ジャン・レノの「らくだ」、東京公演のあと、地方をまわっている最中ですが、どの会場もソールドアウト。またキャンセル出ないかなあ、と思っていたら、仙台の電力ホールが舞台の一部が見えない席を売り出した。
電力ホールは1000人くらい入る大ホールで、ほとんど一番後ろみたいな席は少し売れ残っていたのだが、そんな後ろの方ではね、と思っていたら、この一部見えない席は前から5列目の一番端。思わずポチってしまう。
東京公演は前から12列目だったので、小ホールとはいえ、遠かったのだ。おまけに前の人たちの座高が高く、両端は体を左右に傾けてやっと見えるか見えないかの状態。それで、もう一度見て確かめたいところもあった。
公演は午後7時開始で、8時40分に終わる。9時半の最終のはやぶさに乗れば日付が変わる頃には自宅に帰れる。日帰りをまず考えた。
しかし、新幹線の時刻を気にしながら芝居を見るのはいやだなあ、と思い、ホテルと新幹線のセットをネットで探していたら、泊まりたいなと思うホテルがあり、JTBのサイトで予約。じゃらんやヤフーの方が安かったのだが選べる新幹線の時間帯がかなり悪く、指定席は場所はおまかせ。JTBは新幹線は種類により追加料金が違うが、どの時間帯でも選べるし、座席指定もできる。それで、追加料金の安いやまびこの窓側指定席をポチってしまう。
JTBは旅行開始日の20日前からキャンセル料が発生するので、もう行くしかない。せっかく行くんだから2日目は松島へ行こうと思い、書店にガイドブックを買いに行った。
旅行のガイドブック買うなんて何十年ぶりだろう。しかし、今の旅行ガイドって、全体の3分の2くらいがグルメの写真。地図なんて後ろの方にちょっとあるだけでしかもわかりづらい。観光名所なんかあまり出てなくて、地図を頼りに名所を次々と見てまわる旅をしていた私にはまったく使い物にならない。
どうやら、名所を次々とまわる人向けのは「地球の歩き方」らしいが、これは分厚くて荷物になる。とりあえず地図が比較的まともな昭文社のを買ったが、これが3年前の発行で情報が古そうだ。でも、他のは地図がだめなのよ。
そして、1日目の午後はネットで見つけた地底の森ミュージアムへ行くことにしたが、これ、世界でも1つしかないタイプの博物館らしいのに、たいがいの旅行ガイドには出てないのだね。書店に並ぶ旅行ガイドを見ていると、グルメと温泉とショッピングを楽しむ女性向けなんだろうと思う。この3つ、私はわりとどうでもいい。
出発は上野から。朝が弱い私はお昼頃のやまびこで。
前がつばさ、後ろがやまびこという編成なので、先頭車両はつばさ。
東北新幹線に乗るのは約20年ぶり。つか、新幹線に乗ること自体が約20年ぶりなんだが、20年前に東北新幹線に乗ったときははやぶさで八戸まで行ったから、大宮を出ると仙台まで停まらなかった。今度はいくつか途中駅を停まって行く。その方が車窓の風景を見て、あれが日光の山かな、と思えるからいい。
仙台の1つ手前、白石蔵王駅。下りのホームに真田幸村関連のポスターが何枚もあった。行きは写真が撮れなかったが、帰りは上り線からなんとか撮れたけど、ガラス窓のせいか、ボケボケ。
仙台駅に到着。ド派手なお弁当屋。つばさは福島で切り離されたので、やまびこの緑の車両が先頭。
仙台に近づいたとき、「常磐線はお乗り換えです」というアナウンスがあったので、なんだか奇妙な気分。実は、常磐線の特急・仙台行きで行こうという考えもあったのだが、仙台行きは朝に1本あるだけなので、朝は無理。でも、海岸沿いに走るから眺めは絶対いいはず。
仙台に着いて最初に目に入るものがディズニーランドって。
最近、こういうの、流行ってるんですね。
仙台らしいもの。
ジャン・レノの「らくだ」を上演する電力ホールのある電力ビル。東北電力のビルです。
泊まるホテル。目の前にマックがあるので、翌朝は朝マックにした。
チェックインしたあと、地底の森ミュージアムへ向かいます。そして、夜7時から「らくだ」を見たわけですが、ホテルに戻ってテレビを見てびっくり。なんと、午後8時前に茨城県南部を震源とする震度5弱の地震があり、上越新幹線は止まってしまい、東北新幹線にも遅れが出ているとのこと。うわあ、日帰りにしていたら帰れなかったかもしれない。ホールの隣の席のカップル、最後にレノとピアニストが観客に応えて何度も出てくるところで、私の前を通って帰ろうとしたので(またレノが出て来たので、通路に立ち止まっていたようだ)、ああ、最終のはやぶさに乗るんだな、と思ったが、無事に帰れたのだろうか。