日本工業大学が展示した素の家という木造のジャングルジムの中におがくずを入れて電球をつけたものが炎上し、5歳の子供が亡くなったという悲惨なニュースですが、
日本工業大学は、東京工業大学ではありません!
なんかすでに風評被害になっているらしい。
しかも、日本工業大学はHPを削除、キャッシュまで削除している?
なんなんだ、これは!
展示を許した主催者にももちろん罪はあるが、大学の対応はなに、これ?
もう怒りしかありません。
追記 HPにアクセスできた人もいるようで、アクセス殺到で表示されなかったのかもしれません。
今回の事故については、次のブログが参考になりました。主催者の東京デザインウィークの問題点を指摘しています。
http://musica-report.com/archives/565
追記2 上のサイトの564の記事のリンクを削除しました。
理由は、出展した大学生の氏名が追加されていたからです。
東京デザインウィークのサイトに記されていた氏名であり、すでにネットで拡散されているから実害はないとブログ主は書いていますが、彼らの中には責任の重い者もいれば軽い者もいるだろうし、未成年者と成人の両方がいるのは確実です。その区別もせずに氏名を書くことには反対です(というか、学生の名前を出すこと自体に反対)。
このブログ主は過去に出展した経験からこのイベントそのものを批判していて、それは有意義なのですが、それならイベントの過去・現在の関係者責任者の氏名を出すべきだと思います。学生の名前だけ出すのはおかしい。
565に続く566の記事も、このイベントが以前から燃えやすい展示を行ってきたことに写真入りで触れており、よい記事だと思うのですが、それだけに残念です。(当のブログ記事にコメントしたのですが、やり方がまずかったのか、反映せずに消えてしまいました。)
話変わって、今出ているキネマ旬報の評論家100人が選ぶ期待の映画監督特集に投票だけ参加しているのですが、この特集の記事の1つにとんでもない間違いがあったらしい(つか、あったのだが)。
ガス・ヴァン・サントとマット・デイモンが近作のすべてでコラボしているという間違いを書いてしまったらしい(じゃなくて、書いてしまったのだ)。
誤植とか誤記とか細かいミスとか記憶違いとかいうレベルを超えているので正直、驚いた。
筆者は一応、この業界では名前を知られた人。
この人が間違えたのか?
編集者は誰も気づかなかったのか?
それとも、別人が書いたの?
ちょっと、普通では考えられないミス。
まあ、刷り直しになった淀川長治本のような例がすでにあるのですが、それでも淀川本は時間切れとか校正係を雇う予算がないとか、いろいろ推測はできるのだけど、今回はなんか邪推したくなるような出来事です。
いずれにしろ、日本社会のあらゆる面で劣化が起こっているというのかな。
間違ったことやよくないことが支持されてしまう、という風潮も非常に多く目にします。