公開からまだ4日目の「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」。もう3回目を見に行ってしまった。
場所はテラスモール松戸。ここは武蔵野線の新松戸と新八柱の中間に位置し(新松戸の方が近い)、武蔵野線の線路から徒歩10分もないところ。
クリスマスツリー。この窓の向こうの道路を新松戸と新八柱を結ぶバスが走っているが、1時間に2本という不便さ。たいていの人は車で来ます。
先月からあった展示ですが、下の方に武蔵野線関連の写真が。
そして、映画が始まってからの展示。
いろいろキャンペーンやってるんですね。ポストカード配ったのか。初日に来ればもらえたのに。
ユナイテッドシネマでは今、入会するとこの映画の絵柄のカードを選べます。一番近いシネコンなので、これまでも何度も入会しようかと考えていましたが、イマイチその気になれなかった。理由は、マイナーな映画をほとんどやらない、そして、この「ウォンカ」の予告編が、さいたまと亀有は字幕だったのに、松戸は吹替。ここは字幕と吹替がある場合、吹替優遇なので字幕は時間が悪く、それで他のシネコンに行ってしまうことが多かったのです。
でも、この絵柄のカードが選べるので、ついに入会しました。下は千葉ロッテマリーンズのドキュメンタリーのチラシ。ユナイテッドシネマ配給なので、他のシネコンにはないでしょう。
しかし、さいたまと亀有にはあった、「埼玉県人の皆様へ」「東京都の皆様へ」と書いたバナーがない! あれはMOVIX限定だったのか。とすると、「千葉県の皆様へ」を見るには柏の葉へ行かなければ(千葉県唯一のMOVIXは柏の葉)。
そしていよいよ3度目の鑑賞。
当然ですが、武蔵野線は受けました。が、驚いたのは、とび太で爆笑が起こったこと。さいたまではそれほど笑いは起こっていなかったのに。(亀有はお客さん少なくて静かだったので、比較はしません。)
その後、なぜか、関西ネタで次々と起こる爆笑。もしかして、関西出身の松戸民がかなり来ているのか?
関東ネタは場所によって笑うところが違うのは前作同様ですが、なんか、関東ネタより関西ネタの方が笑いが多い。
前作は場所によって笑うところが違うと、関東ではリピーター続出したのだけど、今作は関東の映画館で関西ネタがどれだけ受けるかが興味深いのかもしれない。関西人は関東では標準語しゃべるので、関西人かどうかは意外にわからないのです。
いやもう、これ、関東人には全然わからないネタもみんな笑ってる。さいたまでも一部、関西ネタで全部笑ってる人たちがいたけど、クスクスという、ちょっと遠慮ぎみな感じだったのに、こっちは爆笑してます。
まあ、MOVIXさいたまは、埼玉を満喫するのが目的で来てるので、県外の人も埼玉県民の気分で見てるわけなのですが、それ以外だと関西人のカミングアウトが見られるのか?
最後の(ネタバレ)滋賀の漫才もすごく受けてましたわ。なかなかに稀有な体験だったかもしれない。
映画のあと、新松戸まで歩いてバーガーキング(近隣ではそこしかない)の映画とのコラボセットを食べてステッカーをゲットしようと考えていたのだけど(途中にマツキヨ本社があるのでその写真も撮って)、映画が終わったらまだ5時前というのにこの暗さ。
あきらめてマックで食べて帰りました。沖縄物産展をやっていた。
武蔵野線に一番近いシネコンはおそらく越谷レイクタウンのイオンシネマです。イオンレイクタウンが駅直結。バーガーキングも越谷レイクタウンの店は特別なクーポンを出しているみたい。
今回の映画はネタバレになってしまうことが多いので、内容についてはなかなか書きにくいのですが、前作同様、「スター・ウォーズ」が入っていて、そして、今回は「シン・ゴジラ」、「君の名は。」、「天気の子」と、東宝映画3作のモチーフが入ってますね。
和歌山に出発するとき、「阿久津はどうした?」と麗が言うシーンでどよめきがありましたが(これもさいたまではなかった)、今回は百美の出番が少ないのと、阿久津が俳優の不祥事で出れないのが弱点になっている感じ。麗と百美、麗と阿久津だとボケとツッコミになるけど、麗と桔梗では同じタイプの人物なのでボケとツッコミになれず、それがコメディとして少し弱くなったかな、と思います。桔梗は前回の麗の役割を演じなければならないので、麗とタイプが同じなのはしかたないのだけど。
それでも脚本と編集は前作同様、とてもうまいので、続編としては成功していると言えるでしょう。