2012年1月29日日曜日

日韓集結1月28日

日韓集結第2弾は、北海道チーム対韓国チームです。
 このように、日本製紙クレインズと王子イーグルスの大きな絵が。



 第1試合、王子イーグルス対アニャンハルラ。
 これはもう、王子が一方的に強い試合でした。ハルラは旧正月ボケか、さもなきゃインフルエンザでも流行ってるのかと思うくらい動きが悪い。そこを果敢に攻める王子。ぽんぽんと4点取りましたが、どれも、選手が何人もゴール前に入っていって、バシッと一発で決めるという、ああ、クレインズにはできないゴール、とか思ってしまう…。というより、何人も入らせてしまうハルラがだめなのか?
 王子ばかりペナ取られてるんですが、それさえも王子のいい練習に見えてしまうという…。
 そして、最後は乱闘。ハルラもフラストレーションたまってるんでしょうが、4対0でやる乱闘じゃない。特にハルラの選手約1名は非常に問題ある行動に…。監督も、精神的にも負けたとコメントしてますね。
 それでも最後は握手して終わりに。ラドンくんとキャラーが何か話しています。

 第2試合はクレインズ対ハイワン。清川がケガで、控えに定着中の大嶋ゴーリー。初めて見ました。その右はシーズン途中から参加のヘキモヴィック。こちらも初めて見ました。

 試合は、1ピリから2ピリはじめまではとにかくハイワンの思い切りのよさが目立ち、え?という感じで3点が入ってしまいます。最初のふわっとしたゴール(に見えた)は、ありゃ、なんだったんだ? 石川、手も出なかったのか? そのあとの2点はパワープレー中の失点。パワープレー中というのは、ちょっと油断すると、さっとパック持って行かれて、あれっというふうに点を取られてしまう、これがいわゆる1つのショートハンデッドゴールというやつで、それが2つも。2つ目、つまり3点目は、まさかハイワンが点を取る場面じゃないだろと思い、ちょっと目を離したすきに入ってしまった。まわりがびっくりしてたが、多分、転びながらのゴール? もしそうなら、オベチキン並みだわ。それとも偶然入っちまったのか?
 こりゃだめだ、と思ったら、そのあとですね。ハイワンが2人反則で少なくなり、そうなれば当然1点は入る。そのあと、今度はクレインズがショートハンデッドゴールしたりで(またしても梁取)、いつのまにかクレインズのペースになり、2ピリ終了まぎわに同点。こうなると、やはり、実力ではクレインズの方が上というのが明らかになるのですが(素人目にも)、しかし、ハイワンも必死で守り、結局、OTでも決着つかず、シュートアウト。これも3巡目までには決着つかず、シュートアウトに慣れてないのかハイワンは選手の出し方わからなくなって、ここでちょっともたつきましたが、4巡目に西脇が決めてクレインズ、3点ビハインドからの逆転勝ちであります。鶴劇場健在。

 会場の東伏見はハイワンの守護神、井上光明の地元、西東京市なので、応援団(?)がたくさん来ていました。第1試合のハルラはいつもの応援団が陣取ってましたが、こちらはいわゆる応援団という感じではなくて、井上選手を応援する人たちが応援しているという感じで、チームの応援団とはまた違った味わいです。井上選手だけでなく、「ハイワンがんばれ」とか、ダーシがシュートアウトに出てくれば「ダーシ」と声が飛ぶとか、非常に親しみを感じました。
 最後の握手。ダーシを止め、西脇のゴールで勝った石川選手が中央に。

 第1試合は一方的で、しかも後味の悪い終わり方でしたが、この第2試合は最後まで目が離せない、面白い試合でした。ハイワンも若いチームだからか、溌剌として魅力的だと思います。ハルラはラドンくん、冴えないし、この前の集結では目立っていたジャックマンが、今回はバテているのか、ベンチに帰るときにいつもバテバテな顔で帰ってきて、パッとしないんですよね。ハルラはとにかくすべてがひどかったので、日曜もこの調子ならクレインズ有利ですが、立て直してくればやはり怖いです。ハイワンはあの王子の横綱相撲にどう戦うのか? やっぱり王子は首位のチームだと感じさせる試合だったので。そういえば、第1試合は首位攻防戦だったのですね。とてもそうは見えませんでしたが。