予告を見て以来、あのモフモフの実写ピカチュウがかわいくてかわいくて、ふだんはおっさんの声なのに、かわいい声で「ピーカピーカ」と鳴くシーンがかわいくて、見るのをものすごく楽しみにしていた「名探偵ピカチュウ」。
初日に行くと決めたものの、子供たちがたくさんいる回は避けたいと思い、夜の字幕を選択。
が、出かけるまでの時間に落ち込むことがあり、せっかく楽しみにしていたのに暗い気持ちで出かけるはめに。
でも、映画館に着くとさすがに気分も晴れて、とりあえずグッズ売り場に直行。
かわいい実写ピカチュウのグッズが何かほしいと思い、ネットで調べたら、クリアファイルとバッグ類がちょっとよさそう。でも、一番好きなかわいい顔はグッズになっていなくて、これなら買わなくても、と思っていたけれど、実際にグッズを見るとほしくなり、クリアファイルとトートバッグを買ってしまった。
クリアファイルは2種類入り。
バッグはけっこうしっかりしていて役に立ちそうだけど、これを持って外を歩く勇気はない。
グッズ持ってレジに並ぶのも少し恥ずかしかった。
ちなみに、お気に入りのピカチュウの顔はこちら。どちらも公式サイトに掲載の写真をトリミングしています。
映画は、ピカチュウが登場するまでが少し退屈だけど、登場してからはとにかくピカチュウがかわいい。何をしてもかわいいピカチュウ。ピカチュウがかわいいだけで十分な映画。
ストーリーはわりとよくある展開で、新しさはなく、画面のあちこちにいろんなポケモンが登場するけれど、私はポケモンはピカチュウとミュウツーしか知らないというか、名前と姿がわかるという程度で、ポケモンの世界の設定も知らない。映画に出てきたナントカの庭っていうのもさっぱいわかりません。でも、公式サイトで少し予習したときに、フシギダネというポケモンが面白いな、と思ったのだけど、このフシギダネがなかなかよい場面に登場していました。
ピカチュウを演じるライアン・レイノルズは顔の表情と声とが非常によく合っていて、かわいいけれどおっさんピカチュウの感じがよく出ていました。
このおっさんピカチュウが(以下、結末部分に関わるネタバレなのでご注意)、ある種の父親的人物というか、ピカチュウの相棒だった刑事の父を失った青年に対して、おっさんピカチュウが父親的な役割を果たしているのが非常に印象的で、でも、これはアメリカ映画によくあるパターンなので、それを踏襲しているのだろうくらいにしか考えなかったのですが、最後にやられました。ああ、そうだったのか。だからおっさんだったのか、と。
よくあるパターン、よくあるストーリー展開で、目新しさはないものの、この結末はやられたというか、ここでもう、この映画が大好きになりましたね。
ラストのピカチュウのかわいらしさがまた格別で(ネタバレ)、おっさんじゃなくなったピカチュウがかわいい声で鳴くのがもう、かわいい!
もともとこの映画は「名探偵ピカチュウ」というゲームが原作で、ゲームではピカチュウがおっさんなのだそうだけど、この映画ではピカチュウがおっさんである理由をちゃんと描いていて、そこが重要なストーリーになっています。
いや、ほんと、あのラストはとっても好き。
実写のピカチュウはまるで猫みたいで、猫好きにはたまらないです。
グッズ、ポケモンセンターへ行けばもっといろいとあるようなので、一度行ってみたい。
というわけで、すっかり気分もよくなり、帰りに寄ったベローチェでサンドイッチを食べたら、もらったスクラッチカードが当たりで次回は100円引き。
うーん、けっこうよい日だったみたいです。