2011年11月21日月曜日

運のつき

電気製品で買わねばならないものがいくつかあるので、アキバのヨドバシカメラに行こう、と思い、秋葉原駅に着いたところ、その前に電気街側の電気屋さんでない店をいくつかまわろう、と思い、ブックオフに入ったのが運のつき…。
 DVD中古コーナーで、70年代のテレビ・ミニシリーズ「ホロコースト」のボックスがあるではないか。お値段は3950円と手ごろ。そして、「スター・ウォーズ」4~6プラスアルファのボックスが1950円。しめて5900円。悪くないな、と思い、買ってしまいました。しかし、これだけ全部見たらいったい何時間かかることやら。
 「ホロコースト」は80年代にレンタルビデオで全部見ています。「スター・ウォーズ」4~6ももちろんリアルタイムで見ている。見てないのはボーナスDVDだけ。これは面白そうだが。しかし、見たことのある作品のDVDって、買うと、なかなか見ないのですよ。
 「スター・ウォーズ」は6作品のブルーレイ・ボックスが出たので、DVD3作品のボックスは中古でかなり安くなっているのだと思います。ブックオフにはいくつも在庫がありました。ディスクに傷があるので数百円値引き、というものも。私はまだブルーレイのプレーヤーは持っていないし(当分、買う予定なし)、ルーカスはブルーレイ盤でまたまた改変をやらかしているらしいので、DVD持っていても悪くはあるまい。というより、DVDの方ですでに、「ジェダイの帰還」でダース・ヴェイダーが顔を見せるところ、新シリーズのアナキンの役者の顔に差し替えているらしい。もともとダース・ヴェイダーは声と中の人が別人で、中の人はたくさん出ているけど、顔が出るのはあそこだけなのに、かわいそうだよ、中の人、と私は思うのだが。(追記 アナキンの幻影のシーンで顔だけヘイデン・クリステンセンに入れ替えているのだそうです。中の人ではなかったようだ。)
 「ホロコースト」はまだ有名でなかった頃のメリル・ストリープとジェームズ・ウッズが夫婦の役で共演していますが、DVDのパッケージはこの2人が主役、みたいな絵になっています。実際は、あるドイツ人と、ユダヤ人一家の話で、ユダヤ人一家はいろいろな人がいて、1人1人にドラマがあるのに対し、ドイツ人はこの一家全員に対する悪役みたいな感じになっているので、実質、彼の方が主役に見えます(演じたマイケル・モリアーティはエミー賞の主演男優賞を得たはず)。一方、ストリープとウッズはユダヤ人一家の方なので、出番はそれほど多くない。でも、いまや、有名なのはこの2人ですね。ほかに、デイヴィッド・ワーナーとか、ジョゼフ・ボトムズとか、当時はあの2人より有名だった俳優が何人も出ています。

追記 アマゾンのページを見ていたら、なんと、このDVDはビデオ版より40分短いのですと? 真偽のほどはわかりませんが。でも、日本版はこのアメリカ版と同じなのではないのかな?(と思ったら、日本版はアメリカ版に比べ、28分短い?)

 日本版パッケージはこちら。去年出たばっかりだったのか。しかし、このDVD、チャプター・サーチができないのです。英語字幕も出ない。パッケージはアメリカ版の方がいいですね。特にモリアーティの顔が。お値段もアメリカ版は激安。アメリカ版を買った方がよかったかも。(その後、さらに調べたところ、アメリカ版もオリジナルより短くなっていることがわかりました。かつて4巻で出たVHSビデオがオリジナルだそうです(日本のVHSは違うかもしれん)。アメリカのアマゾンではこれに対する抗議がいくつも出ています。これほどの傑作なのに、やっぱりテレビドラマは安易にカットされてしまうのか。)