図書館へ行って、日経新聞の「幻のSTAP」連載の2と3を読んできた。
朝日新聞の竹市氏インタビューは日付を忘れていたので、読めなかった。
しかし、近所の図書館は新聞雑誌閲覧スペースがものすごく狭い。おまけにスペースの外から中が見えにくいので、新聞の盗難が多いらしい。人も多くて、目当ての新聞を探し出して広げて読むのも大変な感じ。しかし、世の中、新聞を図書館で読む人が多いんだ。
図書館が便利なのは、過去の新聞も探して読めることです。
で、「幻のSTAP」だけど、5月下旬から小保方氏が神戸理研で再現実験に参加したのは、もともとは文教族で早大出身でしかも兵庫県出身の自民党議員が「小保方氏に再現実験に参加させてSTAPはないと証明しないと国民が納得しない」と圧力をかけたらしい。神戸理研は「それでは科学界が納得しない」と抵抗したようだが、文科省の圧力で、ということらしい。文科省は大臣が早大出身で、STAPはあるから小保方氏にぜひ実験を、と言いまくっている人。
議員の方は「実験させてできない方がはっきりするから」と言ってるので、悪くはないのだろう。結局、理研がきちんとした検証をしない方向に行ってしまったのが問題、みたいな書き方で第3回は終わっていた。
日経サイエンス8月号が水曜に発売されて、そこにも重要なことが書いてあるらしい。こちらは買わないとだめだな、つか、こういう雑誌は高くても買う主義です。
あと、ネットの情報ですが、神戸理研は竹市センター長がほんとはもう引退しているはずなのだけれど、次期センター長を決めても何度も理事会に拒否されたのだそうです。その次期センター長というのは笹井氏だろうと、当然思われるのですが、なんで笹井氏では拒否られるのであろうか。この辺はこの世界に疎いので全然わからない。
1つ考えられるのは、笹井氏のやってるES細胞の研究は将来性がないというか、受精卵を使うので倫理的な問題があって、ヒトのES細胞の研究はできない。だから、そういう将来性のない研究をしている笹井氏をセンター長にしたらだめってことであろうか?
そこで笹井氏がESにかわるSTAP細胞をどーんと打ち上げ、ということであの騒動になったのか?
日経の連載の第2回では、竹市氏たちは笹井氏がSTAP論文の共著者になっているのを知って驚いた、と書いているけど、これは笹井氏だけが独断でやったのか? それとも、神戸理研が笹井氏だけに責任を押し付けているのか? この辺すごく疑問。日経の連載はまだ続きます(当分図書館頼りだな)。