礼節
という、妙になつかしい言葉をネットで見たのですが、礼節の英訳がcivilityになっていたんで、ん?と思ってしまいました。
礼節って、英語だとcourtesyだと思ってた私は古いのか?
手っ取り早く英辞郎で調べてみたら、civilityには礼節という訳があるが、courtesyには礼儀しかなかった。
ふうん、でもね、英文学の世界ではね、エドマンド・スペンサーという、エリザベス朝の詩人の書いた超長い叙事詩「妖精の女王」第6巻は「礼節」についての巻で、英語はcourtesyなんですけど。
でも、なんとなくわかるなあ。civilityはアメリカっぽいような気が。文明開化だよね。それに対し、courtesyって、いかにもイギリス。
そんなわけで、久々に「妖精の女王」を思い出したのですが、実は私、この作品は読んでいません。なので、スペンサーの「礼節」についても語る資格なし。すいません。
でも、礼儀とか礼節とか、気にしている人も少なくないようですね。私はっていえば、あんまりそういうのに縁がないような気が。
さてさて、このブログの1日のアクセス数がついに300を突破ですよ。「恋の罪」への1日のアクセスも180を突破です。なんでなのお? しかし、この映画こそ、礼節とは無縁の映画だな。
追記 もうちょっと検索してみたら、civilityよりもcourtesyの方が思いやりがある感じでした。少しほっとした。