2021年2月27日土曜日

「電車を止めるな! のろいの6.4㎞」

映画館での一般公開に苦労しているらしい銚子電鉄の映画「電車を止めるな! のろいの6.4㎞」が26日から千葉市の京成ローザ⑩で公開。27日と28日は舞台挨拶つきと京成電車の特別映像つきが各日1回ずつ上映され、舞台挨拶は土日でメンバーが違い、特別映像も土日で内容が違うので、熱心な人は4回とも見るのでしょう。

3月1日以降は1日3回の通常上映。

というわけで、27日の舞台挨拶つきに行ってきました。

京成線の千葉中央駅の改札を出たところ。


駅ビルに入ります。





銚子電鉄と京成電鉄のグッズを売っていますが、すごい行列。

茨城県の関東鉄道のグッズは土日のみ販売。茨城県のローカル鉄道4社の主催での上映会があったらしい。

ロビーから中に入ると、いろいろな展示が。

京成電鉄の展示。

昔は駅員がハサミで切符を切ったのだよね。

映画が終わって、舞台挨拶。客席は前後左右を空けた市松形式だけど、チケットはソールドアウトでした。

赤井監督。

乗客役の末永さん。

乗客役の松本さん。

社長夫人役の谷口さん。この方の話が面白かった。

谷口さんの隣の銚子電鉄の本物の社長。ダジャレ連発。

銚子電鉄グッズはすごい行列なのであきらめ、関東鉄道のグッズを買いました。茶封筒は銚子電鉄の入場者プレゼント。

入場券3枚。22年元日まで有効。

入場者プレゼント。銚子電鉄1日乗車券とお菓子。

竹本社長の手紙つき。「おとうさんのぼうし」は深い意味があるので、映画を見てください。

映画は社長が言うように超C(銚子)級ですが、役者さんはみんなプロですね。「カメラを止めるな!」は脇役の人たちの中に演技のプロっぽくない人がいましたが、こちらはみんなプロ。

途中までは、ダジャレが面白いけど、銚子電鉄のPRって感じだし、まあまあかな、と思っていたけれど、後半になるとひねりが2つあって、ここが面白い。特に最初のひねりは、伏線回収になっているので、伏線を確認するためにまた見たいと思わせます。

もう一つのひねりは「カメラを止めるな!」へのオマージュかな。最初のひねりもちょっと、そういう面があるけれど。

舞台挨拶は明日は社長役の俳優さんが来るようで、明日はもっと盛り上がりそうです。

京成ローザは昔は70ミリの設備のある大きな映画館でした。10代後半にはここでよく映画を見ましたが、その後転居し、まったく行かなくなってン十年。いつのまにかシネコンになっていましたが、シネコンになってからもかなりの歳月がたつようです。でも、スクリーンは明るくて見やすかった。

「電車を止めるな!」は池袋のシネマロサで昨年12月から2か月近く上映されたそうで、今後はヒューマックスでの上映も予定されているようです。鉄道つながりで、東急の109とか、親会社が阪急の東宝でもやりませんかね?

2021年2月23日火曜日

アマゾンの評価

 昔はアマゾンのレビューは役に立った。

しっかりと書かれたよいコメントがたくさんあった。

ある時期から、アマゾンのレビューがおかしくなった。

星いくつの点数だけでコメントがない、誰がつけたのかわからない評価が増えた。

コメントがある場合は、ハンドルネームとはいえ、書き手がわかる。が、星の数だけの評価は誰がつけたのかも理由もわからない。

しかも、星1つのような評価ほどコメントがない。

おまけに、最近気づいたのだが、星5つと星1つの評価がついてもその平均の星3つにならないのだ。

たとえば、ある本に星5つの評価をした人が1人、星1つの評価をした人が1人いたとする。評価した人が何人かは数字が出ている。しかし、内訳を見ると、星5つの評価は1人で25%、星1つの評価は1人で75%とかになっている。

不思議に思って、評価基準を見ると、アマゾンで買い物した額や評価した日付で割合が決まるらしい。

つまり、本が出たあとすぐに買って読み、星5つの評価をつけた人と、その本が出てから長い年月がたったあとに星1つつけた人がいると、星1つの評価の割合が非常に高くなり、結果、平均が星1.5とかになるのだ。

レビューをすべて見る、をクリックすると、評価の高いレビューと評価の低いレビューの代表が1つずつ表示されるが、これも以前からおかしいなと思っていた。

昔はどちらもさすがに多くの支持を得ているだけあって、参考になるコメントばかりだったのに、今は、なんでこれが代表なの?というようなコメントが多い。

参考になった、も1人しかいないのになぜか代表。

つまり、これも日付とレビュアーの買い物の額で決まるから、参考になった、が1人しかいなくても代表になるのだ。

以前は高い評価も低い評価も読みごたえがあり、なるほど、と思えるものが多く、参考になったのに、もはやアマゾンの評価は日付と買い物の額の表れでしかないのだ。

2021年2月19日金曜日

「ガラスの動物園」1966年版

先月、バイプレーヤーとして活躍した俳優のハル・ホルブルックが95歳で亡くなった。

私が初めて見たハル・ホルブルックは、1966年制作のテレビドラマ「ガラスの動物園」。

テネシー・ウィリアムズの有名な戯曲のテレビドラマ化で、日本ではNHKが字幕スーパーで放送したのだが、おそらく翌年の67年だろうと思う。

舞台の名女優で「愛しのシバよ帰れ」でアカデミー賞主演女優賞を受賞しているシャーリー・ブースの主演、ということで紹介されていたが、印象に残ったのは、ブース演じる母アマンダの息子トム役のハル・ホルブルックだった。

ほかには、トムの妹ローラをバーバラ・ローデン、紳士の訪問者をパット・ヒングルが演じていた。

当時、映画ファンになったばかりの私には、4人とも初めて見る役者だった。

その後、日曜洋画劇場で放送されたエリア・カザン監督の「草原の輝き」(1961年)に、パット・ヒングルとバーバラ・ローデンが父娘の役で出演しているのを見た。

ヒングルはカザンの「波止場」が映画デビュー、ローデンは「草原の輝き」のあとカザンと結婚していて、この2人はカザンがらみのようだけど、実はヒングルとローデンは8歳しか年が違わないと知ってびっくり。ヒングルは若い頃からわりと老け顔だったようだ。彼はバート・ランカスターがアカデミー賞主演男優賞を受賞した「エルマー・ガントリー」の主役を演じる予定だったが、自宅アパートのエレベーター・シャフトに落ちて瀕死の重傷を負い、出演がかなわなくなったのだと知った。

ローデンは1970年の映画「ワンダ」を監督主演したが、80年に乳がんで死去。4人の中では一番短命だった。「ワンダ」はフランスで非常に高い評価を得ていて、日本でも今世紀初めに特殊上映されたらしい。

「ガラスの動物園」は1度しか見ていないけれど、ハル・ホルブルックの繊細な演技はいまだに忘れられない。結末近くのローラに語りかけるシーンは今でもよく覚えているし、ガラスの動物たちを見るローデンの表情も脳裏に焼き付いている。

「ガラスの動物園」はその後、1970年代にキャサリン・ヘップバーン主演でテレビ化され、80年代にはポール・ニューマン監督、ジョアン・ウッドワード主演で映画化された。この映画化の方は見ている。ウッドワードのアマンダ、ジョン・マルコヴィッチのトム、カレン・アレンのローラ、ジェームズ・ノートンの紳士の訪問者だったが、シャーリー・ブースのアマンダの圧倒的な存在感、ハル・ホルブルックのトムの繊細さなどにはとうてい及ばないと感じた。

シャーリー・ブースはオスカーを得たあと、テレビのスターになってしまったので、映画はあまりないようだが、「愛しのシバよ帰れ」を見ると、その演技はすばらしい。

そして、ハル・ホルブルックとパット・ヒングルはさまざまな映画でわき役として活躍を続けていたが、ホルブルックは「ガラスの動物園」の繊細なトムの印象と、その後、映画で見るわき役の演技の印象が結びつかず、とまどいつつも、これが演技というものなのだろうと思っていた。

「ガラスの動物園」のトムのような演技をもっと見たかったのかもしれない。

ローデンが48歳で亡くなり、19世紀生まれのブースが80代で亡くなり、ヒングルも80代で亡くなり、そしてホルブルックが95歳で亡くなって、この4人がすべて世を去った。合掌。

「ガラスの動物園」、左から、パット・ヒングル、シャーリー・ブース、ハル・ホルブルック、バーバラ・ローデン。


結末近く、ローラに語りかけるシーンのトム(ハル・ホルブルック)。

写真はインターネット・ムービー・データベースより。

断捨離できない

2007年に大幅に断捨離したあと、徐々に所持品が増えているので、そろそろ二度目の断捨離の時期、と思っているのだが、なかなか断捨離できない。

いろいろな理由から、今後はできるだけ身軽になっておきたいのだけど、段ボール箱の中を見て、20年近く前に書いた映画評を読んで、なんかよく書けてる、と自画自賛したりして、ちっとも断捨離が進まない(自分が書いたものはとっておくけど、それ以外が)。

懸案の一つは、すでに8台になっているパソコンの一部を処分すること。

最初に買ったパソコンはこれ。当時は高級機種だったシャープのメビウス。298000円。


1997年後半に買ったもので、これは記念にとっておきます。

その前はワープロ専用機の書院を1986年から使っていて、合計3台使いましたが、とっくに処分してます。
3台目の書院を使っているときに外に持ち出すために買ったのがこの文豪アルデータ。1996年の暮れ。これも処分しようと思ったのだけれど、ネットで検索したら、まだ利用価値がありそうなので、とっておくことにした。25年たっているのに全然劣化してないのには驚く。
FDDは動作しなくなっているが、カードでパソコンとデータのやりとりができるらしい。

文豪アルデータの約1年後に初のパソコン、メビウスを買ったのだけど、まだWindows95で、ネットはダイヤルアップ接続、深夜のテレホーダイの時代だったが、私はテレホーダイは使っていなかった。USB接続もなくて、プリンタつなぐのも大変だった(赤外線でもつなげられたけど)。

その後、Windowsは98になり、Meとかいうものになり、そして、安定のXP時代へ。
それらを横目に5年間95を使ったあと、2002年にXPの新しいメビウスを買った。
下の写真は当時、人気だったムラマサという機種だけど、私のはムラマサではない機種。ただ、外見はこれによく似ている。ドンピシャリの画像がなかったので、これで代用。

同じころ、モバイル用も欲しいと思って買ったのがリブレット。

今回、処分しようと思っているのはこの2台です。

実は2代目メビウスはトロイの木馬に感染してしまい、それで使わなくなっている。ちょうど買ってから5年くらいで、次のを買う時期だったので、この2代目メビウスはそのまま段ボール箱の中にしまったまま、歳月が流れた。

どの段ボール箱に入れたのかわからなくなって、いくつも箱を開けて、やっと見つかった。ラップトップを開けて見ると、銀色の躯体があちこち真っ黒になっていて、キーボードの文字もかすれ、使い倒したことがよくわかった。

リブレットも北海道などにホッケー観戦に行ったときに必ず持っていったので、こちらも劣化が激しい。電源を入れてみたら、液晶の表面がおかしくなっていた。

というわけで、この2台は処分決定だけど、HDDの中身を消去しなければならず、それには専用ソフトを使うのが一番らしい。

リブレットはモバイル用だが、メインに使うパソコンは、2代目メビウスのあとはレノボのXPを購入した。2007年。

XPのあと、名前忘れたけど非常に評判の悪いOSになっていたので、XPがまだ売られていたのだ。書院時代からシャープを愛用していたので、パソコンもメビウスを使い続けたかったのだが、すでにシャープはパソコンからの撤退を発表していて、メビウスは選択肢からはずさざるを得なかった(XPのメビウスはすでになかった)。

で、とにかく、売れ残っているXPを、ということで、見つけたのがレノボのパソコン。秋葉原のソフマップで7万円くらいだった。初代メビウス298000円に比べて夢のような値段。

その後、評判の悪いOSからWindows7になり、これも安定のOSで評判よかったが、XPでも問題ないし、レノボが使えたので、なかなか買い替えなかった。

やがて7の後継8が発売されることになり、例によって、安定のOSの次は不安定のOSと、みんなが思っていたので、これは8になる前に7買っておかなきゃ、と思っていたら、高級機として有名なパナソニックのレッツノートが10万円で投げ売りにされていた。

8になる直前に7のレッツノートを買ったのは実に正解で、その後、8については悪い評判がいろいろ。

この7のレッツノートはいまだに愛用していますが、さすがにサポート終了というので、10の機種を買ったのが一昨年の暮れ。それが今キーをたたいているNECのLAVIEです。

実は6年前にモバイル用にサーフェスを買ったのだが(8.1)、これもあまり使われないまま、押し入れに眠っている(通信は解約)。

そして、去年の暮れには、またまたモバイル用といって、ASUSの安いパソコンを買ってしまった。

今は原稿を書く仕事はないし、外で仕事することもないので、むだなパソコンが増えてしまっただけのような気がするが、そんなこんなで8台ものパソコンがあるのである。

注:画像はすべて、ネットにあったものをお借りしました。

2021年2月18日木曜日

かわいい鳥

 白鳥のそばにカモがいっぱい。右の白鳥の手前の鳥はあまり見たことのない鳥。



アップ。

鳴いているところを動画で撮影したものから。

通常のカメラ撮影。すぐ近くにいて、逃げない。

白鳥がいるのでテリトリーを変えているが、アオサギもシラサギも健在のよう。これはダイサギ。

こちらは都内。


2021年2月16日火曜日

ドトール・キッチン

最近、首都圏のあちこちにできているらしいドトール・キッチン。

うちの近くのガソリンスタンドにあるドトールも、昨年、ドトール・キッチンになった。

こんなふうに、ガソリンスタンドに併設されている店舗が多いようだ。

写真は店舗を紹介するサイトから借りてきたものです。

ドトール・キッチンはドリンクがMサイズ以上なので、通常のドトールよりドリンク代が高くなります。その中で、唯一、通常のドトールと同じ値段で飲めるのがホット・ティー。

理由は、ホット・ティーはMサイズしかないからです。

なので、近所のドトール・キッチンも、ホット・ティーを頼むお客さんが多い。

しかもこの店、パソコンを持ち込んで長時間居座っている客が多く、彼らがホット・ティー一杯で何時間も居座っている感じなのだ。

そんなわけで、わりと混んでいるのだが、特にコロナ対策で時短になってからは8時閉店なので、すごく混んでいる。

そんな中、一番安いホット・ティー一杯で数時間居座る客が数人いたのでは店も大変だろうとは思う。

思うのだが、なぜか、この店のホット・ティーは、お湯が非常に少ない。

なんか開店当初からお湯が少ないと思っていたのだが、通常のドトールのホット・ティーの3分の2くらいしかお湯がない。

でもまあ、文句言わずにいたんだけど、今日、行ったら、ティーバッグを入れた状態で、カップの半分もお湯が入っていない。

さすがにこれはおかしいと思い、お湯が少なすぎませんか、と言った。

すると店員は、機械でやっているからこれでいいのだと言う。

店長っぽい人が出てきたが、その人もおかしいと思わないようだ。

でも、もう一度作ってみてとその人に言われ、店員がもう一度ホット・ティーを作ると、カップの上の方までお湯が入った。

明らかに機械がおかしいのだが、カップの半分もお湯が入っていないのにそれを見た店員2人がおかしいと思わず、機械がやったんだからそれでいいと思っているらしいのに驚いた。

店員がおかしいと思わないうえ、客も文句を言わなければ、いつまでもMサイズのカップに半分以下のお湯の紅茶を出し続けるだろう。

本部に伝えた方がいいかな、と思ったが、昨年、ブログにも書いた、ベローチェのひどい対応を思うと、伝えてもむだだろうと思い、ここで書いている。

そのベローチェは12月に行ったら(ひどいことがあった店とは別の店)、コーヒーが値上がりして、ドトールより高くなっていた。

ベローチェのコーヒーはドトールより劣るのだが、値段が安いのと、なんとなくねばりやすいので利用していたけど、ドトールより高くなるとは。

もともとベローチェはバイトは4年でクビとか、問題の多いカフェだったし、ふちねこやクリアファイルが欲しくて貢いでいたけど、コロナでそれもなくなり、本当に行く必要がなくなった。

ドトール・キッチンに関していえば、ホット・ティーのお湯があんなに少ないということは、ホット・コーヒーも少ないのでは?と思ってしまう。ここではまだコーヒーはアイスしか飲んだことがなく、今のところ、アイスは量は普通だけど。

ドトール・キッチンはフードが高いわりに量が少なく、味もあまりおいしくない。

通常のドトールのミラノサンドの方がおいしい。

あと、ジャーマンドッグがドトール・キッチンは通常より高い。

ピザ・トーストはおいしいのだが、最近、ソーセージが小さくなったな。

お湯なんかけちけちしてもしかたないので、あれは機械がおかしいのだと思うが、いろいろ、不景気な感じになってきている気がする。

追記

2021年2月13日土曜日

今週の野鳥

 白鳥が来ているので、しょっちゅう散歩に出かけるようになった公園。

先週の土曜日はカワウが大きな魚を捕まえて飲み込むのが見られた。






いろいろな鳥。



これはかなり遠方なのでズームしてもこれ限界。

黄色い矢印の先の白い点が上の鳥。


羽ばたく白鳥。


上は先週土曜日から数日の間に撮った写真。
下は今日。