近所の公園の彼岸花も枯れ始めていて、もう見納め。
来週月曜日から1年半にわたる長い間、休館になってしまう西洋美術館。入ってすぐのところにある模型。
1年半ともなると、もしかして見納めになってしまうかも、と思ってしまう。
上がル・コルビュジエが設計した前庭。下が現在で、休館中にもとに戻すとのことだけど、大きい木は切らないよね?
夜に行ったので、前庭の写真が撮れなかった。前回は昼間だったので、天井から自然光が入っていて、いい感じだった。あと1回、昼間に行きたい。右下はロダンの考える人。
1階から2階へのスロープから、展示室が見える。この本館は昔から大好きだった。
写真撮影がOKなのもよいところで(常設展)、ズームで部分を撮影すると、細かいところがわかる。クラーナハの絵。
「最後の晩餐」の端に描かれたユダ。
貴族の少年。顔の部分のみ。
ドラクロワの絵。中央部分。
セザンヌの絵。中央部分。
内藤コレクション展。下の2枚は1枚の羊皮紙の裏表になっている。
この2画像の装飾写本はロンドンの画商S氏が、わざわざつくばに住む内藤氏のところまで持ってきたのだそうで、すばらしいものだとわかったけれど、買ったときは来歴がわからなかったのだという。その後、実は有名な写本の一部とわかったのだそうだ(内藤氏の著書より)。
ロンドンの画商S氏については、会場に置かれた4ページのチラシにかなり詳しく書かれていて、コレクターと画商の長年の交流が非常に面白い。