つまらない仕事をすると、つまらなくない仕事のありがたさがわかるというものです。
つまらない映画を見ると、面白い映画のよさがわかるようなもの。
若い頃は、つまらない映画も見ないと面白い映画のよさがわからないからと思い、つまらない映画もけっこう見てました。
しかし、最近は、時間がもったいないと思うのか、つまらなそうな映画は避ける傾向が強いです。
仕事も、できるだけやりたい仕事だけやろうとしてきたので、つまらなくてなおかつ儲かりそうにない仕事は極力避けてきました。
が、つまらない仕事を避けて、それなりに面白い仕事ばかりになると、今度は、面白い仕事のありがたみがわからなくなってくるのです。
最近の私はちょっと、そういう状態でした。が、あるつまらない仕事(というか仕事の元になること)をやってみて、こういう仕事が生活の中心になったらたまらないな、と思ったのです。
そうなると、なんとなく飽きが来ていた、本来は面白い仕事を見直すきっかけになり、つまらない仕事も時にはやってみるものだな、と思いました。