2018年1月22日月曜日

日劇ラストショウ

マリオンの日劇3館が閉館になるというので、1月下旬からラストショウが始まり、座席の予約も始まりました。
で、私は「君の名は。」と「シン・ゴジラ」と日劇1のラストになる「もののけ姫」を見ようと思っていたのですが、「もののけ姫」はあっという間に完売。
「君の名は。」と「シン・ゴジラ」は十分余裕あり。しかし、上映館は日劇3。やはり日劇1で何か見たい。
なので、映画館で見ていない「アバター」を予約。
キネマ旬報で分析採録をした「アンタッチャブル」も上映するのですが、また見たい映画というほどもでもなく。
あ、今日はエイゼンシュタイン生誕120周年だそうですが、「アンタッチャブル」にはエイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」へのオマージュとなるシーンがあります。
今回の日劇ラストショウで不満なのは、外国映画が非常に少ない。「タイタニック」や「アバター」、「トップガン」といったヒット作は上映されるものの、全体としては日本映画中心、それもゴジラとジブリとドラえもんが多い。
なんだかなあ。
だいたい、マリオンの日劇と昔の日劇って、劇場としては性格がかなり異なるものでしたよ。
だから、今回の日劇ラストショウは、東宝映画の上映会みたいな感じがものすごく強くて、マリオンの日劇のラストショウとしてはどうなのよ、と思うのです。
思えばマリオンの日劇が開館したあと、日比谷地区の有楽座と日比谷映画が閉館することになり、この2館でさよならフェスティバルをやったのですが、このときは古い外国映画の名作を2本立てでいくつも上映し、私も何度も通いました。あれに比べると、今回のラストショウはなんだかなあ。
と、不満いっぱいなんですが、「君の名は。」と「シン・ゴジラ」をまた映画館で見られるのはありがたい。
ほかにもいろいろ名作を上映するので、興味のある方は日劇のHPにアクセスしてみてください。