23日はTOHO市川コルトンプラザで「ホイットニー・ヒューストン I Wanna Dance with Somebody」。
ところが前日、腰の右側を痛め、歩くのがかなり困難に。寝ているときや椅子に座っているときは痛みがないのだけれど、それ以外は全部痛い。
うわあ、なんで駅から10分以上歩く市川コルトンにしたかなあ、と激しく後悔。
流山や柏の葉でもやっているのだが、なんで市川にしたかというと、電車賃が安い(流山と柏の葉はつくばエクスプレスなので超高い)、スクリーンが大きい(古いシネコンなので小さいスクリーンがない)、シネコンの入っているニッケコルトンプラザがリニューアルしたあと、まだ行ってなかったので、行きたかった。そして、すき家がフードコートにあるから、ほろほろチキンカレーを食べてみたい、と、これだけの理由。
まあ、駅から近いなら流山か柏の葉、音響ならMOVIX柏の葉なんですが。
というわけで、いつもなら人を次々追い越して歩くのに、逆に次々追い越されて、なんとかたどり着いたコルトンプラザ。クリスマス仕様です。
そして、映画「ホイットニー・ヒューストン」。
「ボヘミアン・ラプソディ」の脚本家らしく、「ボヘミアン」のような人物関係やシーンが出てくるけれど、全体としてはかなり物足りなく、長いので冗漫。
ホイットニーを取り巻く親友、夫、父親がそれぞれ自分の影響力を行使しようと対立するのだけれど、スタンリー・トゥッチ演じる人物がプロデューサーをしているせいか、実在の人物への遠慮が感じられて、いろいろあったけどみんないい人みたいになっている。
そして、死の原因となった麻薬にホイットニーが溺れていく描写がほとんどなくて、彼女のよかったシーンをおもにつなげていく感じ。
ナオミ・アッキーは好演しているけれど、健康的な雰囲気なので、麻薬に溺れる悲惨さは感じられない。
まだ亡くなってからあまり歳月がたっていないので、しかたないのだろうけど。
「ボディガード」と「情欲の悪魔」の映像が出てきたが、「ボディガード」はケヴィン・コスナーは映画のシーンのみ。「情欲の悪魔」は歌手が自分を有名にしてくれたギャングに支配される話で、ホイットニーをめぐる人々が彼女を支配しようとしているのを表しているのだろうけれど、上にも書いたように、この映画ではその辺の人間関係はさらっと出てくるだけ。
歌は、アッキーも一部歌っているけれど、大部分はホイットニーの歌を使っていて、「ボヘミアン」と同じ。こういうふうに本人の声を使って俳優は口パクの方が好きだ。
リニューアルしたコルトンプラザは、書店が新しくなっていたのと、ロフトが入っていたけれど、全体としてはそんなに変わった感じはしなかった。すき家のほろほろチキンカレーは、うーん、私は松屋のごろごろチキンカレーの方が好き。
ライトアップの時期に来たのは初めてだった。