現地時間8日、バッファローで行われたセイバーズ対ボストン・ブルーインズの試合は、アシスタント・コーチのジェームズ・パトリックがHC代行、いつもはプレスボックスにいる第3のアシスタント・コーチ、テッポ・ヌンミネンが引退後初めて、コーチとしてベンチ入りしました。
ラフはプレスボックスでGMらと観戦。奮起したセイバーズは6対0でボストンを撃沈。実は前回、ボストンと対戦したとき、ミラーがボストンのルチーチのラフプレーで脳震盪を起こし、以来、セイバーズは勝てなくなったということがあったので、この試合は遺恨試合でもあり、乱闘もあったようです。
ボストンはバックアップのラスクを出してきましたが、セイバーズはすぐに3点取ってラスクをKO、続いて登場したホワイトハウス・ボイコット男ティム・トーマスからも3点を奪い、ミラーは完封勝利。負けが込んでいたセイバーズ・ファンにとって、今季一番溜飲を下げた試合のようです。民主党のオバマ大統領と会うのを拒否した保守反動(?)トーマスには、「宗教に凝り固まった右翼のプロパガンダやってる暇があったらゴーリーの仕事に専念しろ」というセイバーズ・ファンからの声も(メディアのコメント欄)。トーマスも最後にゴールされたシーンはぶざまでしたね。
試合後の記者会見にはラフも登場し、勝てるなら何度でもヒットされていいよ、とか、見ているうちにどんどん体調がよくなってきた(勝っていたので)とジョークを飛ばしていました。
ラフは、ベンチにパックが飛んできたらよけられないので危険、ということで、しばらくはパトリックが代行することになりそうです。長野カップで来日したときからすでに6年、パトリックも年とったかな(上の写真)。テッポの写真は残念ながら見つからない…。下は6点目のシーン(トーマス、どこにいる?)。