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2026年5月11日月曜日

国立博物館本館と表慶館 チェスター・ビーティー・コレクションなど

 法隆寺宝物館のあと、本館へ行き、4月末から始まったチェスター・ビーティー・コレクションを見る。アイルランドの蒐集家チェスター・ビーティーが集めた日本の絵巻などを展示しているが、これがすごい。7月までやってるのであと2回は行きたいと思った。

本館2階の2室で開催されていて、常設展の一部なので特別料金はなし。




「竹取物語」とか「源氏物語」とか、その他いろいろ。







そして、一番の目玉は、白居易の「長恨歌」を描いた絵巻。これはほんとにすばらしくて、何度も見てしまった。見ているうちに、チェン・カイコーの「妖猫傳」(邦題「空海」)がまた見たくなった。他もそうだけど、写真はほんの一部です。





第2室。









表慶館。前回見た精密な複製画の後半が5月2日から始まっている。30枚を前半と後半に分けで15枚ずつ展示。







法隆寺宝物殿とチェスター・ビーティー・コレクションと複製画を見ただけだけど、それでも2時間半くらいはかかってしまった。

帰りに内部の改装のためGW明けから約3年間休館する東京文化会館に寄ってみる。明かりがついていたけどスタッフが2人いるだけで、入っていいのかわからなかったので、外から写真を撮るだけに。まあ、外は変わらないはずですが。






最後に入ったのはこのブログの最初の頃に記事を書いたオーストラリア・バレエ団の公演だった。あとは1980年代にミラノ・スカラ座や英国ロイヤルバレエ、そしてボリショイ・オペラの公演を見たのと、今世紀に入ってピエール・アモワイヤルのリサイタルを小ホールで聴いたくらい。

2025年11月13日木曜日

いまさら「羊と鋼の森」

 なんとなく近くの市立図書館へ行ったら、だいぶ前から気になっていた「騎士団長殺し」があったので、それを借りることにし、近くを見たら映画化もされた「羊と鋼の森」があったので、それも借りた。

「羊と鋼の森」はすぐに読めた。


映画化も話題で、気になってはいたが、ピアノの調律師の話というのがどうも興味が持てず、原作も読まず映画も見ていなかった。

原作は、ピアノが好きな人や、ピアノを別のものに置き換えて共感できる人にはすっごくいい話だろうな、と思った。

そうでない人にとっても、癒される話で、文章も美しく、読者にいやな感じを与えるところがない。

ああ、こういう小説が受けるんだ、と思った。

私は、もっと、棘のある作品が好きで、人物のどろどろとか、重いテーマとか、そういうものを求めてしまう。

ピアノを習ったこともないのに調律師をめざし、実際に調律師になる主人公の青年は、自分は才能がないのではないかと思うことが多いが、周囲からは才能があると思われている。

それって、すごくいいことじゃない?

だって、普通は、自分は才能があると思うのに周囲からは認められないとか、あるいは、自分は才能がないのではないかと悩み、かつまた、周囲も才能があるとは思っていない、ってのが現実でしょう。

才能があるのに周囲から認めてもらえないと、ずっとずっとずっと、長い人生ずっと思っていた私にとっては、うらやましい限りです。

だから、共感できなかった。

また、調律師が全員男性で、女性は調律師の会社の事務員と、ピアノを弾く双子の高校生姉妹っていうのも、ジェンダー的にどうなのよ、と思う。

その辺の古さもまた、人気の秘密なんじゃないかとさえ、思ってしまうのだ。

ピアノを弾く姉妹のうち、世間的には才能があると思われていた妹がピアノが弾けなくなり、主人公が認めていた地味な姉の方が才能を開花させる、という展開も、正直、あまり感心しなかった。ピアノをあきらめて調律師をめざすという妹に、葛藤がなさすぎる。主人公の自己陶酔的成長物語がすべてな感じがする。

追記

ああ、そうか。自分は才能がないと思っている地味な人が、実は才能があって認められる、という話なのか。主人公の調律師もそうだし、地味な姉もそうだ。これが多くの人の願望なのか?

2025年10月27日月曜日

旧古河庭園&WINS後楽園

 日曜日は菊花賞だけど、都内に用事があるので中山へ行けない。

そうだ、WINS後楽園へ行こう!

WINSっていうのは場外馬券売り場のことね。

文京区住まいだった頃からずっと通っている美容院へ行くのだけど、その前に旧古河庭園へ行くことにした。普通は日曜の庭園なんて混むから行かない。しかもこの日は外で生演奏会。が、雨なので外での演奏会は中止、建物の中の演奏を外に聞かせる方式になっていた。これなら混んではいないだろう。

日暮里で山手線に乗り換え、たまたま先頭車両に乗ったので運転席の後ろから前面展望を楽しむ。山手線唯一の踏切も確認できた。

旧古河庭園には11時半頃到着。全然すいている! バラのシーズンでこんなにすいてるなんて! やっぱり雨の日はねらい目。



雨はやんでいたけど、朝にかなり降ったようで、バラはびしょぬれ。まだ満開には程遠く、バラのつぼみフェチとしてはとてもよい時期。






12時に弦楽四重奏の演奏会が始まる。本来はこの芝生のところで行われる予定だったが、雨のため、洋館の左側2階の部屋で演奏し、それをスピーカーで流す。すぐそばが本郷通りで、救急車がピーポピーポと叫びながら走っているから、芝生での演奏でもスピーカーを使うのだと思う。


窓を開けて、演奏会開始。ヴァイオリン2人とヴィオラが女性、チェロが男性。





クラシック4曲+アンコール2曲を演奏したが、2曲目がプッチーニの「菊」。「バラにちなんで花の曲を」と解説していたけど、まさか菊花賞にかけたんじゃないよね???

今回は下の日本庭園には降りなかったが、紅葉が少し始まっていた。


西ヶ原から南北線で東大前へ行き、そこから美容院へ。そして谷中まで歩いて猫に会い、鶯谷から水道橋へ出て、WINS後楽園へ。


中山競馬場に比べてあまりにも殺風景。入口にこのオブジェとポスターがあっただけ。




一番大きなモニターがある6階までの直通エレベーター。2階から6階までが馬券売り場で、7階と8階は有料席なのかな? 大きなモニターったって、小さいのより少し大きいだけ。ターフヴィジョンとは比べ物にならない。


中山と違ってグルメもないし、無料のお茶や水もないし、もちろんグッズ売り場もなくて、馬券を買うだけのための施設だった。都心なのでお客さん多数だったが、ほとんどが男性。中山は女性、カップル、ファミリーが多く、女性トイレ混むのに、ここは全然すいている。つか、女性の姿は探さないと見つからないくらい。わずかにいる女性やカップルは、おそらく私のように、今日は中山や府中に行けないからしかたなくここに来たのかな、と思った。府中は行ったことないけど、バラ園があるそうで、競馬場は競馬以外にも楽しめるものがたくさんあるのだ。


菊花賞(京都競馬場)は1着と2着は当たりましたが、3着が意外な人気薄の馬に。

来週の天皇賞は絶対、中山行くぞ。そしてグルメを食べるのだ!

(天皇賞の開催は府中です。念のため。)

東京ドームではオアシスのコンサートがあるようで、人がいっぱい。「チケット求む」のプラカード持った人が何人もいた。


東京ドーム近辺に来たのは久々だったけど、あまりの混雑にさっさと退散、水道橋から都営地下鉄で上野御徒町へ。パンダの催事をしている松坂屋に寄ってみる。

銀座線上野広小路駅のところから入ってすぐ。


パンダ初来日から53周年。正面入口のあたり。


お昼を食べていなかったので、末広町近くのマックまで歩いて行ったけど、このあたり、前はあまり混んでなかったのにすごい混雑。都心を離れて10年になるけど、10年前に比べて都心がどこも混んでる気がする。しかも、日本人は増えてなくて、外国人がものすごく増えた印象。昔も外国人はそこそこいたけど、今は外国人の方が多いんじゃないかって感じです。