生まれて初めて男湯に入ってしまいました。
あ、いや、物心つかないガキの頃には、父親と男湯に入ったことがあるかもしれない。なにせ、私は生まれたときから銭湯だったんで。
今回入ったのは、1月2日の朝湯で廃業してしまう某所の鶴の湯。前にも何度か写真アップしましたが、なくなっちゃうのか、とりあえず、行けるときに行こう、と思い、先日、夜に鶴の湯へ。
すると、なんと、その日は男湯と女湯が入れ替わっていた。というのも、撮影隊が来ていたかららしい(男湯は撮影自由だが、女湯は撮影できないので、入れ替えたのだろう)。
んなわけで、ラッキーにも、生まれて初めて、鶴の湯の男湯に入った。
まずは、この、赤い富士山。
実際に見たときはもっと赤く感じましたね。写真は銭湯の写真を公開している某ブログからです。
下の三角形の熱帯魚が、日本の金魚の女湯と違う。あとは、やっぱり、全体に男っぽい雰囲気が脱衣所などにもありました。鶴の湯を描いた絵や、いろいろな写真が飾ってあった。
そして、なにより見たかったのは、男湯にしかない小さな庭。夜なので暗くてあまりよく見えませんでしたが、ライトに照らされた桜の木などが見えました。
クリスマスの飾りつけがいろいろしてありましたが、携帯もカメラも持っていかず、何も撮れませんでした。帰りに撮影隊が外から銭湯を映そうと出てきたので、退散。
あと1回、もう一度女湯を見に行こうかな。
朝湯も、ここは高い窓から光がさして、なんともいえないいい気分なのですが、最後にここの朝湯に入ったのはいつだろう。たぶん、20年以上前じゃないかな。朝が苦手なので、朝湯はなかなか行けません。この銭湯の朝湯も、午後1時までだったけれど(来年の朝湯は正午まで)、朝寝坊の私はいつもぎりぎりに行って、もう閉めちゃうよ、とか言われながら入ったものでした。
数年前に廃業してしまった、隣の区の初音湯が1月3日から通常営業しているとわかってからは、3日に初音湯に行くことにしたので、朝湯は行かなくなっていたのだ。
この初音湯は湯の温度がすごく高くて、しかも、こわいオバサンが見張っていて、水でうめるなとうるさい。私は当時は高い温度の湯が好きだったので、決してうめなかったのに、入ると、そのオバサンが「うめるな」と言うのだった。まあ、銭湯というのは、そういううるさい常連もいて、その辺がむずかしいところでもあったなあと思う。
鶴の湯は9月末の休業直前のときはかなり熱かったが、今回行ったら、それほど熱くなかった。外の気温にもよるのかもしれない。