2月19日土曜日、アジアリーグ今季レギュラーシーズン最終戦、東伏見集結戦1日目に行ってきました。
第1試合は王子イーグルス対日本製紙クレインズ。1敗した時点でクレインズの1位がなくなる重要な2連戦の初戦。2ピリまではクレインズが圧倒してる感じで、2ピリ終了時点でクレインズ3対0とリード。石川完封か、のペースでしたが、そうは行かないのがクレインズ。3ピリに入ると、なぜか動きが雑になったというか、それまでの緻密さがなくなって大雑把になったような気がしていたら、あっという間に王子が3対3の同点に。3点とも、ゴール前がスカだったような気がしますが、3点リードで王子をなめたらあかんぜよ。が、同点になったとたんに目が覚めてまた元の緻密なクレインズに戻るあたりが鶴クオリティ(劇場ともいう)。即座に4点目を取って勝ち越し、最後はエンプティで5対3でクレインズ勝利でありました。
うーん、全日本では2点リードを追いつかれて、でも、そのあとすぐに勝ち越して勝利というのを2回やって優勝したらしいですが、この試合は3点リードをご破算にして、でもすぐ勝ち越しての勝利。しかも、その、リードをご破算にした魔の3連続失点の時間が、私のような素人の目から見ても、ぐだぐだなクレインズ、しかし、同点になるとまたキリッとしたクレインズに戻るんだから、目利きのクレインズ・ファンが怒るわけです。
第2試合は日光アイスバックス対東北フリーブレイズ。バックスの菊地選手が練習にいなかったので、どうしたのかと思ったら、引退を表明したのだということが、帰宅してからわかりました(バックスのサイトで)。ショックです(涙)。菊地選手は、クレインズの選手以外では唯一、サインをもらいに行った選手なのです(アジアリーグ以外では長野カップで来日したジェームズ・パトリックからもらったが)。コクド・西武時代は、敵であっても惚れ惚れする選手だったし、バックスでは、弱小チームのために必死でがんばる姿がまたすばらしかった。西武の社員で、出向という形でバックスへ来ていたらしく、その期限が切れるので引退ということらしいけど、もっとそのプレーを見たかった。今季は日光での開幕戦と、1月の東伏見のハイワン戦しか見ていないので、あまりにも残念…。
試合は2ピリまでは互角の攻防で、2ピリにバックスが先制点。が、この試合も3ピリに魔の3連続失点が待ち構えていて、バックスは6人攻撃でエンプティに入れられなかったのが唯一の救いという試合になってしまいました。バックスは2ピリまでに3点くらい入れていてもおかしくない感じだったけど、相変わらずフィニッシュできないというか…。ブレイズの橋本がよかったですね。
というわけで、写真。日本の4チームのフラッグ。
ハルラの応援団と勘違いするようなクレインズの応援団。日本製紙の野球チームの選手たちだそうです。
今日はバックアップの清川。
フェイスオフ。右下の後ろ頭はベンチの竹内コーチです。
王子タイムアウトのときの石川。汗だく。
クレインズ勝利。客席で万歳してる人も。
東北ブリーブレイズの寄せ書き。
整列する日光アイスバックス。菊地の姿がない、というか、福藤の隣りが1人分あいている。
2ピリの守りにつく福藤豊。魔の3連続失点まではよく守っていたのだが。
勝って、チームメイトの祝福を受けるフリーブレイズの橋本。