2019年3月25日月曜日

ル・コルビュジエ展

月曜は美術館は普通は休みなのだけれど、今日25日は開館していた西洋美術館でル・コルビュジエ展を見る。閉館後に外から撮った写真。右側奥に彫刻が見える。

チラシなど。

西洋美術館はル・コルビュジエの建築なので、展示物だけでなく建物自体がル・コルビュジエの作品。いつもは企画展は地下で開催されるのだけれど、この企画展はル・コルビュジエの設計した美術館本館(いつもは常設展の場所)で開かれている。最初、いつものつもりで地下へ行こうとしたら閉鎖されていた。
展示物はル・コルビュジエと仲間たちの絵画が中心で、建築関係は少なかった。
絵画としてはそんなにすごくないというか、途中でピカソの絵が数点、展示されているのを見ると、才能の違いを感じてしまう。特にル・コルビュジエの絵は最初の方は、私でも描けそうな絵ばかりだったが、奥の方へ行くとよい絵が出てくる。
月曜だったせいか、あるいは題材が地味だからか、あまり混んでいなかった。
この本館はとても好きで、1階から入って、そこも展示室なのだけれど、スロープを上がって2階へ行くと本格的な展示室になる。ここをまわっていくと、最初に上がってきたところに出る。そこでもう一度まわって見ることが可能。ところどころに細い階段があったり(立ち入り禁止)、他の場所がのぞけたり、下を見下ろせたりと、本当によくできた設計で、外の光を取り入れる窓が目につく。今の美術館は窓もなく、エスカレーターで上がったり下りたりして、もう一度見ようと思うと逆走しないといけないが、この本館は何度でもぐるぐるとまわれるのだ。建築関係の展示は少なかったけれど、この美術館自体がすばらしい展示物なのだ。
そんなわけで、常設展の場所で企画展をやっているので、常設展はいつもよりずっと狭くなっていた。

上野公園はもう花見客でいっぱい。



ベローチェの猫ファイルは関東では一時在庫がまったくなくなっていたが、先週末におそらく最後の入荷が一部店舗であった。それで今日、ネットで在庫がありそうな店へ行って、まず秋葉原の某店で1枚もらい、そのあと上野でル・コルビュジエ展見たら御徒町近辺でもう1枚もらおうとしたら、御徒町近辺は全滅。それでまた秋葉原の某店に入ってもらった。たぶんこれが最後。