2026年5月31日日曜日

ダービーと、なかなか来ない本と、「オニオン・フィールド」の追記

 ダービー、ロブチェンの単勝複勝と、バステールの複勝が当たりました。皐月賞ではこの2頭でワイドも買っていたのだけど、今回は買わず。残念。

ホープフルで勝って謎馬と言われていたロブチェン、これで皐月賞、ダービーと2冠。父が菊花賞を制しているそうで、3冠あるかも。もうこれでロブチェンの強さを疑う人はいまい。バステールも、最後、一瞬、勝ったかと思った瞬間があった。

しかし、後楽園ウィンズで馬券買ってはずれたことまだない。まあ、ハズレ馬券も買ってはいますが、必ず何か当たってる。何かのついでに行くので前もってカードに記入していき、買うだけだから、確実な馬を買っているせいかもしれない。ウィンズは競馬場と違ってグルメはないし、馬券売り場と小さいモニターがあるだけで、カップルやファミリーを見てなごむこともないので、馬券買ったらさっさと別の目的地に行くのです。


県立図書館に「重力ピエロ」を予約しているのだけど、1週間前に予約したときは返却回送中となっていて、予約は私が1番だったのですぐに来るかと思ったら、まだ返却回送中になっている。もしかして、どこか遠くの図書館に貸し出していて、戻ってくるのに時間がかかるのかもしれない。まあ、映画見てるから内容はわかっているので、急ぐことはないけれど。

「オニオン・フィールド」、その後、考えたことがあるので、追記します。

「オニオン・フィールド」&後楽園から駿河台下へ

 「オニオン・フィールド」を映画館で見られるときが来るとは! 長生きはするものだ。

1980年代、一番好きな俳優がジェームズ・ウッズで、彼の出世作「オニオン・フィールド」はしかし、日本未公開でビデオは出ていたが、レンタル店では見たことがなく、一生見られないと思っていた。

駿河台下の三省堂の近くにある新しい映画館シネマリスでもらったチラシ。隣にレーシング・プログラムがあるのは、後楽園ウィンズで翌日のダービーの馬券を買ったから。


後楽園ウィンズと東京ドーム。ウィンズは土曜なのですいていたが、ドームの周辺は大混雑。





後楽園から水道橋、神保町、駿河台下、御茶ノ水あたりはかつては私の庭だったが、郊外に引っ越してからはほとんど行かなくなった。通りにはすっかり変わってしまった店と変わらない店が並んでいて、不思議な感じがした。買取します、という貼り紙をした古本屋も何軒かあり、ブックオフに売るより何かのついでにこっちで売る方がいいのだろうかと思った。

シネマリスの場所を確かめ、まだ時間があったので付近を歩いていたら公園があった。水飲み場もあり、喉をうるおして、近くのベンチで緑を眺めながらまったり。ここは明大の裏で、あまり歩いたことのない場所だった。


シネマリスのあるビルの入口と、下へ降りる螺旋階段。中に入ると、狭いところに人が何人もいて、写真を撮れる状況ではなかった。



「オニオン・フィールド」は意外な結末があるわけではないので、ネタバレ全開で行きます。

主人公はジョン・サヴェッジ演じる警官カール。新しい相棒イアン(テッド・ダンソン)と組むことになる。イアンはスコットランド系でバグパイプを吹き、医学生から警官になった人物。

もう一人の主役、ジェームズ・ウッズ演じるグレッグは狂気を感じさせるチンピラで、黒人の仲間と強盗をしている。グレッグと仲間のジミーが強盗に行こうとしたとき、カールとイアンに職務質問され、逆に2人を誘拐して玉ねぎ畑に連れていく。最初は殺すつもりはなかったのだが、グレッグはリンドバーグの子どもが誘拐されて殺されたことでできたリンドバーグ法で、誘拐はすべて死刑と思い込み、警官2人を殺すことにしてしまう。

イアンが殺され、カールは逃げ出し、グレッグとジミーは逮捕され、死刑判決が出るが、2人は再審を請求し、カールは脅されて犯人に銃を渡したことで責められる。

映画の前半は2人の警官と2人のチンピラの物語が交互に語られ、この2つの物語が交錯し事件が起こる。後半はこの事件のあとの物語で、リンドバーグ法は営利誘拐でなおかつ危害を加えた場合に死刑になるので、そうでなければ死刑ではなかったと知ったグレッグが法律を勉強し、司法に対して反撃していく。そのため裁判は長引き、事件の責任を感じたカールはしだいに心を病んでいく。

カールとイアンとグレッグは白人で、カールは名前の感じからしてドイツ系か? イアンははっきりスコットランド系、そしてグレッグはイギリス系のような感じだ。イアンは幼いころにピアノを習っていて、父は医者だったので裕福な家庭に見える。グレッグも裁判で登場する両親はかなりまともで、息子がどうしてこんなチンピラになったのかはわからないが、母親の病気のせいでヤングケアラーだったことが影響していそうだ。

ジミーは黒人と白人のミックスで、その他、黒人の人物が複数登場するが、カールが逃げたときに助けた黒人が、「白人同士の争い」と言っているなど、人種を意識した面がある作品だ。

1963年に起こった実話を元警官のジョゼフ・ウォンボーが本にし、ウォンボー自身が脚色している。なので、犯人に銃を渡した件について、現場のベテラン警官がカールを擁護する発言をするシーンなど、警察の世界がリアル。

ジェームズ・ウッズは「追憶」や「ホロコースト」のような、ちょっと気の弱い善良な青年の役が多かったが、この「オニオン・フィールド」の狂気の演技でゴールデングローブ賞ノミネートされ、ここからスター街道になり、「サルバドル」のアカデミー賞ノミネートにまで至るが、映画の後半、法律を勉強して知的になっていくあたりの演技も前半とは対照的で彼らしさが出ている。後半はむしろ、ジョン・サヴェッジの苦悩の演技の方が中心ではあるが。

ラストは、転職したカールは落ち着いた生活を取り戻し、イアンの母はバグパイプを吹く少年と出会って救いを見出す、という具合に一応のハッピーエンドになっているが、長引く裁判でずっと証人にならなければならないカールの苦悩を描く後半はちょっと見ていてつらいものがある。新宿シネマートでの特集上映もあまりお客さん入ってないように見えたが、こういう映画の公開はなかなかむずかしいと思ったし、それを公開してくれたことには感謝しかない。

映画のあとは、すぐ近くの建て替えられた三省堂へ。


学生時代からお世話になった三省堂だけど、新しい書店は4階までで狭く、落ち着いて本を見られる雰囲気ではなかった。3階はコミック、4階はジャンプショップっていうのも時代だね。



路地をはさんだ向かいの画材屋は昔通りで、御茶ノ水駅の前の丸善も昔通りだったが、御茶ノ水駅のあたりがものすごく変わっていて、驚いた。バーガーキングで久々にワッパージュニアを食べたが、思ったより大きくて、新鮮な野菜がゴロゴロ入っているのもよかった。それに、なんといっても、ドリンクにストローがついてくるのがね。マック以外ではストローが当たり前のようについてくるのがうれしい今日この頃。ドリンクもマックのドリンクはコーヒー以外薄いが、バーガーキングの600円のセットで飲んだオレンジジュースはMサイズで薄くなかったのも感激。

2026年5月26日火曜日

「重力ピエロ」

 オークスでのジュウリョクピエロと今村聖奈騎手の歴史に名を刻む偉業のせいで、伊坂幸太郎の「重力ピエロ」が爆売れらしい。ネットでは品切れ、書店でも売れ行きよくて、版元の新潮社は2万部の増刷を決定、来月には書店に並ぶようだ。どんな帯をつけるのかなあ? それとも帯なし?

文庫とはいえ、2万部の増刷っていうのはかなりの数。競馬ファンの数からいったらこのくらい増刷してもいいのかもしれないけど、図書館の在庫状況見たら、すべて貸出中で予約も入っている自治体もあれば、貸出可能な本が何冊もある自治体もある。うちの地元は1冊しかないので予約が6人くらい入っていたので、わりとすぐに借りられそうな県立図書館の方に予約した。

「重力ピエロ」は映画化もされている。原作は読んでなかったが、映画は試写で見せてもらった。2009年の4月。その感想が、2代目「さーべる倶楽部」に書いてあったので、ご紹介。ちなみに、現在のブログは4代目です。

月曜日の試写室 : さーべる倶楽部2

もうだいぶ忘れていて、原作の紹介文をちらっと読んで思い出したのだが、ブログ記事を見ると、私好みの映画だったようだ。原作だけでなく、映画の方も見られてほしい(アマゾンなどの配信で見られるよう)。

古いブログはもうログインのIDもパスワードも忘れてしまい、そのまま放置の状態です。

追記 1日たったら図書館、ほとんど貸出中になってた。地元なんか予約6件から41件に。こんなに予約あったら借りられるの1年後では? 単行本1冊しか残してなかったからだけど、最近はあまり読まれてない本だったのだろうか。文庫増刷されたら2冊くらいは買ってもらえそう。

2026年5月25日月曜日

2026年5月24日歴史が動いた日

 5月24日の日曜日は中山競馬場へ。府中の東京競馬場で行われるオークスの日。


中山ではレースがないので、人は少ない。この前の天皇賞のときに比べてもかなり少なかった。ツツジがきれいなのはここだけ。



ジュウリョクピエロとスターアニスをがんばれ馬券で買い、穴ねらいでスマートプリエールを複勝で買おうと思っていたが、日曜、目覚めたら正午をまわっていた(その前2日ほどひどい寝不足だった)。今から行くとメインレースくらいしか見れないなあ、と思いつつ、この3頭の名前の入った馬券は欲しかったので、出かけた。

馬券を買ったことのあるエンヤラヴフェイスとサザンエルフが出る京都10レースには間に合った。エンヤラヴフェイス、4着。惜しい(馬券は買ってません)。

新潟の千直などのレースのあと、いよいよ東京11レース、オークス。ターフビジョンの前に人が集まってくるけど、天皇賞に比べるとちょっと寂しい。無料の指定席もかなりすいていた。



4コーナーをまわったところで、馬券を買った3頭はどれも後方。こりゃだめか、と思い、ぼんやり眺めていたら、突然、近くの人が「いけるぞ!」と叫び、その直後、ジュウリョクビエロがゴール。その瞬間、大拍手。え、ジュウリョクピエロ、勝ったの? と思いつつ、ちょっとぼけっとしてたのでリプレイを見て勝ったことを確かめ、ようやく拍手の輪に入れた。


今年はキング姐さんがオーストラリアのダービーを女性騎手初制覇、ケンタッキーダービーでは女性調教師初制覇だったので、オークスも日本人女性騎手G1初制覇あるかも、と期待はしていたのだが、まさかほんとうに勝つとは。しかも、後ろの方から馬群をかきわけて、ルメール(2着)、レーン(3着)の馬(ドリームコアとラフターラインズ)をかわして優勝! 文句なしの神騎乗、と話題に。

G1の中でもレベルの高いクラシックであるオークスに女性騎手、今村聖奈が初騎乗、と話題になっていたけれど、ふだん女性優遇のハンディもらっているからハンディもらえないG1ではだめだろうとか、馬群を割って勝つことができないからだめだとか、最後に差される、とか言われていたけれど、ちゃんと馬群を割って出てきて最後にルメール差して優勝だもんね。しかもルメールは完璧な騎乗をしていたそうな。

JRAの女性騎手G1制覇は今世紀はじめにロケット騎手が障害でG1を勝ち、平地では去年、キング姐さんがコスタノヴァでフェブラリー・ステークスを勝ったのだけど、それから1年あまりで日本人女性騎手が勝つとは思わなかった。重賞を勝った女性騎手のリストを見ると、キング姐さんの名前がずらりと並んでいて、彼女が来日したことの影響の大きさを感じる。

今村騎手がメインスタンドの方へ戻ってくる映像がずっと流れ、その間にも中山では何度も拍手が起こった。中山でこれだから府中の盛り上がりはすごかっただろう。





ターフビジョンではリプレイが流れる。勝った瞬間、隣のルメールがびっくりしたように横を見てるね。レーンのラフターラインズと津村のリアライズルミナス(4着)が気になっていて、ジュウリョクピエロは予想外だったのかも。


家を出るときはジュウリョクピエロ、単勝は7倍くらいだったのに、なんと、10倍以上になっていて、100円が1090円になりました(パドック見て消した人が多かったらしい)。ターフビジョンとはいえ、競馬場で他のファンと一緒に歴史的瞬間を見られて、馬券的にもこれまでで一番割がよかったです。

2026年5月22日金曜日

ジャン・レノの「らくだ」(追記あり)

 ジャン・レノが自身について語る自作自演のソロ・パフォーマンス「らくだ」の公演に行ってきた。

池袋の東京芸術劇場。雨なので地下通路から行きましたが、外からの写真が撮りたかったので外へ。




1階はこんな感じ。




地下のシアターへ。



日本酒の会社が後援していて、入るとウェルカムドリンクで日本酒がふるまわれます。飲めない人は炭酸水。日本酒はとてもおいしかった。


公演が終わって出るときに日本酒が配られる、というのはXで知っていたけれど、試供品のミニチュアボトルだろうと思っていたら、しっかり300ml入りのボトルだった。リュックに入れてだいじに持って帰りました。


実はこの公演、なんとなく知ってはいたのだけど、初日の直前のニュースを見てなにげにチケットの状況を見たら、もう東京公演は完売、地方のツアーの大ホールが少し残っている感じだった。地方でも比較的近いところもあるので行こうかと思ったのだけれど、この種の演劇は小ホールでないと効果が薄いのでは、という気がして見送り。が、その後、初日のあとにまたアクセスしてみたら、東京公演にキャンセルが出ていて、最初に見つけたのは前方中央の席だったが、チケットぴあの会員登録しているうちになくなり、次に見つけたのがほとんど最後方だけど中央に近い席。ここでいいかって感じで申し込んでしまった。

しかし、行ってみたら、このシアター、後方は前の人たちの頭で舞台の両端が見えない。前の2席の間に後ろの席があるので、中央は見えるのだが、ジャン・レノが右や左の端に行くとまったく見えない。特に私の前の2人が座高がものすごく高い人たちで、舞台の天井まで頭で見えないくらい。幸い、片方の隣がいない端の席だったので、そっちに体を寄せてなんとか端の方を見ていた(もう片方もやや隣に寄ってやっと見える感じ)。

これまで演劇はすべて前の方の席で見ていたので、舞台に見えない部分があるなんてことはなかったのだが、演劇をやる小劇場は後方はみんなこんな感じなのだろうか。オペラやバレエをやる大ホールの方が遠くても全体がちゃんと見える席が多いと思う(NHKホールの1階の一番後ろとか、東京文化会館の4階とかで見たがちゃんと見えた)。

そんなわけで、舞台の一部が常に見えない状態なので、その点は欲求不満だった。座席はすべてS席で、同じ料金。多少とも安ければしかたないと思えるのだが、普通の演劇をここで見るのは考えものだと思った。

劇はジャン・レノが自分の人生を振り返りながら語ったり歌ったりするという形式で、ジャン・レノのファンであればそれだけで十分うれしいのだが、ファンではない人から見たら自分語りがえんえんと続くだけなので、満足できないかもしれないと思った。演劇として優れている感じではない。もしも演劇として優れていたら、ジャン・レノ以外の俳優がこの芝居でレノを演じても面白い作品になるはずだが、それはないだろう。逆に言うと、これはレノが演じていなければ価値がない、という意味で、ある種、一期一会的な、今見ておかないと永遠に見られないかもしれない作品ではある。

日本が世界初演というのは、日本にはレノのファンが多いからチケットは確実に売れるというのがあるだろう。日本でレノの芝居が見られるなんてこれが最初で最後かもしれないのだから。フランスなら、レノは何度も舞台に出ているわけで。内容も、日本とのかかわりを入れていて、もしも他の国で上演するならその辺はその国に合わせて変えるだろう。日本ではもう地方もチケットほとんど完売で、大成功といっていいけれど(お客さんも最後は手拍子とスタンディングオベーションで、リピーターも少なくない感じがした)、母国フランスへ持って行ったらけっこうきびしい評価されちゃうかもしれないという気もする。

レノが若い頃に出たテレビドラマのシーンが映し出されたりと、ファンにはたまらない芝居だが、レノについて何か新しいことがわかったかというと、それはちょっとない感じ。

私はといえば、今から40年近く前、日劇プラザでロードショーされた「グレート・ブルー」(「ブラン・ブルー」英語版)が大好きで、特にレノの演じたエンゾに魅せられたから、レノの芝居や歌を見られただけで満足だけれども、でも、なにかすごいものを見た、みたいな感じがないのは寂しい。そういえば、「グレート・ブルー」のレノの声は野太い声だったのに、その後、フランス語映画で聞いたレノの声はとても繊細で、英語版「グレート・ブルー」の彼は吹替だったのだと思ったが(他にもそう言っている人がいた)、この芝居でもその繊細な声は健在だった。「グレート・ブルー」、輸入盤レーザーディスクを買ったのだけど、機械がだめになったのでディスクも処分してしまった。

久々の池袋だからあちこち見ようと思っていたけれど、雨だし人が多いしで、結局、上野へ行って西洋美術館常設展へ。休館中の東京文化会館の前から撮影。雨はやんでいた。


先月行ったときとほとんど展示がかわっていなかったので、初めて見た絵はこれだけ。


金曜の夜間開館の時間帯だったが、この前と同じく人は少なめ。モネの部屋。



でも、ガイド付きのツアーのグループがこれから来そうだったので、早めに退散。

追記 ジャン・レノの「らくだ」、シアター内は撮影禁止だったので、上演前や上演後の舞台なども撮ることができなかった。映画のエンドロールのようなものが最後に流れ、そのあと、レノのフランス語の直筆メッセージが出るが、大昔に習っただけですっかり忘れてるフランス語なのに、なぜか、これは全部理解できた。まあ、英語に似た単語が多かったのですが。耳で聞いていても、セリフの中に知っている単語が時々出てきてはいたけどね。最後に舞台の前に行って装置を見たけれど、左手に置かれたバケツの中にフランス語で「グラン・ブルー」と書かれた小冊子(脚本にしては薄いのでなんだろう)が逆さに突っ込まれていた。なお、芝居の中ではレノは「グラン・ブルー」のことを英語題名の「ビッグ・ブルー」と言っていたね。「ビッグ・ブルー」は私が最初に見た英語版「グレート・ブルー」の原題。もともと英語映画として企画されたのだろう。配給は20世紀フォックスだった。日劇プラザでは全然ヒットしなっくて2週間で打ち切りだったらしいが、リアタイで書いた映画評があるのだけど、発掘して再掲しようかな。当時出していたコピー誌に書いたものです。

さらに追記
そうそう、輸入盤の「グレート・ブルー」はアメリカ公開バージョンで、日劇プラザで公開された国際版より2分短く、音楽が変えられ、ラストも変えられてたんだった。それで、映画館で見たのと違うと思って、1回しか見なかったと思う。
その後、168分の完全版が公開されたけれど、変な日本人のエピソードがあって全体に長くなって間延びしてそうで、日劇プラザで見た国際版のイメージが損なわれると思ったので見に行かなかった。フランスで最初に公開された132分のなら見たかったが、それも見に行かなかったなあ。ブルーレイだと完全版とフランス公開版のセットはあるが、フランス公開版だけのはないようだ。まあ、マニアは長い方がいいだろうからね。
というわけで、日劇プラザで見た「グレート・ブルー」はもう二度と見れないのだな。私の心の中の唯一の「グレート・ブルー」だ。