キネマ旬報3月下旬号が届きました。
「SHAME-シェイムー」の映画評を書いております。このブログでは知識不足でしょうもないことを書いてしまいましたが、その後、勉強して、原稿料をいただけるものを書いたつもりでおります。
で、この号なんですが、マーティン・スコセッシの新作の特集があるのですが、その冒頭で、「ヒッチコック、ロバート・ミッチャム(「ケープ・フィアー」91)??????
「ケープ・フィアー」のオリジナル「恐怖の岬」はJ・リー・トンプソン監督でございますです。
うーん、知識不足でしょうもないことを書いてしまうのは、私だけではなかったのか?????
私は「恐怖の岬」はあの淀川長治氏の解説の日曜洋画劇場で見ました。まだ中学生だったかな。中学生にはけっこう怖かったですが、リメイクの「ケープ・フィアー」は、とにかく怖くないのが最大の難点でしたね。デ・ニーロもなんだかなあ。ジュリエット・ルイスはよかったが、彼女、その後、ブレイクしてませんね。
スコセッシといえば、やはり「アリスの恋」、「タクシー・ドライバー」、「レイジング・ブル」。このあたりに尽きるでしょう。香港映画のリメイクで監督賞受賞っていうのもなんだかなあです。で、この人の「シャッター・アイランド」を今年度、某大学でやることにしちゃったんですね。どうなることか。