答えは、なんと、人力翻訳であった!
「翻訳には人力翻訳と機械翻訳がある」とウィキペディアに書いてある、と、あるサイトで知った。
入力翻訳とか、イカ翻訳とか、間違えて読んでしまいそう…。
人力といえば、人力車とか、人力飛行機とかしか頭に浮かばない…。
基本的に足でこぐとか、肉体を、筋肉力を使うもの。
機械にとってかわられてしまうもの。
時代遅れ、な雰囲気も漂う…。いいのか、こんな名称使ってて???
しかし、「人力翻訳」でぐぐると、出てくること、出てくること。翻訳会社も平気で使ってる。これまで私の目に入らなかったのが奇跡だったのか?
さすがに翻訳家のブログ等では見たことないです(よかった)。
付け加えると、機械翻訳にはインターネットの無料の自動翻訳から、専門に特化して作られた高いソフトを使用する機械翻訳まで、さまざまなものがあります。人力にももちろん、さまざまなレベルが(以下略)。
追記 おそらくこの場合の人力の英訳は、manpowerではなく、humanpowerなのでしょうが、後者の日本語訳に「人間力」というのがあって、こっちの方が人間による翻訳にふさわしい気がします。「人間力翻訳」、あるいは「機械翻訳」に対して「人間翻訳」の方がしっくり来るなあ……などと考える私はやっぱり文芸しか能がないのか?
話がそれていきますが、私が産業翻訳がだめだった理由の1つは、時間があれば1人で訳した方がいいような文書が、数日でやってくれ、とかクライアントから来るので、5人も6人もでやるのですが、そういうグループ作業が私には合わなかったというのがあります。たまたま登録していた会社がやり方が下手だったのかもしれないけど。でも、こういう人海戦術って、まさに「人力」かも。