2026年7月31日金曜日

勢いで有楽町へ行って正解

 映画館へ2回見に行って2回ともあたおか客のせいで集中できなかった「新凱旋門物語」。もうあの映画館はだめだからよそへ、と思って上映館を見てみたら、30日で終了のところが多く、終了しないところも時間が悪くなったり、小さなスクリーンに移ったりしてしまう。メイン館のヒューマントラストシネマ有楽町は31日から小さいスクリーンへ。その前に行くか、って感じで、勢いで30日を予約。

この映画館は前に一度行ったことがあり、そのときは3本をハシゴした。前が通路の一番人気の列の中央で、そのときの見え方の印象とかはよく覚えていない。29日の深夜には30日はこの一番人気の列はそこそこ埋まっていたのと、まわりに人がいない方がいいと思い、やや前方の端の方の席を予約。行ってみたらとても見やすい席で、まわりは人がいなくて快適、と思いきや、その人気の列のあたりの人?が予告編上映中にものすごい大きな音をたてている。予告編の最中に食事をしているのか、ものすごい騒音で、まわりの人も驚いていたくらい。でもまあ、本編開始ぎりぎりくらいには食べ終えたのか、その後はまあ、静かに。シネコンと違い、この種の映画館は飲食物持ち込みOKなんだけど、できるだけ音が出ない飲食物を買ってくるのが基本だと思うのだが。(なんか、あたおかな客を呼んでしまう映画なんだね、これ。)

というわけで、またまたあたおか客に遭遇か、と思われたが、その後は静かに。

映画が始まって驚いたのは、映像も音響も前に見た映画館のときより遥かによくなっていたこと。特に音響はけた違いのよさ。この映画、実はこんなにすごい音響だったのか、前の映画館で見たのはなんだったのか、と思うほどだった。

とにかく音質がいいので、せりふもクリアだし、バックのピアノ演奏がはっきり聞き取れたりとか、音のひとつひとつがすばらしくて、なんだかもう、そっちに感動してしまった。

有楽町のイトシアの中の映画館だが、新しいので設備がいいのだろう。

お客さんもわかってる人が多いのか、クライマックスでスプレッケルセンがミッテランに辞職の理由を語るシーンでは、観客が固唾を飲んで見ているのが肌でわかった。これが、前の映画館ではなかった。(でも、エンドクレジットで帰っていく客がけっこういたけど。)

ラストの雨の音と鳥の鳴き声もすばらしく、最後まで没頭して見ることができた。勢いで予約してよかった。

前の映画館にあたおか客がいなかったら、それで満足してここに来ることはなかっただろう。あたおか客に2回も遭遇したけど、その結果、このすばらしい音響を聞けたのだから、終わりよければすべてよし。

サイン入りポスター。


映画が終わったら、有楽町はすごい雷で、太い稲妻が至近距離に落ちていくが見えた。国際フォーラムを通って京葉線のホームへ行き、いつもとは違う経路で帰った。

映画の前に気になっていたミッドタウン八重洲に入ってみたけど、飲食店が少し入っている程度で、あまり面白そうではなかった。ミッドタウン、六本木にできたときは広くていろいろあってよかったんだけど、ほかはたいしたことなさそうだ。


「新凱旋門物語」記事一覧

さーべる倶楽部: 「新凱旋門物語」これは好きな映画(ネタバレ大有り)

さーべる倶楽部: 「新凱旋門物語」@映画館&原作との比較(ネタバレあり)

さーべる倶楽部: 同じ映画で2連続あたおか客に遭遇

2026年7月29日水曜日

同じ映画で2連続あたおか客に遭遇

 先週土曜日に「新凱旋門物語」を見に行ったら、近くの客が上映中ずっとがさごそ音をたてていて気が散ってしまったので、今日、また同じ映画館に見に行ったら、また同じようなあたおか客に遭遇。いったいどうなってんの?

映画館の迷惑客というと、本編上映の前に注意の映像が出るけど、そこに出てくるような迷惑客ではない。ほんと、あたおかな、普通じゃない迷惑客。

この手のあたおか客って、長い映画鑑賞歴の中で4回しか遭遇したことがない。

一度目はもう30年くらい前になるか、某配給会社の試写室で「花様年華」を見ていたとき、近くの若い女が上映中ずっと「つまらない、つまらない」とぶつぶつ言い続けていたのだ。配給会社の試写室の試写というのは業務用で、来るのはマスコミ関係者。一般人は来ない(モグリで来る人はいるが)。だからその女もマスコミ関係者だと思うのだが、ずっと「つまらない、つまらない」を言い続けていた。ついに、隣の男性が怒って「つまらないなら帰ればいいじゃないですか」ときびしい声で言ったら黙ったが、映画が終わったら逃げるように帰っていった。最後までいたということは仕事で見なければいけなかったのだろうが、いびきをかいて寝てしまう人はいても、ああいう人はほかにいなかった。

次は数年前、シネコンで、エンドロールが始まったらえんえんと隣の人に話しかけている老女がいて、隣の連れは静かにさせようとしているのだが聞かない、ということがあった。エンドロールの前もちょっと変だったのだが、それでもエンドロールまでは我慢してたのだろう、その老女は。連れの女性が映画を見たくて、でも、老女を家に置いていけないので連れてきたのかもしれない。たぶん、認知症とかになっている老女だと思う。

そして3度目が先週の土曜日、上映が始まった直後にバタバタと走って席につき、その後ずっとガサゴソと音を立て続けていた。同じ列の少し離れたところだったので、終始落ち着かない様子なのがよくわかった。映画が終わり、明るくなる前に逃げるように走って出ていったので、姿をはっきりとは見えなかったが、女性だったと思う。

で、今回、4度目になるわけだが、予告編の時は静かだったのに本編上映が始まるやいなや、小声でぶつぶつ独り言を言い続ける声が聞こえる。斜め後ろのやや離れたところのようで、何を言っているのかは聞き取れない。そして、このあたおかな客も声が明らかに女だった。

つまり、この手のあたおかな客は100%女。

この女、ずっとぶつぶつ独り言を言い続けていたのだが、映画が半分くらいすぎた頃、いきなり足で床をパンパンたたき、そして、音をたてて出ていったので、後半は静かに見られた。それでも1時間くらい、ずっと、ぶつぶつ独り言を言っていたんだからすごい。つか、「花様年華」のときのあたおかな女も1時間以上ずっと独り言言ってたんだけど、1時間もの間独り言を言い続けるって、普通じゃない。

それにしてもお客さんあまり入ってないらしい「新凱旋門物語」、2回続けてめったに遭遇しないタイプのあたおかな客(これまで4回しか遭遇してないのにそのうち2回ですからね)、どう見てもこの映画が見たくて来たとは思えない客が来ているって、どういうことなのだろう。ただ券でも配ってるのか?と思ってしまった。

それにしても今日のあたおか客は何を言っているのかまったく聞き取れなかったが、そのあたおか客の前方の列にいた人が座席を移動したので、相当ひどかったのだろう。


「新凱旋門物語」はスプレッケルセンが建設中のグランダルシュを見に行ったところからラストまでが大好きなので、今回はそこを集中して見られたので一応、満足。スプレッケルセンがベンチで倒れる前に鳩が飛ぶのに気づいた。鳩や鳥は人間の魂を表すので、スプレッケルセンの死を予言している。そして、黒い犬が彼の手に鼻面を突っ込んで、何かを口にふくんだようにしてグランダルシュの向こうへ消えていく。そのあと、アンドリューとシュビロンが雨の中、スプレッケルセンの墓を訪ねるラストシーンが特に好きだ。

この映画、スタッフ、キャストの名はエンドクレジットに小さい文字で出るだけで、メインタイトルのような大きい文字では出ない。タイトルや説明の字幕もグランダルシュの建築を思わせるスタイルで描かれている。

スプレッケルセンがアンドリューが設計したシャルル・ドゴール空港を訪ねるシーン、アンドリューの設計が円や曲線であるのに対し、スプレッケルセンのグランダルシュは直線で、これが2人の違いを象徴的に表している。

駅でポケモン・スタンプラリーをやっていた。



スタンプ帳をもらってスタンプ1個押したが、スタンプ6個で景品と全駅制覇のスタンプ帳をもらうにはラインで友達登録しなければならず、その上、大井町まで行かないとだめだとわかって、スタンプ集めはやめにした。1人で何冊もスタンプ帳押している人が多数いるから、それ防止のためなんだろうか。

2019年にポケモン・スタンプラリーで全駅制覇したときからすでに7年もたっていて、知らないポケモンばかりになっているのもなあ。ニャースが好きだったのに。

映画館に関する追記

2026年7月27日月曜日

読み始めたばかりの本

 リドリー・スコット監督で映画化された小説です。


映画と同じタイトルで文庫版が今月発売されてますが、こっちは上下に分かれていて、まだ出たばかりだから入っている図書館は少ない上、入っていても上下いっぺんに借りれればいいけど、実際は予約することになり、そうなると、上巻からまわしてもらう順番予約は可能だけど、時間がかかって大変だと思う。

しかし、最初に出たこの単行本はあちこちの図書館でまだ十分貸出可能(邦題が違うので気づかれていないのだろう)。貸出中でも予約はゼロのところが多い感じだった。上下に分かれてないので、借りるならこっちが絶対便利。

ということで、読みたい人へのおすすめ、みたいな文章だけど、中身はまだ読み始めたばかりで、評価は保留。この小説、アマゾンを見ると、単行本の星の評価は高いがレビューはゼロ。一方、出たばかりの文庫は評価が低く、レビューがあり、そのレビューを読むと、まだ読み始めたばかりだけどけっこう納得しちゃうところがある。まだ出たばかりだから読んでいる人が少なく、これから絶賛評とか出てくるのだろうけどね。

このほか、岩波新書で「レ・ミゼラブル」についての本とアルベール・カミュについての本を読んだ。前者は「レ・ミゼラブル」の翻訳者で仏文学者による解説、後者は「ペスト」の翻訳者で仏文学者による作家の解説。で、「レ・ミゼラブル」の方がすごく面白かったが、カミュの方が退屈だった。もともと中学時代に家にあったカミュの本(「異邦人」「ペスト」「転落」「誤解」を収録した本)を読んで大ファンになったので、カミュのことはわりとよく知ってたから、知ってることばかりでおもろくなかった、てのもあるが、「レ・ミゼラブル」のような突っ込んだ論になってない、表面だけさわったような、そしてカミュの文学の魅力がまったく感じられない本で、とても残念だった。

また、同じ岩波新書で「ダルタニャンの生涯」というのがあると知り、市立図書館に予約したら、なぜか本が見つからないらしく(紛失?)、準備中でずっとそのままにされている。市内の県立図書館は貸出中で予約も入ってるので無理。が、都内の図書カード持ってる複数の区の図書館は在庫ありなので(しかも1つの区に2冊以上ある)、近く都内に行くからそのどこかで借りようと思う。

県立図書館で「重力ピエロ」を予約したら1か月以上「回送中」にされてまったく進展がなかったので予約取り消ししてしまったけど、うちの近隣の図書館大丈夫か?と思ったのでした。

2026年7月25日土曜日

「新凱旋門物語」@映画館&原作との比較(ネタバレあり)

 「新凱旋門物語」についてはすでに書いていますが、

さーべる倶楽部: 「新凱旋門物語」これは好きな映画(ネタバレ大有り)

オンライン試写で2回見たのだけれど、画面がものすごく小さくて細かいところがかなりわかりづらかった。その後、原作も読んだことだし、映画館できちんと見ようということで、出かけた。


しかし、映画が始まった直後にドタバタと入ってきた客がいて、その客が上映中もがさごそと音を立て続けていたので、なんだか落ち着いて見られなかった。この映画館でこういう客は珍しい。


映画はやはり原作を読んでいた方が細かいところがわかりやすい。また、クライマックスが実際とは違うということがわかった。

というわけで、またまたネタバレありです。

2026年7月22日水曜日

3度目のチェスター・ビーティ展

 アイルランドから来ているチェスター・ビーティ・コレクション展は7月20日まで。その前日、19日は日曜だけど国立博物館は夜間開館なので、夕方から行くことにした。

その前にまたまたお茶の水のバーガーキングでワッパージュニアセットを食べる。うちからだと御茶ノ水駅は秋葉原駅より運賃が90円高いので、秋葉原から歩いた。引っ越す前はしょっちゅう歩いていたところだからなつかしさでいっぱいで、炎天下でも歩くのはつらくない。なくなったと思っていたホコテンをやっていた。

そのあと上野まで歩く。途中、不忍池でお祭りをやっていた。蓮は午前中に来ないと開いていない。





東京国立博物館。庭に蓮が咲いているというので、まず庭へ行く。






平成館。先週から始まった空海展は企画展料金で高いが、別室の氷河時代の石器展は常設展料金で見られる。



これが目玉の石器らしいのですが。。。


こんなふうに石器がたくさん展示されている。先月、仙台で氷河時代の森の遺跡を見たけど、石器はどうもよくわからない。


本館1階を少しまわる。前回とは違う新しい展示もあった。初期の写真や魚類の絵、そして蓮にちなんだ展示。蓮の展示室は写真撮影不可のものが多かったが、これはOK。







2階の2室で開かれているチェスター・ビーティ・コレクション。翌日までなのにそんなに混んでなかった。入口に黒電話がある。









長恨歌下巻。上巻を一度しか見られなかったのが残念無念。






なんとなく岩の上にサルがいるな、と思ったのでズームで撮ってみた。すごく細かい絵なので、細部はよく見えないところもある。


前回来たときもそうだったのだが、閉館30分前から急に混みだす。


アイルランドから外に出すことはあまりないそうなので、もう二度と見られないだろう。名残惜しい。


三日月(左)と明るい星(真ん中少し下)が出ていた。屋根にかかる白丸はライト。



25日からシャンシャンのいた東園パンダ舎を通れるというので、年間パスポートを買って入ろう。東園パンダ舎は来月取り壊されるそうだ。