2026年11月4日水曜日

「マルセル&ムッシュ・パニョル」

 今週末公開のフランスのアニメ映画「マルセル&ムッシュ・パニョル」を試写で。


マルセル・パニョルといえば、60年代初頭のレスリー・キャロン主演「ファニー」や、80年代のフランス映画「プロヴァンス物語」二部作の原作者、というくらいしか知らない。

この映画は劇作家、映画脚本家として成功したパニョルが61歳になり、少年時代の自分に促されて過去を振り返る、という形式。パリで成功したあと、マルセイユ訛りの劇に挑戦、トーキー時代に入った映画界にも入っていく、という20世紀前半の演劇界や映画界が垣間見える。

この監督の映画は「ベルヴィル・ランデブー」を見たことがあるが、それに比べるとうーんという感じ。映像的に面白い部分もあるけれど、パニョルの人生を描くという点で、そんなにドラマチックでもないし、これもうーんという感じかな。

「プロヴァンス物語」二部作はパニョルの少年時代を描く映画で、すごく好きだった(特に「マルセルの夏」)。キャロン主演の「ファニー」も大好きな映画だけど、こういうのとはちょっと違う映画なのだろうね。