2019年6月27日木曜日

「翔んで埼玉」@野田市

すでに5か月目に入っている「翔んで埼玉」ですが、聖地と言われたMOVIXさいたま、総本山の丸の内東映が7月4日で終了、やはり聖地の新所沢も11日終了と、終わりが見えてきてしまいました。さいたまなんか週末はほぼ満席なのに、なんでやめちゃうのかねえ。最後の1週間は午前中の開映なので見に行けません。
そんなわけで、今月上旬から上映中のイオンスペースシネマ野田へ行ってきました。
野田はもちろん、千葉県側の聖地。百美と麗が常磐線を降りてリヤカーで移動しているのが野田。

イオンスペースシネマ野田も7月11日までです。

常磐線の柏でリヤカー、いや、東武線に乗り換え、20分ほどで野田市に着きます。

駅の外に出ると、本当に醤油臭が。帰りは駅のホームでもにおいました。

駅の出口は西側ですが、イオンは東側なので、踏切を渡って東へ向かいます。なんと、単線!

野田市駅は西も東もキッコーマンの工場です。駅自体が工場の敷地に作られたらしい。


東にどんどん歩いていくと、神社が見えます。この手前を左に曲がります。



工場の東は普通の住宅地ですが、そこに突然現れる観覧車。あとで確かめに行きます。

駅から20分近く歩いてやっとイオンに到着。外からでは映画館があるとはわからない。

左側は狭い林。

3階に上がってもどこに映画館があるかわからずうろうろ。やっと映画館を発見。


屋上の駐車場の入口にあった映画案内。

「ボヘミアン・ラプソディ」は4月からやっているというロングラン。「クレヨンしんちゃん」は野田市のお隣、春日部市(埼玉県)が舞台。
映画館に入ると、その「ボヘミアン・ラプソディ」がちょうどクライマックスの「ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ」のところで、ロビーに歌が大音響で響いていた。「埼玉」を上映する隣のスクリーンに入っても、BGMが消えて静かになったら「ショー・マスト・ゴー・オン」が聞こえてくる(ドアが開いていたのでロビーから聞こえてきたのだと思う)。
「埼玉」のお客さんは3人くらいで、さびしい上映でした。ここは夜7時には閉館してしまうので、夜の部がないのですが、「君の名は。」を見に行った蒲田宝塚もそうでした。古くてあまりお客さんの来ない映画館、という感じなのだけど、がんばって続けているのかな。スクリーンがちょっと汚れているかな、という感じがしたけれど、映像は明るく、見やすかったです。
この映画、伝説パートの男性の主要人物はみな、「おれ」じゃなくて「わたし」なんですね。百美は「ぼく」ですが。麗、阿久津、デューク、都知事は「わたし」でした。

映画が終わったあと、例の観覧車を探しに。

イオンの裏手に遊園地が。この日(水曜)は定休日でした。

駅に戻り、今度は西側へ向かいます。

古そうな建物。


キッコーマンの工場見学は時間的に無理だったので、外からだけでも眺めようと、入口まで来てみました。この白い建物は皇居に収める醤油を作るところだとか。見学もできるようです。

遠景。すでに見学時間は終わっていたので、道路を渡らず、反対側から撮影しています。

こんな赤い橋もある。一度、ゆっくり訪ねてみたい。

野田市というのは、茨城県と埼玉県の間に細く角のように伸びている町です。
野田市から柏に帰る途中に、TOHOシネマズのある流山おおたかの森があるので、ついでだからと、またしても「名探偵ピカチュウ」を見てしまう。最初に見たのもここだし、グッズやパンフレットを買ったのもここで、その後、いろいろな映画館で見たけれど、最近はお気に入りのスクリーンで上映しているので、またここに戻って見ているのです。
ただ、この日は野田市めぐりで疲れたのか、途中、睡魔に襲われてしまって、眠りはしなかったけれど、あまり真剣に見れなかったのが残念。
「名探偵ピカチュウ」は「ミュウツーの逆襲」公開の前日、7月11日までは上映すると思うので、まだもう少し見られそう。「埼玉」は8月に西葛西にきわめて近い船堀で上映されるので、そこはぜひ行きたいと思っていますが、7月にもう少し上映館が残ってほしいです。