2016年8月3日水曜日

上映館が少ない

私の部屋には「ルドルフとイッパイアッテナ」のチラシが貼ってある。
開いた本を前に2匹の猫が向き合っているもの。
ずっと見たいと思っていたのに、なぜか上映館が少ない。
近場じゃ1館もやってない!
日本橋ですらやってない!
なんか、ウォーターフロントか池袋に行かないとだめみたい。
遠いんだよ!

試写で見逃した「ニュースの真相」に至っては東京と神奈川で1館ずつ。東京は日比谷。遠い。

要するに、どちらも期待されてないのか。
かわいそすぎる。
(追記 「ルドルフ」は一番近いシネコンでやっていました。よかった。)


昨日はまた星乃珈琲店へ行って原稿書き(途中まで)。
週刊新潮があったので、例の鳥越氏の記事を読んでみる。

文春とまるで違うやんけ!
新潮は十数年前に取材したときのメモを掲載。当時、被害者とされる女性が掲載をのぞまなかったので没になったというもの。なんで今更、再取材もしないで、女性の許可も取らないで出したかというと、やっぱり文春にやられて悔しかったんでしょうね。
しかも文春は宇都宮陣営とつながりのある大学教授がチクったのだけど、新潮としては、なんでうちに持ってこないんだよ、という気持ちがあったかも???

で、内容が全然違うんですけど!
新潮 女性が二十歳前にマンションでキスされた。
文春 そんなことは何も書いてない。
新潮 二十歳の時に女性を山荘に誘い、女性はいつのまにか全裸にされたと言い、しかしそれ以上のことは何もなかったと言う。
文春 別荘でキスされた、としか書いてない。
新潮 女性は鳥越氏が好きだった。鳥越氏は薬をたくさん飲んでいて、もう先が長くなさそうだった。
文春 そんなことは何も書いてない。

ちなみに新潮は女性の証言となっているが、文春は女性の夫の証言。

これをもとに女性の人権とか騒ぎたてた宇都宮氏なわけですが、宇都宮氏の周辺には教授から文春に記事が出ると事前に情報が伝わっていて、そこで勘違いした一部の支持者が文春出る前にレイプ疑惑の噂を流し、いざ文春見て見たらキスだけだったので拍子抜けしたらしい。
それでも女性の人権と騒ぎ立てる宇都宮氏。当の女性が何も言ってないし、掲載やめてくれと言ったのを出しているのに、どっちが女性の権利を侵害しているのか。
どう見ても女の敵の小池氏が都知事になって、初の女性、とか浮かれてる都民とか、小保方騒動といい、今の日本は実は女性の権利がかなり後退してるというか、世に出て権力握ってる女が男に媚びる女の敵ばかり、と思うのは私だけか(宇都宮氏も女の敵決定)。

宇都宮氏に関しては、野党共闘派の人たちが怒りまくってますが、私は宇都宮氏を支持したことは一度もないので別に怒ってないし、がっかりもしてません。
どっちかというと第一印象のとおりだったな。
最初に宇都宮氏を知ったのは前の都知事選だったけど、なぜか嫌いだった。
これはもう理屈じゃないのですが、あの笑顔がまず嫌いだった。
それからいろいろ情報を得て、こういう人は政治家に向かないとか、支持者がカルトっぽいとかいろいろ感じましたが、でも、幅広い人々が立派な人だと言うし、実績もあるので、第一印象で嫌っちゃいけないのかなという気持ちがあって、支持しないけど期待はするみたいなところはありました。
でも、今回、野党共闘や市民連合を腐敗堕落と言ってるのを見て、自分から離れる信者を腐敗堕落と呼ぶ新興宗教の教祖みたいと思ったり、やっぱりこの人は自分大好き人間だったんだと思ったり。
そして、なぜあの笑顔が嫌いだったかというと、上から見下ろす教祖様の顔だったんだ、と気づいたんですね。
そして、選挙が終わったら新都知事の小池氏にすり寄り始め、いろいろ言ってることが矛盾だらけ。小池氏の抑止力になってくれるならいいけど。
小池氏優勢と伝えられたとき、これは蓮舫氏を出すべきだったな、と思ったけど、蓮舫氏は国政優先だからしかたなかったか。
実は私、鳥越氏も、テレビに出ているときはあまり好きじゃなかったというか、ジャーナリストとしては立派だけど、第一印象として、好きなタイプじゃなかったんですね。
たぶん、その辺が、鳥越はイヤと言って小池氏に投票した人の心理につながるのかもしれません。
私は理屈が勝っている人間なので、第一印象や第六感があっても理屈を優先してしまうのですが、あとで思うと第一印象で決めるべきだったと思うことが多いです。もっと自分の感覚を信じたいと思います。

追記 2014年の都知事選で宇都宮氏を支持したのは間違いだったという左派のツイートが目につくようになった。やはり私の第一印象は正しかったようだ。