2011年12月28日水曜日

いろいろ

2011年もあとわずか、しかし、ここに来て…
 実は、ブロガーでやってる他のブログに投稿できないことがわかりました。
 というのは、IE7に対応しなくなっているからとのこと。
 しかし、なんでこのブログは大丈夫かというと、毎日、統計にアクセスしているため、そこに直接アクセスすることで投稿もできているのです。
 だが、ここもいつ投稿できなくなるかわかりません。前にもブロガーに投稿できなくなって、前のさーべる倶楽部3にお断りを書いたことがありますが…。
 グーグルが推奨するクロームなんたらを使えばいいらしいんだけど、うーむ。それよりそろそろXPは卒業してウィンドウズ7のパソコンを買うか…。
 正直、あまり進化しないブログの方が便利です。最初に利用したライブドアも進化して対応できなくなってしまったのだよね。
 というわけで、ここが長期間更新されない場合は、タイトルの下の文章の中の「前のブログ」というところをクリックして、さーべる倶楽部3を見てください。

 2年前、日本から撤退したウェンディーズが再上陸したとかで、表参道の店には早朝から行列とか。2年前の大晦日、銀座の店に並んで食べたのを思い出しました。寒かったなあ。中はすいているのに、買うのに時間がかかるので、40分くらい並んだ記憶がある。表参道以外にもどんどん店を出してくだされ。
 年末ジャンボは買いませんでした。夏に、西銀座チャンスセンターの1番窓口でサマージャンボを買った話を書きましたが、なんと、3000円が当たりましたよ。300円も当たったので、しめて3300円。300円の得(たいしたことないが)。で、それに味をしめて年末も買う、なんてことはしません。逆に、3000円当たったから、しばらくは運がないと思って、やめました。実は宝くじは去年の年末ジャンボで初めて買って、サマージャンボは2回目だったのです。2回目で3000円当たったから、当分何も当たるまい、と思ってます。しかし、当たった宝くじは、10枚セットの一番上のものだったのです。一番上は袋を開けなくても番号が見えるのですが、買ったときは、やだな、この番号、と思ったのに、その番号が当たりでした。下2桁ですけどね。その西銀座チャンスセンターも、たまたま通りかかったら、ほとんど人がいなくて、じゃあ、有名な1番窓口で買ってみるか、と思って買ったので、そういう状況でなければ買わなかったかもしれません。そういう、何かピンと来るものがあったときに買うといいのでしょうね。

 27日はおそらく今年最後の試写になると思いますが、「オレンジと太陽」と「しあわせのパン」のハシゴをしてきました。
 「オレンジと太陽」はケン・ローチ監督の息子、ジム・ローチ監督の初監督作で、1970年代はじめまでイギリスで行われていた児童移民の実態を暴露する実話の映画化です。イギリスでは大英帝国の植民地にイギリス人の数を確保するために、17世紀頃から子供を強制的に移民させていたようなのですが、この映画で問題にされているのは、20世紀中ごろ、1950年代前後の時期のオーストラリアへの児童移民です。この時代はオーストラリアは白豪主義という、オーストラリアには白人しか移民させないという、オーストラリアを白人だけの国にしようする政策をとっていましたが、そのためにイギリスの児童移民を大勢受け入れていたようです。この児童移民はイギリス政府と教会関係の団体が組織的に行っていて、親がいても親には養子に出したとうそをついて、恵まれない子供を大量に移民させていたようです。そして、移民した子供を待っていたのは虐待と強制労働。幼い子供に、おまえたちは食べさせてもらっているのだから働け、と重労働をさせたり、性的虐待があったりと、これが20世紀後半の民主国家のできごとか、と思うほどひどいので、あぜん。さらにひどいのは、この問題の調査をする女性(実在の人物)に向かって、教会関係者が、スラムの貧しい子供を助けてやったのだ、とか、児童移民にかかわった人々を傷つけるな、とか、あんたら、何様、という態度。でも、こういう態度って、日本にもあると思わざるを得ないのもまたなんだか。
 映画そのものは監督の父親ケン・ローチほどの演出の冴えはないのですが、とにかく題材が題材なので、ひきつけられます。特に後半、人里離れた山奥の修道院のような場所で起こっていた虐待にはあぜんとしてしまいますが、こういう面は確かにキリスト教会の一面としてあるというのはほかの映画などでもわかるので…。このクライマックスの部分の、神父たちがヒロインにお茶を出すときのいやがらせがなんともまあ、せこいといえばせこいのだけど、このシーンはなかなかのものです。
 親がいないとか、そういうハンディキャップを背負った子供たちに、養ってやるんだからかわりに、という、子供の心に借りを作らせて利用する、というのは、本当に許せないです。

 もう1本、「しあわせのパン」は、北海道の洞爺湖を見下ろす丘にある実在のパン・カフェでロケされた映画で、最近はやりのフードコーディネートされた癒し系の映画ですが、荻上直子監督の映画などに比べてかなり落ちます。風景があまり美しくなく、料理もおいしそうに見えない。脚本もどこかで見たようなベタな内容で、感心しません。北海道の企業がたくさん協賛しているので、四つ葉バターとか出てくるのかな、と思いましたが、そういうベタな商品は出てきませんでしたね。