"We are the Champions!"
ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞した「ボヘミアン・ラプソディ」のラミ・マレックと、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー。BBCのサイトから。
ノミネートされたときからなんとなく、ドラマ部門作品賞は「ボヘミアン・ラプソディ」が取るんじゃないかと思っていたんですよ、ゴールデングローブ賞。
アメリカでは評論家の評価が低いと言われていますが、日本じゃ評論家も文化人もすごく好意的で、叩いて話題になりアクセス数を稼ごうという魂胆がミエミエのサイトが無名のライターやブロガーにアホなこと書かせてお茶を濁すことがたまにある程度。
「ボヘミアン・ラプソディ」はアメリカでもヒットしているけれど、アメリカ以外がその何倍も稼いでいるという、世界型のヒット。だから外国人記者が選ぶゴールデングローブ賞は脈があると思っていました。
「ボヘミアン・ラプソディ」がなんでミュージカルコメディ部門じゃなくてドラマ部門なんだ、という疑問はありますが、「アリー/スター誕生」もドラマ部門。要するにドラマ部門に入るよい作品があまりなかった?
で、「アリー」はアメリカの評論家には大変受けがよく、アメリカではヒット。が、アメリカ以外はコケてます。日本でも「アリー」はコケてますが、アメリカ以外はみんなそうなんで、まあしかたないかと。実際、内容的にもアメリカ国内に受けるタイプなわけで。
アカデミー賞はゴールデングローブ賞とは異なる結果になることも多いので、わかりませんが、とにかくゴールデングローブ賞は予想が当たって超うれしい。アメリカの評論家の意見やロッテントマトの数字見て、作品としてはだめだとか言っていたやつら、ざまあみろ、です。
そして、これは予想する人もいた、フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックのドラマ部門主演男優賞。これもうれしい。
もう1つうれしかったのは、ドラマ部門主演女優賞のグレン・クローズ。何度もアカデミー賞候補になりながらいまだ無冠の彼女、これでアカデミー賞もありかな、どうかな。「天才作家の妻」は近場のシネコンでやる予定なので楽しみです。(実はグレン・クローズは記者会見で見たことがあるスターなのです。そのときの彼女の言葉が今回の受賞の言葉に少し重なって感無量。)
他の結果はこちら。
http://ゴールデングローブ賞歴代.com/2019/
また、今日は上の写真のブライアン・メイが、沖縄の辺野古への米軍基地移設のための埋立工事の中止を求める署名を促すツイートをしたことでも話題になりました。
この工事によりサンゴ礁がだめになるということで、海外でも反対の声があがっています。
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https://www.buzzfeed.com/jp/yoshihirokando/brian?bffbjapan&utm_term=4ldqpgp#4ldqpgp
署名へのリンクが貼ってありますが、リンク先は英語。右側にファーストネーム、ファミリーネーム、メールアドレスを書き込む欄があり、書き込んで送信するとメールが来て、そこのリンクをクリックすると署名が確定します。どこかに日本語で説明してあるサイトがあると思うのだけど。私はもう署名しました。