これからワクチンを打つ人の参考になるかもしれないので、モデルナ接種後の経過をまとめておきます。
1回目
接種日 4時間後くらいに注射した方(左)の腕の痛みが強くなってくる。痛みは2日くらい続く。動かさなくてもかなり痛い。
2日目 腕の痛みのピーク。発熱などはない。
3日目 両脚が筋肉痛。
4日目 左脚がしびれのような感じ。
5日目 左足が痛み始める。
6日目 左足首が痛くなり、歩くのに多少の支障あり。
7日目 左足の裏が痛くなる。歩くのに支障はほとんどない。
8日目 左足の裏からすね、ももまで痛む。痛みは軽い。
9日目 左腕、熱と軽い痛み(軽いモデルナアームと思われる)。左足の痛みが続く。
10日目 すべての症状がなくなり、何もなかったかのようになる。
接種日から9日間も症状が続いたので、2回目接種をどうするか少し考えましたが、職域接種のモデルナなので、2回目を受けないとほかでは受けられない可能性もあり、受けることにしました。(後日、担当したクリニックが、2回目を受けられなかった人のための予約を募集することがわかりました。)
2回目
接種日 接種直後に腕の痛みと、後頭部の頭痛。腕の痛みはその後、違和感に変わり、痛みがないので腕は普通に動かせるように。頭痛もしだいに収まる。
2日目 朝、寒気がして熱っぽくなり、検温すると37.4度。タイレノールを飲むが、午後1時すぎに38.3度。再度タイレノールを飲むが、午後6時頃に37.4度に下がるものの、8時にはまた38.3度。今度はパブロンゴールドA微粒を飲む。11時半に37.6度。朝から軽い頭痛。
3日目 午前3時、なんだかすっきりしてきたので検温すると35.8度。もう一度パブロン飲んで寝る。7時半、36.4度。以後、熱は上がらず。頭痛もなくなる。左腕が赤く少しふくらみ、熱を持つ(モデルナアーム)。
4日目 頭痛がひどくなったのでタイレノールを飲むが、効かない。時間がたってからパブロンゴールド微粒を飲んだら、頭痛が治っただけでなく、気分もすっきり。どうやら私はタイレノールは効かないようだ。もったいないけど捨てよう(2箱買ったので1箱は未開封だけど、薬は人に譲って何かあったら困る)。
5日目 後頭部から肩にかけて重い肩こりと頭痛。そして胸焼け。既視感のある症状。ああ、10年ほど前に経験した自律神経失調症(の軽いやつ?)だと気づき、あのとき飲んだパブロンゴールド微粒を飲むと解消。もう私にはこれしかないね。
6日目以降は何も起こっていない。モデルナアームもその後、なくなる。
これ以外にあったこと。
毎年夏になると、太陽光アレルギーで、腕や脚に発疹ができる。今年は例年に比べて発疹があまり出ないな、と思っていたら、1回目の接種後、いきなり出始め、例年と同じくらいになった。しかもひっかいたところがじゅくじゅくして乾かないので、絆創膏貼りまくり。抗ヒスタミン剤飲んだけど胃腸が具合悪くて3日でやめる。
そして2回目の接種したが、上の2回目の5日目あたりからアレルギーの発疹が減り、じゅくじゅくもしなくなった。(天気が悪くなった時期と重なるので、それもあると思う。)
ワクチンで過去のアレルギーが再発した、という話は聞くけれど、ワクチンのせいでアレルギーやかつての病気が出てくるということがあるような気がする。私は帯状疱疹を3回やっているので、また出るのが心配だったが、これは出なかった。
モデルナは2回目接種の前に、ファイザーに比べて副反応が強すぎるという報道があり、モデルナ1回打った人は戦々恐々だったのだが、その後、今度はデルタ株にはファイザーよりモデルナの方が効くという報道があった。
モデルナに関しては、職域接種の恩恵にあずかれるか、職域接種を地元住民にも広げているような場合しか選べない。そもそも選べないし、地元のファイザーすら順番が回ってこない、という人も多い(私は年齢的に順番はまわってきたのだが、まともに予約がとれなかった)。
文科省が何が何でも対面授業しろと言うので、都内の大学とその関係者には職域接種があちこちで行われているが、都外の大学ではワクチンのワの字も聞かない。とりあえず、都内の大学は対面授業をやって体面を保つというのが文科省と大学の方針なのだろう。
私が受けたのはたまたま私が応募できるとわかった職域接種で、非常勤先の大学の職域接種ではない。非常勤先の2大学のうち、都内の大学はその後、接種ビジネスの会社を利用して行うことになったが、もう1つの都外の大学ではワクチンのワの字もない。(その後、都外の大学も職域接種が決まったようだ。)
ファイザーもモデルナも、デルタ株などの変異株には弱いようだし、アストラゼネカは変異株にはまったくだめ。また、大学生で職域接種に応募するのは6割か7割程度のようなので、ワクチンで感染を防ぐのはそもそも無理だと思う。だから、職域接種やったから安心して対面とか言う大学はやばいと思っている。