2017年7月21日金曜日

水曜日のリベンジ

水曜日に続いて木曜日も行ってしまった川崎チネチッタ。
木曜は神奈川県で仕事なので、帰る途中で寄れるのですが。
水曜のチネチッタでの「君の名は。」はなんとなく場内が落ち着かなくて集中できなかったので、急遽木曜も行くことにした。
チネチッタで見る「君の名は。」はこれで4回目だが、2回目だけスクリーン9、あとはすべてスクリーン3。で、1回目のスクリーン3のときは少し前すぎるかなと思って3回目(この前の水曜)は1列後ろにしたら、なんだかまわりに人が多くてそれも落ち着かない理由だった。で、4回目の今回はまた1回目のときの列にしたら、1列違うだけで全然人がいない。というのもチネチッタの座席はいくつかのブロックに分かれていて、1列違うとブロックが違う。1つ前の列のブロックはほとんど予約されていないのだ。
それだけでなく、やはり木曜の方が客席が断然静かだった。振り向いたらけっこう人は入っていたのに。客層がやはりレディスデーとは違う雰囲気。
画面も1列前の方が私には見やすかったので、とりあえず水曜のリベンジは成功。

で、今回気づいたこと(もう21回目なのにまだ新しい気づきがある)。
前前前世のところで、瀧と三葉がお互いに禁止事項を伝えるシーンで、瀧が三葉に「司となれなれしくするな」みたいなことを書いていた。
そういえば、司は三葉の入った瀧のことを「かわいかった」と言っていた。
三葉は最初は司に惹かれたのだろうか。
確かに瀧、司、高木の3人の中では司が一番女性好みっぽい。
そうなると、5年後に司と奥寺先輩が結婚している、というのもなんとなくわかる。
瀧は奥寺先輩、三葉は司に惹かれたが、その後、瀧と三葉が相思相愛になり、司と奥寺が相思相愛になる、という、2組のカップルによくあるパターン。
まあ、前にも書いたと思うけど、エピローグの部分でテッシーとサヤカが結婚するのははっきり描かれているが、司と奥寺がそれぞれ別のシーンで結婚指輪をしている程度では2人が結婚しているという証拠にはならない。あとはせいぜい、糸守から司と奥寺が一緒に帰ったということがあるけど、これも証拠とはいえない。
新海誠としては、そういう可能性も含めながら、司と奥寺については見る人の解釈に任せる、ということなのだろう。
私としては、司と結婚しているなら、司抜きで奥寺と瀧が会うのがやはり不自然な気がするのだけど。
エピローグでは三葉の同級生たちがどこかの町で社会人になっている様子が描かれ、四葉が高校生になっているシーンもあるが、父親と祖母がどうなったのかが気になる。父親は政治家をやめて民俗学者に戻り、研究のかたわら、一葉とともに宮水神社の伝統を残す仕事をしているのかもしれない。