15年つきあった地域猫が逝って以来、時々花を買うようになった。
猫がいた場所に月イチで花を置いていくだけでなく、自宅でも花を。
でも、お金がないので、安い花を買う。
近所のスーパーでおうちブーケというのを売っていて、400円くらい。なんとなく痛みかかった花を集めて、でも自宅だからいいか、って感じで売っているのだけど、それがさらに割引になったところで買う。昨日は2割引きのブーケを買った。
さすがに2割引きなので、2割くらいの花はもうだめなので、それを取り除いて、こんな感じ。メインのガーベラも花弁が少し痛んでいる。
でも、ブーケだと何種類も花が入っているので、その点は豪華。緑の葉っぱは2週間ほど前になんと、130円に値下げされていたおうちブーケに入っていたもの。さすがにこの値段ではまともな花は3、4本、それも数日でだめになってしまったが、この葉っぱだけはまだまだ元気。
ツイッターはまったくだめなので、ヤフーのリアルタイム検索を時々見ているが、これだといつも見ていた人たちの名前やHNなどで検索してもまったく出てこない。上野動物園のパンダ観覧最終受付もチェックできない(上野動物園で検索すると、上野動物園のことをツイートしている人たちのツイッターが大量に出てくるけれど、動物園自体のツイッターはまったく出てこないのです)。その他、いろいろな機関がツイッターで情報を流しているのに、それが全然見られなくなった。新規アカウント作っても1日300件しか見られないそうで、こんなのちょっとスクロールしただけで数十件見たことになっちゃうんだから、全然役に立ちそうにないので、いまさらアカウント作るか!と思っている。
で、そんな感じで見てたリアルタイム検索で、「大学が学生証を機械にかざすことで出席を取るようになったので、代返ができなくなった」というツイートを見た。
おいおい、全然逆だよ、学生証かざすだけで出席しない「ピ逃げ」というのが横行していて、それで先生は毎回小テストしたり、リアルで出席とったりしてるんだけど。
と思ったら、これ、今のマイナ保険証のトラブルにそっくりだということに気づいた。
学生証を機械でかざすのでは出席が確認できないのでリアルで出席を取る=マイナ保険証だけだとトラブルので、リアルの保険証も持参する。
学生証を忘れた、機械にかざしたのに反映されてない、という苦情がよくある=マイナ保険証がうまく使えないトラブル。
学生証の場合は、学生と先生が参考として確認するだけで、大学が見るわけではないので、実際は小テストやリアル出席確認でやってるのですが、ぶっちゃけ、学生証かざすのやめても何の問題もない。
つまり、デジタル化なんていうのは、機械を納入する業者が儲かるだけで、実際はあまり役に立ってない、むしろ、アナログで、リアルでやらないとやっぱりだめ、な分野が非常に多いということなのだ。
しかし、上のツイートの人のように、デジタルでやると代返ができなくなるみたいな勘違いも横行している。現場を知らない人はそういう勘違いをする。
そして、マイナ保険証も現場を知らない人が勘違いで作ってる、まさに、学生証を機械にかざせば代返ができず、全員出席、と勘違いするのと同じことをしている。
しかも現場を知る人と知らない人では、知らない人の方が圧倒的に多数。それで多数決すると、現場を知らない圧倒的多数の間違った考えが正しいとされてしまう。
今の教育界、例の英語スピーキング試験とか、その他、いろいろなところでそれが起こっている。それは専門家を軽視している、専門家をはじいて素人だけでやっている、そして、素人が多数派なので、素人の間違った考えが正しいとされてしまう(誤った多数決主義)。
日本には誤った多数決主義があると思う。もう四半世紀くらい前だったか、某超有名予備校の模擬試験の採点をしていたとき、採点会議で、出題者の先生が間違った採点基準を示したので、それを指摘したら、先生は「多数決で決めましょう」と言い、あきらかに私よりも能力的に劣る周囲の採点者たちがみな、先生の方に賛成の手を挙げ、これじゃまともな採点できないと思って採点やめますと言おうとしたら、その先生が、私が正しいと認めた、ということがあった(私が本部にチクったら困ると思ったのだろう)。
その超有名予備校はその後もおかしなことがあったので、採点をやめたが、その予備校はその後、没落の一途をたどっているようだ。かわりに大学を作ったりしている(S台です)。