安倍晋三首相が都議会議員選挙の自民党候補の応援演説に来たというのでにわかに注目の的になった東京都文京区駒本小学校。
30年住んだ文京区、そのうち20年以上が千駄木でしたが、最後の数年間は本駒込、向丘で、選挙の投票所が駒本小学校でした。
その応援演説のあった場所は選挙のときに投票所になる体育館と思われます。実際、そこで何度か投票してます。
下は2014年2月9日の東京都知事選挙の時の写真。当選したのは舛添要一氏。
雪が積もっていますが、前日の8日が大雪でした。当時住んでいたマンションの窓から。
翌朝はこんな具合に。
もうこの周辺に戻ることもないと思うので、写真アップしちゃおう。よい眺めですが、翌年、こちら側に新しいマンションが建ち、眺めが完全に遮断されてしまいました。しかも屋上にはソーラーパネルがびっしり。転居を決意したのはこのときです。
さて、駒本小学校ですが、一時、統廃合でなくなる予定だったのが、住民などの反対で残ることになったという過去があります。
が、それよりもすごい過去が!
それは血盟団事件。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E7%9B%9F%E5%9B%A3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
事件後、血盟団という名をつけられた暗殺集団が、政治家などを暗殺する計画をたて、1932年2月9日(おう、上の都知事選と同じ日!)、本郷にあった駒本小学校(現在の場所とは違うようだ)で、選挙応援演説に来た民政党幹事長の井上準之助を暗殺。
なんか、ツイッターとかではなぜ駒本小学校なのかについてはほとんど触れられてなくて、一部にこの血盟団事件に言及したのがある程度。
むしろ、駒本小学校が森友学園みたいに、小学生が「安倍晋三首相がんばれ」とか言っているのでは、などというジョークがいくつか出ています。
260人くらいの学校らしいけど迷惑な話だよね。
統廃合が決まっていた駒本小学校の存続に自民党が寄与していたのかしらん。
でもまあ、共謀罪強行採決の首相が、血盟団事件のこの小学校で演説って、やっぱりその辺のからみがあるのかね、と思ってしまうよね。
(単に、いつもここを使っているから、かもしれないけど。でも、なんか、文京区については離れてからいろいろあって、長年住んだのに悪いイメージばかりが記憶に残りつつある。)