ストーリーは、ドン・キホーテが登場するコマーシャルをスペインで撮影していた監督(アダム・ドライヴァー)が、かつて学生時代に卒業制作として作ったドン・キホーテの映画のDVDを偶然見て、撮影現場の村へ行って、出演した素人のスペイン人たちに会おうとする。しかし、キホーテを演じた老人(ジョナサン・プライス)は自分をキホーテだと思い込み、正気を失っていた。ドゥルシネアを演じた娘は芸能界入りを夢見て都会に出たが、結局、金持ちに囲われる堕落した女になっているという。娘の父親に、あの映画のせいでみな不幸になったと言われた監督は、キホーテの老人と旅をすることになり、夢と現実が交錯する物語が展開する。
途中、中だるみしているところもあったりして、全盛期のギリアムのような風刺や皮肉のうまさはないけれど、ギリアムらしい題材と映像で、彼の集大成のようなところもあって、この映画が完成できてよかったと素直に思った。馬上試合のシーンは「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」(あの映画では「ニー、ニー、ニー」だったのがこちらでは「ミー、ミー、ミー」になっている)、最後の巨人は「バンデットQ」を思い出す。
「スター・ウォーズ」の合間に話題作に出まくっているアダム・ドライヴァー、「天才作家の妻」や「2人のローマ教皇」などよい演技が続くジョナサン・プライスと、旬な俳優2人の組み合わせも絶品。ジョニー・デップよりもドライヴァーの方がコミカルな面が強く出てよかったのではないか。
キホーテの老人は監督をサンチョ・パンサと思い込むが、従者(squire)と言うところをリス(squirrel)と言ってしまうのだけど、字幕ではリスが「業者」になっていて、これではちょっと笑えない。「じゅうしゃ」と「ぎょうしゃ」では発音が似てないし、ピンと来ないと思う。私だったら思い切って「牛車」(ぎゅうしゃ)にするかな、と思ったけど、焼肉屋の名前になってるのね。「牛舎」でもよいかもだけど、これ、吹替えだったら「ぎゅうしゃ」の方が絶対いいんだけど、字幕だと漢字なので、見た目が「従者」と似ていなくなる。でも、「業者」だとわかりにくいし、面白味もないのも事実で、むずかしいところだ。「ぎゅうしゃ」だと一応、動物になっているので、「リス」と合っていていいと思うのだけど。

インターネット・ムービー・データベースのフォトギャラリーにいろいろなポスターがあった。そのうちの一部を画像を借りて紹介。





最後の3枚は似ているようで微妙に違う。3枚とも英語圏以外のポスター。

2020年1月26日日曜日

「キャッツ」&宝塚LVの追記

映画「キャッツ」はCGで毛を生やした猫やネズミやゴキブリよりも、背景に非常に違和感があった。
なんでも、背景は全部CGなんだと。
そうか、だから違和感があったというか、はっきりCGによる合成とわかるシーンも多かったけど、セットで撮影してもよさそうなところもみんなCGによる合成だったのだ。
レオナルド・ディカプリオの「華麗なるギャツビー」も背景をそういうふうに作っていたと思うけれど、「キャッツ」の違和感とディカプリオの「ギャツビー」の違和感は確かに似ていたと思う。
「ギャツビー」の方はまだストーリーがあったから「キャッツ」よりはマシに見えるけれど、映像の違和感とか、安っぽさとかが似ている。
「キャッツ」は猫の耳やしっぽが動くのだけど、それがまた不自然で、現実の猫と違う。
現実の猫に似せようとしてるけど似てない、というか、ネズミやゴキブリも舞台だと人間が演じるから猫と同じ大きさになってしまうと思うけど、映画だと大きさを変えていて、それがリアルにしようとしているようでリアルでない。
まあそういう、リアルにしようとしたらとんでもなく不自然、みたいな描写のてんこもりなのだ。
アンドリュー・ロイド・ウェバーがかかわっていてこの出来栄えって、泣くに泣けないよね(誰が?)。

エンドロールの最後に、ロンドンでの初演の演出がトレヴァー・ナンだと書いてあって、久しぶりに目にしたトレヴァー・ナンの名前であった(今調べたら、ミュージカル「レ・ミゼラブル」もこの人の演出だったのね)。
トレヴァー・ナンの映画監督作といえば、これ。

上の日本盤は絶版ですが、輸入盤が安く買える。

話変わって、宝塚の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」宝塚大劇場千秋楽のライブビューイングですが、ほとんどのシネコンでまだチケット余ってます。
が、私が申し込んだ流山おおたかの森はすでに完売。
え? そんなに人気の場所だったの?
ほかで完売してるところは日比谷と上野とあとは郊外や地方の数館だけで、新宿、日本橋、六本木などはまだチケットあります。
六本木なんかプレミアボックスシートまであるよ。六本木はスクリーン大きいし、ボックスシートは1000円高いけどとても見やすい場所。流山はずれてたらこれを買ったのに。
しかし、流山は郊外だからはずれることはないと思い、第3希望まで申し込めるのに第1希望しか申し込まなかったのです。チケット状況見たのは一般販売始まって半日後くらいなので、はずれた人はいなくて、この半日の間に売り切れたのかもしれないけど、もしかしたら、はずれた人もいたのかもしれない。
ただ、残っているところも前の方とか最前列とか、あまり条件のよい場所ではなさそう。
去年の今頃は、TOHO日本橋の天井が落下して休業に追い込まれ、すでに宝塚のLVのチケットを売っていたので、他のTOHOに振り替えたり、TOHOでも足りなくてユナイテッドシネマに振り替えたりと、大変な状況でした。チケット買った人たちも、せっかくいい席だったのに悪い席に振り替えられてしまったとか、災難だったようですが、そういうことがないように願いたいです。
そのTOHO日本橋で、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」ディレクターズカットを上映予定だったのに、映画館休業で上映できなくなり、唯一の都心の上映館TOHO新宿が大混雑になったということもありました(私は市川コルトンプラザで見ましたけどね。元プレミアのスクリーンで、しかも4Kで見られた)。

2020年1月24日金曜日

「キャッツ」そして

評判最悪、アメリカでは即爆死の話題作「キャッツ」をユナイテッドシネマ松戸で見てきました。
ユナイテッドシネマ松戸ではこれまでIMAXレイザーとスクリーンXしか見たことがなく、「キャッツ」もIMAXレーザーの上映があるのだけど、あまりの評判の悪さにIMAX料金を出す気になれず、通常上映で。

思ったほどひどくはなかったし、人間のからだにCGで毛を生えさせた猫はもちろん、ネズミもゴキブリもあまりキモくはなかったけれど、猫たちが歌い踊るだけなのでやはり退屈してしまった。
もともと舞台がそういう内容で、でも、舞台だと猫が客席に来るとか、そういう楽しい演出があるらしいのだけど、映画だとただ映してるだけなので。しかも、舞台劇をそのまま映像化しただけみたいな感じで、映画ならではの面白さとかがない。
映像自体はIMAXレーザーでなくても明るくてきれいでした。
あと、歌が「メモリー」しか有名なのがないのも飽きる理由かな。
ネットでは、猫が死霊だったら「死霊の盆踊り」(見てない)、なんていう意見もあって、確かに猫が歌とダンスを披露するだけ。歌とダンスでそれぞれの猫のキャラを見せる程度なんで、やっぱり舞台のようなライブでないとだめなのか。

クリアファイルをもらいました。

終了が午後4時だったので、ガンダムスタンプラリーの常磐線の北松戸以北を制覇しようとスタンプ帳を持参していたのですが、映画が終わってマックで休憩していたら、面倒になってしまって、行きませんでした。
そもそも、私はプラモデルを作るのが非常に苦手で、理由は手先が不器用なのと、根気がないから。つまり、全駅達成してガンプラもらっても宝の持ち腐れの可能性。
ガンプラがなくなったら別の賞品を用意するそうなので、そっちの方がいいのかも(またスタンプ帳カバーだったりして)。
そんなわけで、ガンダムスタンプラリーは10駅で終わってしまうかも。駅員の展示がすばらしいという柏駅は行ってみたい。

というわけで、テラスモール松戸のバーゲンを見たりして、帰宅。
帰ると、宝塚のライブビューイングのチケットの連絡メールが来ていました。

セルジオ・レオーネ監督の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」が宝塚でミュージカル化され、元日から宝塚大劇場で上演中。その千秋楽のライブビューイングが来月3日にあり、年末年始に先行申し込みを受け付けていました。
この宝塚大劇場の千秋楽は月曜日の昼間、そのあと東京公演もある、ということで、このライブビューイングはわりとチケットを手に入れやすいようです。それでも都心は抽選にはずれることが多いらしいけど、私が申し込んだのは郊外なので、絶対大丈夫と思っていました。
ただ、席が選べなくて、ほとんど端っこの席。すみっコかよ。
舞台の方は発売と同時に完売らしいので、ライブビューイングで見るしかない感じ。映画との違いなどはネットにファンの人たちがいろいろ書いていて、だいたいわかってますが、宝塚バージョンとしてはけっこう期待してもいいのかな、と。
東京公演の千秋楽は日曜日なので、こちらの方がライブビューイングの競争率は高そう。
2月3日のライブビューイングは明日から先着順の販売があるようで、郊外のシネコンなら残ってそうだけど、最前列とか見づらい席しか残っていないとの話もあります。当日の朝からだとシネコンのサイトから買えるみたい(余っている場合)。
私が申し込んだシネコンは最大箱をあてているので、申し込みが多かったのだと思います。

2020年1月21日火曜日

9駅達成ステッカーをゲット

ガンダムスタンプラリー、月曜日に9駅達成のステッカーをゲット。

9駅+御徒町も行ったので、10駅達成。残りは55駅(行くのか?)。

月曜は新橋→有楽町→東京と歩き、東京から御徒町まで電車、御徒町から上野を歩いた。
ステッカーは上野でゲットするので、御徒町では9駅の枠にはスタンプを押さず、上野で9駅目のところに押した(別にこだわる必要もないのですが)。

今回まわった10駅の中で、唯一、遊び心があったのは東京駅。

矢印の先には。下の丸いのを持って記念撮影するらしい。

東京駅の地下にあるゴールカウンター。全駅達成してプラモデルをもらっている人たちを見ていたら、私も達成してみたくなった。うーん、どうしよう。まだプラモデルは在庫ありそう。

というわけで、どうやってまわったらいいのか、いろいろシミュレーションしてみた。
昨年のポケモンスタンプラリーに比べ、駅の数は多いが、範囲が狭い。が、1駅乗っては降りて改札出てスタンプ押してまた改札入って電車に乗って、次の駅でまた降りて、の繰り返し。これをあと55回もやるのか。
ポケモンスタンプラリーで何がつらかったといえば、距離が遠いのではなく、山手線のような混雑する路線で降りたり乗ったり、改札出たり入ったりを繰り返すのが一番きつかった。
特に帰宅ラッシュ時間になると、駅構内がすごい人で、その人の群れに押されたりしながら移動する。これがものすごい疲れる。むしろ、遠くても郊外の方が楽。
今回は都心に集中しているので、これを50回以上やることになる。
でもって、休日おでかけパスで1日でまわればお金もかからず、休日なので平日のラッシュ時のような混雑もないので、いいのかもしれないけど、今度はスタンプ設置場所が混みそう。つか、1日でまわれるのか?
残り55駅をたとえば2日でまわることにして、いろいろ考えてみたのだけど、大混雑の駅構内を何度も乗ったり降りたり移動するシミュレーションを考えただけで疲れた。

そして、今回、意外なトラップは、実は尾久駅があることではないかと思う。
これがあるせいで、赤羽と都心を結ぶ3つの路線を乗らなければならず、一筆書きのような効率的なまわり方をするのがむずかしい。
で、裏技として、田端駅から歩くというのがあるな、と思った。上中里駅も近い。

田端→(徒歩)→尾久(中入らず)→(徒歩)→上中里→(京浜東北線)→王子→東十条→赤羽→(埼京線)→十条→板橋→池袋

という具合に進めば、尾久を通る路線に乗らず、京浜東北線と埼京線だけですむ。
電車で尾久駅へ行こうとすると、上野から行くか赤羽から行くかしかないので、この路線に乗ってしまうと時間のロスが大きい。
このほか、蒲田から京急で羽田空港へ行くとか、JR以外を使って近道する方法もいろいろあるので、それを考えるのもけっこう楽しい。9駅達成では、秋葉原→神田→新日本橋も歩いている。

ポケモンのときは全駅達成がブックカバーみたいなものだったので、なくなることはないな、と思ってゆっくり達成したけど、今回はプラモデルなくなっちゃいそうなので、やるなら早くやった方がいいのであります。さて、どうしよう。

2020年1月18日土曜日

「ジョジョ・ラビット」

トロント映画祭の唯一の賞、観客賞を受賞した「ジョジョ・ラビット」が金曜から始まり、早速見に行った。
例の徒歩35分の地にあるユナイテッドシネマ松戸でも上映されているのだが、3.9mの小さいスクリーン。もっと大きいところではやらないのかと思い、調べてみたら、松戸よりさらに小さい3メートル前後のところばかり。それでさらに探したら、TOHOシネマズ日本橋が最大箱で上映するとわかり、そこを予約。ここは好きなスクリーンなのだ。
が、映像自体はそんなに大きなスクリーンでなくてもよいかな、という感じだった。あまり小さいのもいやだが、中程度なら十分という感じ(映像がすごいとかそういうのはない)。
そして、映画だけど、トロント観客賞なのでかなり期待したが、期待しすぎたのか、それほどすごい映画には思えなかった。
Rottentomatoesの評価を見たら、批評家は80%支持ということで、それほど傑作とされているわけではないようだ。むしろ観客の支持が高く、観客賞といい、観客に楽しまれている作品なのだろう。
でも、正直、ナチスドイツ時代を描いているのに緊張感がなく、ユダヤ人少女をかくまっているとか、母親がレジスタンスをしているとか、いろいろ緊張があるべき設定なのに、そういう緊張とかショックとかがない。コメディだから? でも、皮肉とか風刺というほどのものでもない。
とりあえず、海外の批評家の評価は点数だと10点満点中7点台のようで、そこそこの出来という感じで、まあ、私の感覚と合っているのだろうが、なんだろね、この妙に気の抜けた感覚は、と思っていたら、こんな記事があった。

映画と原作小説"Caging Skies"の比較について。
https://www.slashfilm.com/jojo-rabbit-book/

メインタイトルを見たときに原作があることはわかったので、もともと原作がそういう内容なのかな、と思ったのだが、上の記事を読むと、映画と原作はかなり違うようだ。
おおまかなストーリーは同じだが、主人公はヨハネスという名前で、ジョジョのようなニックネームはないし、ヒトラーもまったく出てこない。そして何より、原作は終戦後4年間、ヨハネスはユダヤ人少女に戦争はドイツが勝ったと嘘を言って、彼女を閉じ込めておいたそうだ。
筆者は、脚本・監督のワイティティは原作を半分しか読んでないのではないか、原作をヒントにして自分の作りたい話を作ったのでは、と書いている。そして、自分のいやなものを自分の愛するものに変えたところがユニーク、と言っている。
すくなくとも原作はあんなお気楽なナチスドイツものではないようで、ほっとした。

2020年1月17日金曜日

ガンダムスタンプラリー

始まっていたのは知っていましたが、例によって、開始直後はスタンプ帳が置いてない。
1週間たった昨日、スタンプ帳を見つけ、今回はまわる気はないけどどういう駅が参加しているのか見ようと、もらってきた。

去年のポケモンスタンプラリーに比べ、駅の数は多いが、範囲が狭い。これなら都区内パスでまわれないのは常磐線と羽田モノレールくらい(神奈川県と埼玉県がない)。しかも、歩いてまわれるところがけっこうある。日暮里から新橋なんて、1回休憩入れて歩いて、ついでに新日本橋と新お茶の水も寄れる。
ポケモンのときは南は千葉、大船、西は八王子、北は上尾、蓮田、牛久と、大旅行だった。

そして、全駅達成の賞品もポケモンに比べ豪華。でも、その分早くなくなりそう。
ポケモンは6駅達成でもらえるピカチュウパスケースが意外と豪華で、全駅達成がA4ファイルとしょぼかったが、ガンダムは9駅達成がステッカー、全駅がプラモデル。

そして、スイカなどで買い物するとカードがもらえるとか、指定のグルメを食べると缶バッジがもらえるとか、やはりこちらは大人向けなんだなあと思う。グルメは1日に出る数が少ないので朝行かないとだめなのかな。

何を隠そう、私はガンダムのキャラはシャアしか知らない。あとは、巨大ロボットに乗って戦う話らしい、ということしか。
なんでシャアだけ知っているかというと、「シャア専用」という言葉をあちこちで見るからだ。
上のグルメもシャア専用をうたっているものがいくつもある。
シャア専用のそばには必ずイラストがあるので、絵柄もわかるという唯一のキャラ。
ガンダムは放映当初は人気がなくて、シャアが暗いからいけないと思われ、左遷されたことにして登場させなくしたら、ファンから抗議が殺到してシャアが復帰、その後、人気も上がっていったとのこと。悪役らしいけど、ガンダムを代表するキャラになっているのは間違いなさそう。

ポケモンスタンプラリーは全駅達成の賞品がしょぼかったかわり、関東のあちこちへ遠征してスタンプを押す楽しみが大きく、この方が本来のスタンプラリーなのかなと思った。
ガンダムは達成しようと思えばすぐできそうだし、全駅の賞品も豪華だから、わりとすぐになくなりそう。マニアはとりあえず全駅達成して、あとは買い物とグルメで他の賞品もすべてゲットなのだろう。お金もかかるし、こっちはやっぱり大人向けだなあ。
また、ポケモンは夏休みだったので、平日でも休日お出かけパスが使えたが、今回は土日祝日しか使えない。それで都区内パスでほとんどまわれる設定なのだろうか。
とりあえず、スタンプ帳を常時携帯して、たまたまスタンプのある駅に寄ったらスタンプ押すかな。
ポケモンは「名探偵ピカチュウ」と「ミュウツーの逆襲」を見たからキャラがわかっていて、押す楽しみもあったけど、今回はシャアしか知らないし、人間とメカばっかりだしなあ。

昨日はレネー・ゼルウィガーがアカデミー賞主演女優賞本命とされている「ジュディ 虹の彼方に」の試写に行った。
ジュディ・ガーランドの晩年を描く映画だけれど、BBCやPATHEの製作するヨーロッパ映画なのだった。
映画自体はイマイチな出来で、「虹の彼方に」をちゃんと歌うシーンを見せてほしかった。
ジュディが少女時代、異常なダイエットや薬の投与をされていて、それが原因でアルコールや薬の依存症になってしまったというが、「オズの魔法使」の頃は魔女役の女優がメイクの薬で肌がひどい状態になったとかで、昔の映画製作は今なら問題になるようなことが平気で行われていたというのがわかる。

2020年1月11日土曜日

「フォードvsフェラーリ」IMAX

金曜は「フォードvsフェラーリ」を見に、ユナイテッドシネマ松戸へ。
例によって行きは35分歩き、帰りはバス、という予定だったが、水曜の夜に突然、足の甲が痛くなった。
元日に夢の島のプールへ行ったとき、新木場駅で足をくじいたのだけど、それは2日くらいで痛みがなくなり、ああ、よかった、と思っていたら、え、なんで、という感じで、くじいた足の甲が痛くなった。今回は別にくじいてもいないのに。でも調べてみたら、やはり元日のくじいたのが遠因のようで、足をくじくと痛くなる場所とのこと。靭帯損傷なので、治るのを待つしかない。
で、ユナイテッドシネマ松戸。予約したときはまだ痛くなる前。
「フォードvsフェラーリ」は通常上映はどこも小さいスクリーンなので、交通費がほとんどかからない松戸ならIMAXで見てもお得。だからここにしたのだけど、この痛い足で歩くのか?
でも、バスでもバス停まで徒歩10分、それからバスに10分乗り、降りてから徒歩10分。
経験からして、こういうのは最後の徒歩10分がきつくなる。むしろ、35分、というか、痛いので45分くらいかかるかもしれないけど、歩き続けたほうが楽。
ということで歩きました。途中、いつもはないトラップ(工事中)があったりしたけれど、40分で着けた。



予想してたけど、ガラガラでした。
IMAXレーザーなので映像はきれい、音響は迫力、ですが、小さいスクリーンではやっぱりいやだけど、かといってIMAXだからすごい迫力ってわけでもなかったなあ、と。
「ラッシュ/プライドと友情」が好きだったので、期待したのだけれど、まあこんなものか、という出来栄えでした。
そもそもフォードがフェラーリに勝つなんてどこが面白いんだ、フェラーリ買収に失敗したからルマンで勝とうとするとかさもしい、とか感じてはいたのですが、さすがに大企業フォードがフェラーリに挑戦では話にならないと思ったのか、主人公2人がフォードの上の方の人に苦労させられる話、になっています。
フォード社長はレースの最中にヘリに乗ってどこかへ行っちゃうのに対し、フェラーリ社長は自社の車がすべてリタイアしても最後までレースを見続け、主人公に帽子をとってリスペクトを示す。
というわけで、フェラーリに挑戦というよりは、フォードのお偉方との戦いになっているのだけど、調べたら史実を変えてまでしてこの対立を強調しようとしてるみたいで、見ている間のもやもやの正体がわかったような気がしました。
本当に対立を描くんだったら、あの結末はないというか、結末は史実どおりなのだけど、あれだとお偉方との対立は何だったの?という感じ。主人公たちとお偉方って、それほど対立してたわけではないのでは?とか。
この映画は4DXのスクリーンXで見るのが一番迫力があるそうだけど、ドラマ部分に目をつぶってレースシーンを楽しむならそうだろうと思います。

シネコンが入っているショッピングモールは金曜からバーゲンが始まっていましたが、シネコンもガラガラだけどモールもガラガラ。やっていけるのだろうか。
ロフトでカレンダーが3割引きになっていたので、まるちゃんカレンダーの卓上を買いました。壁掛けは去年買ったけれど、卓上は今年はいいかと思いましたが、3割引きで最後の1つだったので買ってしまった。
帰りは無理しないでバスにしましたが、ユナイテッドシネマ松戸で映画を見ると、ショッピングモールを出た瞬間に完全に日常になってしまうので、それが惜しくてモールの中でぐずぐずしてしまいます。電車に乗っていくシネコンだと、最寄駅に着くまでは日常ではない、どこかに出かけている感覚なのだけれど。

2020年1月2日木曜日

元日の葛西臨海公園

2年ぶりに元日に葛西臨海公園へ。

水族館などの施設はすべて休業なのだが、凧揚げをする人などけっこう人が多い。しかも外国人が多数で、さすが、東京で一番インド人の住む西葛西、の近く。

駅前の噴水に虹が。

今回は野鳥がたくさん見られた。




ディズニーランドのシンデレラ城が見えない。左の何かにおおわれているところかな。正月早々シンデレラ城が見られないなんて。

野鳥観察エリア。

水に映る観覧車。真ん中より少し左の上の方にアオサギがいる。

これはアオサギの子供かな?


富士山と鳥の群れ。

夕日が沈む。白い部分のふちがもしかして緑の光線か?


観覧車の足元に富士山。駅のホームから。


2年前と3年前(6年前だった)の元日は葛西臨海公園を散策したあと、夢の島のプールで泳いだ。
夢の島のプールはコース貸切が多く、一般が泳ぎにくくなっていて、元日だけが唯一貸切が満杯でないのだけど、昨年は元日も満杯だったので行くのをやめたのだった。
今年はかろうじて満杯ではないようだったのと、2月から10月までオリンピックのために夢の島体育館が利用できなくなるので、出かけた。
で、これまでのコースは葛西臨海公園を散策したあと、駅のそばのマクドナルドで軽食を食べてから夢の島へ行ったのだけど、なんと、マックがなくなっていた!
とりあえず、夢の島の最寄駅、新木場へ出かけ、駅から外に出たとたん、段差に気づかず、足をくじいた。しかし、痛みはすぐに引いたので、前からよく行っていた松屋で軽く食事して夢の島体育館へ。
この新木場あたりは清掃工場や倉庫が多く、場末っぽい雰囲気なのだけど、オリンピックをやるからだろう、夢の島公園までの部分を緑道公園にする工事が行われていた。夢の島の中も以前より街灯が増えて木が少なくなっている感じで、前は体育館までの道が少し怖かったけれど、今は全然怖くない。その分、何か失われたものがあるような感じもした。

夢の島体育館の入口。

入口を入ったところ。

プールは貸切満杯ではないとはいっても、かなりの部分が貸切で、でも、一般の客が少ないのでゆったりと泳げた。7時なったら団体さんが一斉に帰ったので、1コース以外全部一般用に。
ひねった足は全然痛くなかったので目一杯泳ぎ、そのあとも普通に歩いて電車に乗り、30分以上座っていて、最寄駅で降りたらいきなり足にずきんとする痛みが来た。
そのあとはもうまともに歩けない感じで、足を引きずりながら帰宅。
どうも大晦日からずっと厄日が続いているようだ。

2020年1月1日水曜日

A Happy New Year!


年賀状はこの絵柄で作りましたが、これは新たに作ったもの。場所は日本橋高島屋のポケモンセンター入口。

昨年2019年のハイライトは
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」ディレクターズカットに4回通う。
「ボヘミアン・ラプソディ」前年から通算34回。ドルビーシネマやスクリーンXも経験。
「翔んで埼玉」と「名探偵ピカチュウ」の同時リピート。前者は計27回、後者は計22回。
夏にポケモンスタンプラリー全43駅達成。
「ROMA」と「女王陛下のお気に入り」もリピートしてしまう(どちらも2回)。
10年ぶりにアイスホッケーの試合を見た。

逆ハイライト
「サタンタンゴ」は輸入DVDに逃げた。
「君の名は。」を一度も見なかった(円盤さえ)。(2016~18年で計34回見た映画。)