2026年11月3日火曜日

雨の日の葛西臨海公園と水族園

 昨日はめずらしく早寝早起きで睡眠時間も十分。午後から雨みたいだけれど、今から行けば葛西臨海公園と水族園を十分見てまわれる。

水族園の混雑予想を見ると、午前中は団体が多く入っていてかなりの混雑。月曜日だから動物園などは休園なので、それで月曜は開園の水族園が子どもの遠足で混むのだろう、と思ったが、あとからわかったのだけど、実は上野動物園はこの日は開園していて、雨なのですいていたとか。

子どもの団体はだいたい午前中に入場して、午後はだんだんすいてくるのが普通なので、午前11時くらいに着いてまず葛西臨海公園をまわり、午後1時くらいに水族園に入れば大丈夫だろうと思った。

葛西臨海公園駅を出て水族園の入口の前を通る。2028年開園の新しい水族園を建設中で、現在の水族園は右方向にある。実はこの日、行こうと思ったのは、水族園のHPを見たら、新しい水族園への移行の準備がすでに始まっていて、展示もどんどん変わっているようだったから。今月中には入口も変わり、今ある外の売店などはなくなるらしい。


水族園の前をすぎて海岸に出て橋を渡ると、左と右に海岸線が延びている。これまでは左側しか行ったことがなかったが、今回は右の方へ行ってみることに。こっち側は来る人もほとんどいないけれど、確かに何も見るものはない。




今度は反対側へ向かう。観覧車、水族園、そしてディズニーランドが見える。


この先の通行止めの先にコサギがいた。


反対側を見る。


野鳥はあまりいなかったけれど、空を野鳥の大群が次々と飛んでいくのが見えた。

橋を渡って、野鳥観察エリアへ。途中に新しい水族園の建設現場が。騒音があるし、工事車両も出入りしていて、落ち着かない雰囲気。



野鳥は一応いたけど、曇っているので写真はきれいに撮れず。


そろそろ午後1時で、小雨も降ってきたので、水族園へ。が、午後からも幼稚園児と思われる団体が次々と入って行く。幼稚園児にまぎれて中に入ると、フロアは子どもだらけ。背が低いから展示は見れるが、子どもでいっぱいなのでこれは先にお昼を食べようと、ショートカットしてペンギンの方へ。本降りの雨の中、傘をさしながらペンギンを見たあと、建物に戻り、レストランへ向かうその途中に一番のお気に入りの水槽があるのだけど、なんと、カリフォルニアの海の魚が日本の魚に入れ替わっていた。



あとで調べたら、今年の2月には入れ替わっていたらしい。世界の海を中心に魚が外国のものから日本のものに次々と入れ替わっているようだ。

外のテラス席が雨で使えないのでレストランも大混雑。実はこれを食べるのが一番の目的だったマグロのカツカレー。値段は上がってないけどマグロが小さくなったなあ。


午後2時くらいまで撮った写真を見たりしながらすごし、展示に戻ると、幼稚園児の団体は帰ったあとで、だいぶすいていた。マグロの大水槽。マグロも数がだいぶ少なくなっている。このあと餌やりの時間になった。


世界の海の展示。





ペンギンのそばにある水辺の生物の展示。ウメボシイソギンチャク。




魚がいた。


水槽を上から見下ろせる場所がある。



クラゲ。



4時をすぎたので外へ。新しい水族園ができるとこの風景がなくなるのが寂しい。




駅のホームから見た観覧車。この前、夜に来たときは観覧車のライトが消えてしまっているところがたくさんあったが、今は全部きれいについている。


展示はどんどん変わり、縮小されていくようだけど、マグロのカツカレーとあの風景のために、また来よう。

実は先月、上野動物園にまた行ったのだった。トラの双子の1頭が別の動物園に移動することになり、双子が一緒に見られるのは10月最後の日曜までだったので、午前中なら一緒のところが見られるかとお昼前に着くように出発したのだけど、時すでに遅く、トラの展示場はトラの入替でからっぽだった。午後になってまた行ってみたけど、双子とは別のトラが1つの展示場に1頭ずついるだけだった。双子はその後、2頭別々の展示になっていて、来週あたり1頭が移動するはず。

昨日はホッキョクグマのオスが大阪の動物園へ移動。前日の日曜日は大混雑で、最後は入れ替え制になったとか。ホッキョクグマはこの前行ったときに見られた。

ホッキョクグマとアザラシのいるところをサル山にするから、ホッキョクグマは全部移動、と書いているXがあった(このXの信憑性はまったく不明)。確かにサル山が更地になったところを見ると狭い。アザラシの親子3頭は新しい水族園へ移動、もあるかも。ただ、このXではパンダのもりをトラ舎にするとか小獣館をハシビロコウ舎にするとか書いていて、この辺は眉唾な感じ。上野動物園がパンダを完全にあきらめることはないと思うのだが。小獣館は狭いのでなんとかしてほしい。

2026年11月1日日曜日

「NAZA ナザ」&「もしもの愛」

イオンシネマの一部で上映中の「NAZA ナザ」と「もしもの愛」をハシゴ。
久々に、本当に久々に市川妙典のイオンシネマへ行ったが、1階が完全に変わっていたので驚いた。途中、アーケードの中のバーガーキングにいたら、「トリック・オア・トリート」と言ってソフトクリームをもらう女子高生が2人と母親に連れられた女の子がいた。ハロウィンなので、18歳以下の子どもがもらえるのだ。バーガーキングのソフトクリームはおいしそうだった。


「NAZA ナザ」は「ノー・アザー・ランド」のイスラエル側の監督2人が描く、イスラエルによるガザの民間人虐殺のドキュメンタリー。製作総指揮が「関心領域」の監督というのもなかなかに興味深い。夜のテルアビブ、ビルの暗い屋上で、イスラエル人監督たちがハマスによる襲撃後にイスラエル軍が行った民間人を巻き込む軍事作戦について、それに加わった兵士や情報部員から話を聞く。ハマスの構成員と思われる人物の自宅を爆撃して、家族も一緒に殺してしまう。家族しかいなかったり、人違いだったりもするが、民間人の犠牲は織り込み済で、ハマスに対する怒りから、当時の兵士たちはそうしたことに疑問を抱かなかった。
映画の後半、証言者の1人が、ナチスと自分たちはどこが違うのか、と言う。
高いビルが立ち並ぶテルアビブの夜景を見せたあと、最後に、映画はスマホで撮ったようなガザの瓦礫の山を映し出す。非常にショッキングな対比。
都心のミニシアターではイオンシネマより1週間早く上映されていたが、世間の関心は高く、郊外のイオンシネマでもけっこうお客さんが入っていた。大変見ごたえのある映画だった。


「もしもの愛」はイ・チャンドンのネットフリックス映画。韓国で起きたリストラをめぐる労働者のストライキが警察を使って弾圧された実話をヒントにしているとか。(以下、多少のネタバレがあります。)
労働者をテーマにしたドキュメンタリー映画を撮る監督がリストラされた男とその妻を取材する。監督の夫は裕福な実業家で、貧しい庶民の一家(幼い息子がいる)と裕福な夫婦の対比があるが、両家は親しくなる。リストラされた男はなんとか再就職するが、ストライキをめぐる過去のトラウマがあり、精神的に不安定で、過去を語りたがらない。その彼の過去がしだいにわかってくるのがこの映画の肝。
もしもの愛、というのは、リストラされた男の妻がスティーヴ・ジョブスにあこがれていて、監督の夫がジョブズのようなので淡い恋心のようなものを抱き、監督の夫も彼女に惹かれるように見える。その一方で、クライマックス、監督にストライキにまつわるつらい過去を激白した夫を見て、妻が怒りをあらわにするシーンには、自分には話してくれなかったことを監督には話したということへの嫉妬かもしれない。
靴ひもを結ぶシーンと水をまくシーンが2回ずつ出てくるが、その意味が最初と2回目で違っていて、2回目の方が未来への希望を感じさせる。監督夫婦と家族は訣別したように見えるが、監督のメールに妻は満月の写真を送ろうとしている。和解への希望がそこにある。
リストラされた男は会社の後輩たちを弟と呼んでいた。監督は自分より1歳年上の妻を姉さんと呼ぶ。親しい相手は兄弟姉妹ということなのか。リストラされた男はかわいがっていた後輩たちに裏切られるが、彼の妻と監督はそういう間柄にはならずにすみそうだ。
このリストラされた男の激白は、私にも多少経験のあることなので、彼の絶望感や怒りはよくわかる。それでも、最後は希望を感じさせるが、それは家族の絆や友人との信頼のようだ。
最初に、「人のものを欲しがるな」という、おそらく聖書ではないかと思う言葉が出てくる。監督夫婦の別荘にあった笛がその象徴のような気がする。監督の夫の事業の成功が実は、という予想もできる結末。
(画像はいずれも公式サイトから)

2026年10月27日火曜日

スーパー激戦区で撤退する店

 今住んでいる団地の周辺はスーパー激戦区と言われている。

もともと引越した時に、駅前にCGC系列のスーパーと巨大な西友があり、少し歩けばビッグエーと業務スーパー、団地の中にはアコレがあって、そこからさらに歩けばマルエツ、そして、両隣の駅にはヨーカドーがあるという立地。100均も充実していて、引越直後に必要なものがすべてそろった。

特に駅前のCGC系列のスーパー、トップは、2階に100円ショップがあって、団地の下見に行った日、自宅最寄り駅で傘を置き忘れ、すぐに戻ったが傘はなく、忘れ物にも届けられていなかった。まだ新しい傘で、猫の模様で気に入っていたので大ショックだったが、団地の最寄り駅の、そのスーパーの2階にあった100円ショップで傘が買えた。そのときの店員さんの感じがとてもよくて、ここに住みたいと思った理由の1つになった。

その後、100円ショップはなくなったが、下のスーパーは健在で、何度もお世話になった。野菜と肉類が新鮮でものがよかった。

実は、同じCGC系列のスーパーが、それまで住んでいた文京区の白山にもあって、そこは三徳という名前だったが、値段が高いスーパーだった。


オープン、と書いてありますが、実は2017年に改装新オープンしたらしい。店内の写真を見ると、私が行っていたときとはかなり違った印象。

この白山の三徳の隣に生協があった。どっちも高いので、文京区時代は台東区の方で買い物していたものだった。が、この団地の最寄り駅のトップは、同じCGC系なのに、安かった。

というわけで、いろいろ利用させていただいたお気に入りのスーパーだったのですが、最近、駅の反対側にクリエイトおっかさんやOKができ、お客さんが減ったのか、夜11時閉店が9時閉店になり、そして、ついに、完全閉店が決まったようです。


1970年代から営業していたらしいので、半世紀の歴史に幕、ということだけど、この店、お惣菜やお弁当がおいしくて、野菜や肉が質がよくて、しかも安売りもしてたのでよく利用したけど、考えてみたら、安いものや値引きのものばかり買っていたなあ。だから閉店なんだよ、と思うとつらい。

このスーパーのある駅の東口はマックとミスドが撤退、マックは数年後に別の場所に戻ったが今度は日高屋が撤退、そして、マックのあったところにできた食堂も数年で撤退と、飲食店が軒並み撤退している。繁盛してるのはサイゼリヤくらいか。でも、そのサイゼリヤも、入店に並ぶほどは混んでない。両隣の駅は飲食店がたくさんあるのに、この現状。

2026年10月21日水曜日

西洋美術館:劇場をめぐるイメージ

 予定通り、4時半に西洋美術館に。閉館5時半なのでジャスト1時間の鑑賞。

ターナー展は土曜日からなので、20日は企画展はなく常設展のみ。おかげですいていてよかった。なお、金曜は休館です。


ル・コルビュジエ設計の本館。常設展は展示が入れ替わっていて、初めて見る絵やお久しぶりの絵があったので、素通りできず。



西洋美術館は松方コレクションをはじめとする個人のコレクションの寄贈が多い。この中世の写本やエマーユ、ジュエリーも個人の寄贈。




新館へ抜ける通路。


初めて見る絵。三銃士みたいだな、と思ったら、チェスをする銃士たちの絵だった。




じっくり見ていたかったけど、時間がない。このあとのモネや印象派の絵も完全に素通りして「劇場をめぐるイメージ」展へ。



シェイクスピアやゲーテの劇の版画やドガの踊り子、サラ・ベルナールの絵など、以前に開催された小企画展や常設展で見た絵がかなりあった。今回初めて見たものの中からピックアップ。





ムーランルージュと縁の深かったロートレックの絵。


若い踊り子を囲おうとしているパトロンの絵。


ジャポニズム。「蝶々夫人」の衣装も。







ワーグナーやブラームスの作品をモチーフにした版画。ワーグナーの「ローエングリン」。


ブラームス幻想と名付けられた、ブラームスの歌曲に基づく版画。






銃士の絵とか、もう一回見に行こうと思っていたけれど、もう時間がなかった。「劇場をめぐるモチーフ」も作品数はそれほど多くないのだが(見たことのある絵も多かったので)、いろいろ見入ってしまう。人が少なくてじっくり見れたのに、時間がなくて残念。