昨日は予約した「シャンシャンの中国だより」を借りに葛飾区の図書館へ。
「シャンシャンの中国だより」は、去年の暮れの段階ではこの葛飾区図書館くらいにしか入っていませんでした。なのですぐ予約。予約順位は2位。
が、なぜか、いつまでたっても準備中で、1位の人も借りられてない。そのうち他の図書館にもどんどん入るようになり、どこに住んでいてもカード作れる図書館にも入り、しかもそこは全然貸し出されない。よっぽどそこ行ってカード作って借りようかと思ったけど、別に急ぐ本でもないし、と気長に待ち、やっと今月中旬に1位の人が借りて、返して、順番が来ました。
他の図書館でもいつまでたっても準備中の本があるのよね。これはいったい?
40ページほどの写真集で、文字は最初のまえがきだけくらいなので、その場で見て返そうかと思いましたが(交通費考えたら買った方が安いことに気づく)、好きな「おつかれ毎日パンダ」があったので、それを借り、そのあと葛飾区の郷土資料のコーナーを見ていたら、上の2冊が貸出可能だったので、それも借りた(貸出不可の本が多かった)。
「シャンシャンの中国だより」は撮影の日付が最後に書いてあって、それを見ると、6月頃はまだうつろな目をしているけれど、そのあとどんどん表情が生き生きとしていくのがわかります。
「おつかれ毎日パンダ」は地元の図書館になく、文京区で借りていたけれど、葛飾区にもあることが判明。葛飾区ではパンダの本のコーナーになかったので気づかなかったのだ。なぜかティーンズのコーナーにあります。
こちらは地元で借りられた中国の飼育研究員によるパンダの本。「リーリーとシンシン」は生まれてから日本に来る前の2頭の写真集で、これも好きな本。前は地元の図書館の検索で見つからず、葛飾区にあるとわかってそれでカードを作って借りたのだけど、その後、地元にあると判明。検索した時期が特定の図書館の検索ができない時期だったようです。
「パンダ育児日記」は2007年発行で、実はこの中に子ども時代のリーリーとシンシンが写っています。
そして県立図書館で借りた本。
「黒い海」は最近ネットで記事が出ていて、市立図書館では予約殺到ですが、県立はすぐ借りられました。「福田村事件」もそうだけど、ノンフィクション作家の熱意と調査能力はすごいと思う。潜水艦の当て逃げなのは確実なのに、きちんと調査しないとか、東日本大震災のどさくさにまぎれておかしな報告書を出すとか、何だろうと思うけれど、隠蔽とか陰謀とかではないようで、単にめんどくさいから適当にやっとけみたいなお役所仕事の結果なのか。17人も亡くなっているのに。
「スターハウス」は建築の専門書のようで、予想したような本ではありませんでした。
年末に借りた「マツモトキヨシ80年史」。マツキヨホールディングスが出した非売品で、松戸市は地元なので3冊寄贈されたようで、うち1冊が貸出可能になってますが、かなり読み応えのある内容で、郷土資料としては貴重ではないかと思いました。子どもの頃住んでいた豊四季台団地が元競馬場だとは知らなかった。
写真のあるページを撮影したのだけど、返してしまったあとになって、一番肝心の松本清記念館のページを撮りそこなっていたことに気づき、また予約しました。重いんだよね、この本。
松本清記念館は一般には公開されてなくて、知る人ぞ知るの場所らしいです。松本清の墓は近くの寺にあり、これは見られるらしい。
本を読むと、創業者の時代にはマツキヨはまだ千葉県北西部のローカルな有限会社で、創業者の死後に発展したことがわかります。昔住んでいた豊四季台団地にもマツキヨあったらしいけど、全然覚えてない。ちょうどそのころ、創業者が松戸市長として活躍していて、そっちの方が有名だったような気がします。マツキヨ自体、私はあまり利用していないなあ。
追記 「アトムと寅さん」はまったく読む価値のない本だった。こんなに読書でむだな時間を使ってしまったと思ったことはめったにない。手塚治虫についての意見がひどいし、「男はつらいよ」が映画の前にテレビドラマがあったことを無視してるのもひどい。