2014年6月20日金曜日

絵に描いた餅

神戸理研に対する改革委員会の提言書が出たら、一斉に、神戸理研を解体するなの大合唱。そして、小保方氏に再実験させろ、STAPはある!という方向にどんどん進んでいます。
STAPがあると一番信じたいのは、実は、神戸理研幹部と、その背後にいる安倍首相の模様。もともと安倍首相がSTAPと小保方氏に飛びついたところから始まったようで、下村文科相の寝ぼけ発言も安倍首相が背後にいるからこそ、のようです。
そして、若山氏が記者会見して、STAP細胞はできていなかったことを科学的に解説した翌日、情報によると、小保方氏が理研に呼ばれ、竹市センター長と相澤氏と面会したとか。ああ、やっぱり、理研と小保方は水面下で手を組んでいたのね。
とにかく、今は、「神戸理研は解体しない」、「小保方氏に再実験させる」の大合唱が理研と文科省から響いています。以前はあった批判の声も出てこなくなりました。
結局、3月頃に戻ったのですね。STAP細胞はある、小保方氏しか作れない、だから小保方氏に実験させる、そのためには小保方氏の雇用は継続、とりあえず来年3月までは理研にいて、懲戒解雇にはならず、そのあと雇い止めかな。いや、小保方氏はそこでも粘るかも。
結局、改革委員会の提言は「絵に描いた餅」で、強制力はなく、委員会自体がもう解散していて、あとは消え去るのみ。正直者の若山氏はバカを見て、下手するとまた小保方氏の恐怖におびえる日々が続くかもだ。他の不正指摘をした研究者たちも危ない。
早稲田大学の博士論文もうやむやになる可能性まであります。
でも、首相がどうしても小保方氏とSTAPをキープしたいのでは、あとは、政権交代しかありません。政党の交代は無理でも、自民党に反安倍派で優秀な人いないのか? 都議会で女性の晩婚化の問題について話す女性議員に、「お前が結婚しろ」とか「子供生め」とかやじって、それに笑っている自民党議員じゃ期待できないか。ああいった連中の女性の活用で活用されるのは小保方晴子です。
小保方氏に対抗するには、まわりを女性だけにしてしまうのがおそらく一番。
それにしても、3か月、あれだけ騒いで、いろいろな人が苦労して、結局、また最初に戻ってしまうとは。
とにかく、小保方氏を解雇しなければ、ほかの人は誰も責任とらなくていいわけです。できるだけ再実験長引かせようとするのが理研側の利益で、それは小保方氏の利益でもある。
いやもうほんと、首相を交代させるしかないんでないの?