2026年6月7日日曜日

水元公園の菖蒲祭り

 谷津バラ園がシニア400円に値上がり、その上、本土寺の花ショウブとアジサイが有料になるのが例年より早く、気がついたら入場料500円払わないと見れなくなっていた。

そんなわけで、ただ今、絶賛開催中の水元公園の菖蒲祭りと、白山神社のあじさい祭りは無料なのでぜひ行かねば、と思ったけど、昨日の土曜日以外は天気が悪い。土曜日じゃ混むだろう。特に白山神社は狭いの平日でも混むから土日は身動きとれないに違いない。

しかし、水元公園は広い。あれだけ広いとちょっとやそっとの人出ではたいして混まないはず。しかも、菖蒲祭りの土日はプロの歌手のステージがあるのだけど、昨日は午後はカラオケのど自慢大会らしい。

ということで、出かけてきました。

金町の駅に着いたら水元公園行きのバスがすごい行列。それを横目に見て縛られ地蔵のお寺をめざして歩きます。



このお寺のすぐ先が水元公園。アジサイも花ショウブも見ごろだった。



ショウブ田の中で衣装を着た4人の若い女性が枯れた花を摘んでいます。観光客の求めに応じて写真撮影もしていたので、プロの人たちなのかな。



カラオケ大会。


近くの水辺で軽い昼食。カワウがすぐそばまで来た。


水面に映る花ショウブ。





ショウブ田はいくつもあるので、あちこち歩いて見ていたら、地元の高校の吹奏楽部の演奏会が始まっていた。寅さんの格好をした男子生徒が歌う「男はつらいよ」のテーマ。葛飾区ですので。


盛り上がるエンディング。この高校の吹奏楽部は有名らしく、都の大会で金賞受賞したこともあるとか。3人のとてもうまい生徒がかわるがわるソロを吹いたりしていた。吹奏楽部は金管楽器だけかと思ったら、フルートや打楽器、ベースやエレキギターも参加している。



夕暮れ。ショウブ田はまだほとんど咲いていないところもあるので、しばらくは楽しめそう。蓮もこれから。



帰りに水元図書館で図書カードの更新をしたが、他の自治体の更新に比べて手続きがひと手間余計にあって、時間もかかった。週刊文春の最新号を読んで帰る。

別の図書館に予約中の「重力ピエロ」だけれど、予約から2週間たってもまだ返却回送中。これなら蔵書が何冊もある図書館で予約した方が速かったなあ。葛飾区図書館はたくさんあるというか、2週間前に検索したときはまだ貸出可能な本が何冊かあったけれど、カードの更新をしていなかったので予約できなかったのだ。

2026年6月5日金曜日

「シラート」

 砂漠にスピーカーを置いて大勢の人が踊るレイヴ・パーティに出かけたまま行方不明の娘を探し、父と幼い息子がレイヴ・パーティの会場へ行く、ということ以外、あまりよくわからなかった映画「シラート」。ペドロ・アルモドバルが製作で、カンヌで受賞していて、アカデミー賞にもノミネート。山田洋次監督推薦。それ以外何もわからんけど、何もわからん状態で見るべきというので、行ってみた。



いやもう、後半は、「恐怖の報酬」のような怖い映画になる(これって、ネタバレになる?)。

シラートというのは、天国と地獄の間にある細い、危険な橋だということが最初に示されるが、まさにそういう世界。

最後はちょっと禅の悟りかな?

ネタバレして語りたいような映画ではないので、これ以上のネタバレはしない。

娘を探すという最初の目的は途中でどうでもよくなるが、ちょっと疑問に思ったのは、父親はなぜ幼い息子と犬を連れていったのかということ。厳しい砂漠の自然の中、かなり危険な旅になるのに、なぜ、父親1人で行かなかったのか? 母親がいないにしても、誰かに息子と犬を預けて1人で出かけた方がいいだろうに。まるで、この世のすべてを捨てて娘を探す旅に出たみたいだ。

砂漠と、そして切り立った険しい岩山の映像もすごいのだが、一番すごいのは音響。これは音響のいい映画館で見るべき。音響のいいMOVIXがメインになってるのは正解。

軍隊に追われ、そしてたどり着いた先には、というところ、そして、片手や片足を失った人たちがいることから、戦争の影が見え隠れするが、同時に、何か神話的な暗喩があるのだろうという気がする。そこを論じるとなると、ネタバレが必須になるのだが、まだそこには考えが至っていないので、このくらいにしておきます。見て損のない映画、怖いけど。

シネコンは来週公開の「マイケル」推し。



映画のあと、ショッピングセンターの中のヨーカドーで、7000円近くする靴が値引きと割引で4000円弱で買えた。郊外に引っ越してから靴はもっぱらヨーカドーだったけれど、最近、衣料品や靴を扱わなくなった店舗が多い中で、ここはまだ扱っているので助かる。

2026年5月31日日曜日

ダービーと、なかなか来ない本と、「オニオン・フィールド」の追記

 ダービー、ロブチェンの単勝複勝と、バステールの複勝が当たりました。皐月賞ではこの2頭でワイドも買っていたのだけど、今回は買わず。残念。

ホープフルで勝って謎馬と言われていたロブチェン、これで皐月賞、ダービーと2冠。父が菊花賞を制しているそうで、3冠あるかも。もうこれでロブチェンの強さを疑う人はいまい。バステールも、最後、一瞬、勝ったかと思った瞬間があった。

しかし、後楽園ウィンズで馬券買ってはずれたことまだない。まあ、ハズレ馬券も買ってはいますが、必ず何か当たってる。何かのついでに行くので前もってカードに記入していき、買うだけだから、確実な馬を買っているせいかもしれない。ウィンズは競馬場と違ってグルメはないし、馬券売り場と小さいモニターがあるだけで、カップルやファミリーを見てなごむこともないので、馬券買ったらさっさと別の目的地に行くのです。


県立図書館に「重力ピエロ」を予約しているのだけど、1週間前に予約したときは返却回送中となっていて、予約は私が1番だったのですぐに来るかと思ったら、まだ返却回送中になっている。もしかして、どこか遠くの図書館に貸し出していて、戻ってくるのに時間がかかるのかもしれない。まあ、映画見てるから内容はわかっているので、急ぐことはないけれど。

「オニオン・フィールド」、その後、考えたことがあるので、追記します。

「オニオン・フィールド」&後楽園から駿河台下へ

 「オニオン・フィールド」を映画館で見られるときが来るとは! 長生きはするものだ。

1980年代、一番好きな俳優がジェームズ・ウッズで、彼の出世作「オニオン・フィールド」はしかし、日本未公開でビデオは出ていたが、レンタル店では見たことがなく、一生見られないと思っていた。

駿河台下の三省堂の近くにある新しい映画館シネマリスでもらったチラシ。隣にレーシング・プログラムがあるのは、後楽園ウィンズで翌日のダービーの馬券を買ったから。


後楽園ウィンズと東京ドーム。ウィンズは土曜なのですいていたが、ドームの周辺は大混雑。





後楽園から水道橋、神保町、駿河台下、御茶ノ水あたりはかつては私の庭だったが、郊外に引っ越してからはほとんど行かなくなった。通りにはすっかり変わってしまった店と変わらない店が並んでいて、不思議な感じがした。買取します、という貼り紙をした古本屋も何軒かあり、ブックオフに売るより何かのついでにこっちで売る方がいいのだろうかと思った。

シネマリスの場所を確かめ、まだ時間があったので付近を歩いていたら公園があった。水飲み場もあり、喉をうるおして、近くのベンチで緑を眺めながらまったり。ここは明大の裏で、あまり歩いたことのない場所だった。


シネマリスのあるビルの入口と、下へ降りる螺旋階段。中に入ると、狭いところに人が何人もいて、写真を撮れる状況ではなかった。



「オニオン・フィールド」は意外な結末があるわけではないので、ネタバレ全開で行きます。

主人公はジョン・サヴェッジ演じる警官カール。新しい相棒イアン(テッド・ダンソン)と組むことになる。イアンはスコットランド系でバグパイプを吹き、医学生から警官になった人物。

もう一人の主役、ジェームズ・ウッズ演じるグレッグは狂気を感じさせるチンピラで、黒人の仲間と強盗をしている。グレッグと仲間のジミーが強盗に行こうとしたとき、カールとイアンに職務質問され、逆に2人を誘拐して玉ねぎ畑に連れていく。最初は殺すつもりはなかったのだが、グレッグはリンドバーグの子どもが誘拐されて殺されたことでできたリンドバーグ法で、誘拐はすべて死刑と思い込み、警官2人を殺すことにしてしまう。

イアンが殺され、カールは逃げ出し、グレッグとジミーは逮捕され、死刑判決が出るが、2人は再審を請求し、カールは脅されて犯人に銃を渡したことで責められる。

映画の前半は2人の警官と2人のチンピラの物語が交互に語られ、この2つの物語が交錯し事件が起こる。後半はこの事件のあとの物語で、リンドバーグ法は営利誘拐でなおかつ危害を加えた場合に死刑になるので、そうでなければ死刑ではなかったと知ったグレッグが法律を勉強し、司法に対して反撃していく。そのため裁判は長引き、事件の責任を感じたカールはしだいに心を病んでいく。

カールとイアンとグレッグは白人で、カールは名前の感じからしてドイツ系か? イアンははっきりスコットランド系、そしてグレッグはイギリス系のような感じだ。イアンは幼いころにピアノを習っていて、父は医者だったので裕福な家庭に見える。グレッグも裁判で登場する両親はかなりまともで、息子がどうしてこんなチンピラになったのかはわからないが、母親の病気のせいでヤングケアラーだったことが影響していそうだ。

ジミーは黒人と白人のミックスで、その他、黒人の人物が複数登場するが、カールが逃げたときに助けた黒人が、「白人同士の争い」と言っているなど、人種を意識した面がある作品だ。

1963年に起こった実話を元警官のジョゼフ・ウォンボーが本にし、ウォンボー自身が脚色している。なので、犯人に銃を渡した件について、現場のベテラン警官がカールを擁護する発言をするシーンなど、警察の世界がリアル。

ジェームズ・ウッズは「追憶」や「ホロコースト」のような、ちょっと気の弱い善良な青年の役が多かったが、この「オニオン・フィールド」の狂気の演技でゴールデングローブ賞ノミネートされ、ここからスター街道になり、「サルバドル」のアカデミー賞ノミネートにまで至るが、映画の後半、法律を勉強して知的になっていくあたりの演技も前半とは対照的で彼らしさが出ている。後半はむしろ、ジョン・サヴェッジの苦悩の演技の方が中心ではあるが。

ラストは、転職したカールは落ち着いた生活を取り戻し、イアンの母はバグパイプを吹く少年と出会って救いを見出す、という具合に一応のハッピーエンドになっているが、長引く裁判でずっと証人にならなければならないカールの苦悩を描く後半はちょっと見ていてつらいものがある。新宿シネマートでの特集上映もあまりお客さん入ってないように見えたが、こういう映画の公開はなかなかむずかしいと思ったし、それを公開してくれたことには感謝しかない。

映画のあとは、すぐ近くの建て替えられた三省堂へ。


学生時代からお世話になった三省堂だけど、新しい書店は4階までで狭く、落ち着いて本を見られる雰囲気ではなかった。3階はコミック、4階はジャンプショップっていうのも時代だね。



路地をはさんだ向かいの画材屋は昔通りで、御茶ノ水駅の前の丸善も昔通りだったが、御茶ノ水駅のあたりがものすごく変わっていて、驚いた。バーガーキングで久々にワッパージュニアを食べたが、思ったより大きくて、新鮮な野菜がゴロゴロ入っているのもよかった。それに、なんといっても、ドリンクにストローがついてくるのがね。マック以外ではストローが当たり前のようについてくるのがうれしい今日この頃。ドリンクもマックのドリンクはコーヒー以外薄いが、バーガーキングの600円のセットで飲んだオレンジジュースはMサイズで薄くなかったのも感激。

2026年5月26日火曜日

「重力ピエロ」

 オークスでのジュウリョクピエロと今村聖奈騎手の歴史に名を刻む偉業のせいで、伊坂幸太郎の「重力ピエロ」が爆売れらしい。ネットでは品切れ、書店でも売れ行きよくて、版元の新潮社は2万部の増刷を決定、来月には書店に並ぶようだ。どんな帯をつけるのかなあ? それとも帯なし?

文庫とはいえ、2万部の増刷っていうのはかなりの数。競馬ファンの数からいったらこのくらい増刷してもいいのかもしれないけど、図書館の在庫状況見たら、すべて貸出中で予約も入っている自治体もあれば、貸出可能な本が何冊もある自治体もある。うちの地元は1冊しかないので予約が6人くらい入っていたので、わりとすぐに借りられそうな県立図書館の方に予約した。

「重力ピエロ」は映画化もされている。原作は読んでなかったが、映画は試写で見せてもらった。2009年の4月。その感想が、2代目「さーべる倶楽部」に書いてあったので、ご紹介。ちなみに、現在のブログは4代目です。

月曜日の試写室 : さーべる倶楽部2

もうだいぶ忘れていて、原作の紹介文をちらっと読んで思い出したのだが、ブログ記事を見ると、私好みの映画だったようだ。原作だけでなく、映画の方も見られてほしい(アマゾンなどの配信で見られるよう)。

古いブログはもうログインのIDもパスワードも忘れてしまい、そのまま放置の状態です。

追記 1日たったら図書館、ほとんど貸出中になってた。地元なんか予約6件から41件に。こんなに予約あったら借りられるの1年後では? 単行本1冊しか残してなかったからだけど、最近はあまり読まれてない本だったのだろうか。文庫増刷されたら2冊くらいは買ってもらえそう。