2026年7月22日水曜日

3度目のチェスター・ビーティ展

 アイルランドから来ているチェスター・ビーティ・コレクション展は7月20日まで。その前日、19日は日曜だけど国立博物館は夜間開館なので、夕方から行くことにした。

その前にまたまたお茶の水のバーガーキングでワッパージュニアセットを食べる。うちからだと御茶ノ水駅は秋葉原駅より運賃が90円高いので、秋葉原から歩いた。引っ越す前はしょっちゅう歩いていたところだからなつかしさでいっぱいで、炎天下でも歩くのはつらくない。なくなったと思っていたホコテンをやっていた。

そのあと上野まで歩く。途中、不忍池でお祭りをやっていた。蓮は午前中に来ないと開いていない。





東京国立博物館。庭に蓮が咲いているというので、まず庭へ行く。






平成館。先週から始まった空海展は企画展料金で高いが、別室の氷河時代の石器展は常設展料金で見られる。



これが目玉の石器らしいのですが。。。


こんなふうに石器がたくさん展示されている。先月、仙台で氷河時代の森の遺跡を見たけど、石器はどうもよくわからない。


本館1階を少しまわる。前回とは違う新しい展示もあった。初期の写真や魚類の絵、そして蓮にちなんだ展示。蓮の展示室は写真撮影不可のものが多かったが、これはOK。







2階の2室で開かれているチェスター・ビーティ・コレクション。翌日までなのにそんなに混んでなかった。入口に黒電話がある。









長恨歌下巻。上巻を一度しか見られなかったのが残念無念。






なんとなく岩の上にサルがいるな、と思ったのでズームで撮ってみた。すごく細かい絵なので、細部はよく見えないところもある。


前回来たときもそうだったのだが、閉館30分前から急に混みだす。


アイルランドから外に出すことはあまりないそうなので、もう二度と見られないだろう。名残惜しい。


三日月(左)と明るい星(真ん中少し下)が出ていた。屋根にかかる白丸はライト。



25日からシャンシャンのいた東園パンダ舎を通れるというので、年間パスポートを買って入ろう。東園パンダ舎は来月取り壊されるそうだ。

2026年7月20日月曜日

「デッドマンズ・ワイヤー」(ネタバレ大有り)

 先週の金曜日、MOVIXへ「デッドマンズ・ワイヤー」を見に。


MOVIXの新しくなった予約システムで初めての発券。が、発券機が4台しかなく、うち1台が使用不可。スマホでQRコードかざす人が多いから発券機はあまりいらないと思ったのかもしれないが、館内はすいているのにここは並んでいてすぐに発券できなかった。当日チケット買う人もいるのにこれでは。


さて、ガス・ヴァン・サントの新作「デッドマンズ・ワイヤー」。1977年に起こった人質事件の映画化で、最近はやりの70年代テイストみたいなのがちりばめられているのだが、どうも感心しない。

「狼たちの午後」、「ネットワーク」、「チャイナ・シンドローム」といった70年代映画へのオマージュとパロディというか、そういうのがいろいろ出てくるんだけど、監督は70年代の映画に対してあまりリスペクトしてないなという感じ。

人質事件は「狼たちの午後」で、アル・パチーノ演じた犯人はゲイだったが、今作の犯人は女っ気がないのでゲイかもしれないが、人質との間に共感や同情が多少生まれるとはいえ、ゲイとわかるようなところはない。また、「狼たちの午後」では途中からFBI捜査官が出てきて映画の雰囲気ががらっと変わるのだけど、今作でも途中からFBI捜査官が中心となる。が、これがFBI心理分析官のパロディみたい。

事件を生放送するテレビで中継が終わり、コマーシャルに切り替わるのは「ネットワーク」と「チャイナ・シンドローム」。ちゃんとしたニュースをやりたいという女性テレビ局員が事件を担当し、中継の最後にカメラに向かって話すのは「チャイナ・シンドローム」のジェーン・フォンダと同じ。一方、FBI捜査官を中心にどうやって犯人を射殺するかを話し合うのは「ネットワーク」でフェイ・ダナウェイらがピーター・フィンチを暗殺する計画を立てているシーンのパロディだろう。

で、以下はネタバレ大有りになるので、さしさわりのない方のみ。

2026年7月15日水曜日

「新凱旋門物語」これは好きな映画(ネタバレ大有り)

 17日公開の「新凱旋門物語」を試写で。


パリに建てられた新凱旋門(フランス語ではグランダルシェ)を設計したデンマーク人の建築家ヨハン・オットー・フォン・スプレッケルセンを主人公にした映画で、原作は一応、小説となっているけれど、こちらはかなりノンフィクションらしい。が、映画は逆に実話をもとにしたフィクションに近く、映画の冒頭、スプレッケルセンの妻の部分はすべて創作だと断っているが、IMDBによると名前も変えているし、妻自身も夫は映画ほど不幸ではなかったし、フランス人の仲間ともうまくやっていた、と述べている。

また、映画ではスプレッケルセンは最初から最後まで無名だったみたいに描かれているが、グランダルシュの設計コンペに優勝する前からデンマークの建築界では知られた人物で、優勝したあとはかなりの有名人になったらしい。最初のデンマーク大使館の人も誰も知らなかったというのはほんとうらしいが、そのあとのエピソードは原作者がこういうシーンがあったらいいなと書いていることなのだ(原作、図書館ではあまり借りられてなくて、すぐ借りられたが、まだ5分の1くらいしか読んでいない)。

グザヴィエ・ドランが演じているミッテランの側近でスプレッケルセンの相談役ジャン・ルイ・シュベロンは建築家ジャン・ルイ・シュベローがモデルだそうで(IMDBによる)、映画と同じく当初からミッテランの計画に参加していたが、名前を変えて建築家ではない感じになっている。

というわけで、見たときはすごく感動したのだけど、いろいろ調べてみるとかなりフィクションだよこの映画となってきた。

ただ、フィクションとしてはとてもよくできているし、原作の訳者あとがきを読むと、映画に描かれた問題は実際にあったようだ。

というわけで、以下、ネタバレ大有りで。

2026年7月12日日曜日

チェスター・ビーティ・コレクション再訪

 5月初めに見た東京国立博物館のチェスター・ビーティ・コレクション。7月20日までなのであと2回は行こうと思いつつ、全然行けなかったので、昨日、11日に行ってきた。

その前に5月の当たり馬券の払い戻しに後楽園ウィンズへ。


そのあと水道橋からお茶の水まで歩き、バーガーキングでワッパージュニアセットを食べる。バーガーキング値上げしたらしいけれど、セットは値上してなかった。が、ワッパージュニアが小さくなってたような気がしたのと、オレンジジュースを選べなくなっていた。

かつてはしょっちゅう来ていた新お茶の水駅。11年前に引越したあと、このあたりはかなり変わってしまった。バーガーキングがある方とは反対側にかつやとマックがあった。

そこから上野まで歩いた。途中、買い物をしようかと思ったのだけれど、アブアブがなくなり、多慶屋が改築で、前ほど買い物しやすくなくなっているので、そのまま上野公園へ。



東博は70歳以上無料。証明書を見せて入ります。



丸屋根の表慶館は展示がないので閉館中。入口の2頭のライオン、片方は口を開いていて、もう片方は口を閉じている。


平成館の空海展は来週から。


本館のチェスター・ビーティ・コレクションへ。



入ってびっくり! 一番の目玉の「長恨歌」が、なんと、展示が入替になっていた。5月初めに行ったときのは実は上巻で、今は下巻が展示中。


楊貴妃の死を悲しむ玄宗は方士にあの世の楊貴妃を探すよう命じ、方士はあちこちをめぐってようやく楊貴妃に出会う。楊貴妃は方士に玄宗への品物を渡し、方士はこの世に戻って玄宗に楊貴妃の玄宗への思いを届ける。









こんな後日談があったのか。上巻は楊貴妃が処刑されるまでで、これは「空海」(妖猫傳)でも描かれた物語だけれど、黒猫が楊貴妃の絵に寄り添う映画のラストシーンを思い出した。

もう一つ、村松と兼家の物語も入れ替えになっていた。こっちはストーリーを知らないので、どういうつながりなのか思い出せなかったが。



他の絵はあまり入れ替えにはなってなかったと思うが、巻物や本は全部を展示できないので、違う部分やページにかえたのはあるかもしれない。


2か月以上たっているので、他の絵については入れ替えになっていても思い出せない。まさか一部入れ替えになるとは思ってなかったので。「長恨歌」も5月に見たのをまた見られると思っていたので想定外であせった。このコレクション、アイルランドから来ているので、終わってしまうともう二度と見られない可能性が高く、閉館ぎりぎりまで見ていた。

本館の2階部分も一応、まわった。4月下旬に来たときは時間がなくて、あまりよく見ないで通り過ぎてしまったので、とりあえず2階部分だけでも、と、じっくり見た。



ここにも楊貴妃と玄宗に関する絵が。





高円宮の根付けコレクション。






東博は日本の歴史的なものがたくさんあるので、外国人が多い。特に白人系の人たちが多く、白人系の人たちは西洋美術館にはあまり来ないのだが、こっちは多い。そんなわけで昼間はかなり混んでいる。土曜は夜も開館なので5時半くらいから見たけど、夜でも本館はけっこう人がいた。これまでの経験だと、東洋館と法隆寺宝物館はわりとすいていると思う。