前回の続きです。
インターネットで佐川急便の配達の実態がよくわかりました。
以下が、今回、トラブルになった荷物の出荷状況です。
アルファベットは頭文字ではありません。
出荷日
2015年12月21日
↓集荷 12/22 14:02 A営業所
↓輸送中 12/23 08:18 B中継センター
↓保管中 12/23 14:55 C営業所
↓輸送中 12/23 21:00 D中継センター
↓輸送中 12/24 01:37 B中継センター
↓配達中 12/24 09:24 E営業所 (届けに行かなかった。)
↓持戻り 12/24 21:56 E営業所
↓配達中 12/25 08:22 E営業所
↓ご不在 12/25 20:35 E営業所 (届けには行ったが、不在連絡票を入れない。)
↓持戻り 12/25 21:48 E営業所
↓配達中 12/26 08:16 E営業所 (届けに行かなかった。)
↓持戻り 12/26 20:52 E営業所
↓配達中 12/27 09:35 E営業所 (届けに行かなかった。)
↓持戻り 12/27 23:15 E営業所
↓ご不在 12/28 19:35 E営業所 (届けに行ったが、不在連絡票を入れない。)
↓持戻り 12/28 20:54 E営業所
↓配達中 12/29 08:36 E営業所
↓ご不在 12/29 19:12 E営業所(届けに行き、25日と28日分の不在連絡票を入れる。)
⇒持戻り 12/29 20:10 E営業所
これを見ると、なぜ佐川の荷物が届かないのかが一目瞭然です。
出荷日の21日は夜と思われるので、この日は省いてもいいでしょう。
が、22日から24日まで、4つの営業所をたらいまわしにしています。
この荷物は24日までに届かなければ意味がないものですが、送り主は「至急」とか、「何月何日必着」とか書いていませんでした。もしも書いていたら、このたらいまわしはなかったかもしれません。
また、24日に届けに行かないということもなかったかもしれず、不在連絡票を入れないということもなかったかもしれません。
佐川では、この荷物は急ぎではないと判断したり、この受取人は不在がちだと判断したりした場合、配達はあとまわしにするそうです。そうでないと仕事がまわらない会社だからです。
実際、27日は午前9時から午後11時まで配達していたことが上の表からわかります。にもかかわらず、うちには来なかったのです。
今回の荷物は、私もどうしても必要なものではなかったということもあり、佐川はやめて、とか、「必着」と書いて、とか言わなかったのですが、この実態を知って、佐川急便は断固拒否すべきと思いました。
ネットには、佐川急便トラブルについての質問や怒りの文章がたくさんありますが、上のような実態を知れば、今後は佐川には気をつけようと、送る方も送られる方も考えるようになるでしょう。
佐川急便の問題は、非常に安い値段で荷物を引き受け、そのかわり受取人や配達人は苦労するというところにあるので、結局、得をしているのは激安の値段で荷物を送る企業だということは忘れてはならないと思います。前にも書いたように、異常に安いものはどこかで誰かが必ず泣いているのです(佐川の場合は受取人と配達人が泣いている)。
ちなみに、過疎地の友人の地域は佐川は非常によいそうで、地域によっては佐川がよいところもあるようです。
追記
そういや、一時、佐川がわりとよかった時期があったのを思い出しました。
それは4年間住んだアパートでのことで、理由は、その地域の担当者(わりと高齢の方)が大家さんと懇意にしていたので、うちへの荷物は最優先で持ってきてくれたんです。
あとはもう、佐川っていうと、頭に来る思い出しかないんですが、どうも佐川は人によるみたいで、優秀な担当者がやめたとたん、その地域の佐川がまったく使い物にならなくなったりするらしいです。
なので、今は佐川がいい地域もご用心。