2018年12月2日日曜日

やっと紅葉

今年はあたたかいせいか、紅葉が遅い気がしますが、ようやく紅葉まっさかりに。
ススキの背後はもみじです。


上野動物園のパンダ、シャンシャンは親離れが今日から第3形態に入ったようです。
第1形態は午前別居、第2形態は午後別居、そして第3形態は夜間別居。このあとの第4形態が親離れ完了して独り立ち。シャン・ゴジラ(?)。
というわけで、シャンシャンと母シンシンがこうして一緒にいるのを見られるのはおそらく今週が最後。下の写真2枚は上野動物園の公式サイトからですが、公式サイトにはシャンシャンの1歳半の誕生日の前に親離れさせる理由が詳しく書かれています。

親子3頭がばらばらにいる状態。左手前がシャンシャン、その奥の父リーリー、右がシンシン。

上野動物園がシャンシャン独り立ちの理由をサイトにアップしたのは、多くの人から誤解による意見が寄せられたからのようです。
シャンシャンを中国に返すために無理やり親離れさせているとか、自然に親離れさせればいいのに無理やりだとか、特に第2形態に入ったときの上野動物園のツイッターに寄せられたツイートがあまりにもひどく、いつまでもシンシンとシャンシャンが母子でいてほしいという人間の勝手な欲望が全開で、いやな気分になっていました。
子供がいつまでも子供でいてほしいと思う、女性がいつまでも母親でいてほしいと思う、そうした人間についての好ましからぬ欲求が、パンダ母子に対して全開になっているように感じます。
上野動物園のサイトにあるように、パンダは子供が1歳半から2歳の間に突然、母親が子離れし、子供を敵とみなして攻撃するようになるので、動物園では1歳半までにひき離さないと危険なのです。自然の中なら遠くへ逃げられるけれど、狭い動物園では何が起こるかわからない。上の3頭ばらばらにいる写真見ても、上野動物園がパンダを飼うには狭すぎるのがわかると思います。
シャンシャンの親離れの訓練が始まる頃から連日テレビで取り上げられるようになったらしく、パンダ観覧の待ち時間は2時間、3時間が当たり前になっていて、並ぶ時間の締切も午後2時かそこらになっているようです。そして、パンダ観覧のマナーが非常に悪くなっていて、1人が並んでパンダ舎の入口に着くと、そこにその人の知り合いが5人も10人もやってきて横入りするとかでこれをいくつものグループにやられるので、待ち時間2時間とあっても実際はさらに伸びるのだとか。その他、写真を撮る人のマナーの悪さもひどいものらしい。
6月に整理券から並ぶ順になってから、マナーの悪い人が増え、それを注意するスタッフが叫びまくっていて、なんだか殺伐とした雰囲気になってしまい、パンダを見て癒されたいのに殺伐とした気分になるなんて、と、6月のはじめに並んで見てからしばらく行かなくなり、酷暑の8月と9月上旬はさすがに人も少なくなったので行ってみたら、そのときは殺伐とはしていなかったけれど、その後、また殺伐とした状態になったようです。
そんなわけで、もうシャンシャンは見に行かないかもしれないなあ、シャンシャンがいなくなってやっと静かにパンダ見れるのかなあ、と思う今日この頃です。

話変わって、久々にアマゾンで買い物。今日届いたのでコンビニで受け取ってきました。
まずは「テロリストのダンス」の著者ニコラス・シェイクスピアの書いたチャーチルのノンフィクション。昨年出版されて、イギリスでは大変評判がよいようです。イアン・マキューアンの賛辞が表紙に。

そして、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の最長版、エクステンデッド・エディションのブルーレイ(輸入盤)。来年、午前十時の映画祭で上映予定ですが、持っていて損はないと思って。お値段とても安い。しかし、ブルーレイのプレーヤー、まだ買ってないのに、ソフトは次々増えている。そろそろ買えよ、自分。

実は4年前に国内版が出ていたのですね。知らなかった。
英語の立派なブックレットつきだったようです。今は1万円以上のお値段がついています。
画像はいずれもアマゾンから。