2015年3月9日月曜日

雨の日と月曜日は

カーペンターズの歌で好きなのは「雨の日と月曜日は」という曲ですが、これは雨の日と月曜日は気分が落ち込むという歌。で、今日は雨の月曜日と、一番憂鬱な組み合わせ。おまけにこのところ、某大学のバカキョームのせいでキレそうになってたので、やだなあ、と思いつつ、東京駅周辺にお出かけ。
別に用はなかったんですが、創元の「フランケンシュタイン」が2月に28刷になったのに、なぜか書店で28刷を見かけない。丸善の丸の内本店では平積みになっていますが、他ではなぜか25刷とか26刷とか27刷とかにしかお目にかからないのです(ほとんどもれなく「屍者の帝国」のタイアップ帯つき)。
いったいどこにあるのか、28刷。
いやそれ以前にだよ、創元の「フランケン」すっかり売れなくなってるんですけど!
書店でもアマゾンでも、売れてるのは新潮文庫と光文社文庫、それに続いて角川文庫の新訳3文庫。
ありゃー、まずい、もしかしたら28刷が最後になるかも。だったら買っておかなきゃ、と思って出かけたのです(丸善・丸の内本店へ)。
ついでに「屍者の帝国」の文庫版あとがきも読んできました。本編は単行本で読んだので。
「屍者の帝国」についてはそのうち感想を書きますが、創元の「フランケン」の帯は正式な「屍者の帝国」とのタイアップのようですね。黒い帯のデザインが単行本の表紙のデザインっぽい。「屍者の帝国」は河出書房なのだけど(「屍者の帝国」の最後に参考文献として創元の「フランケン」が入っている)。
というわけで、丸の内本店で平積みの1冊を買ってきましたが、この平積みが最初に見たときから全然減ってないんですよ。もともと創元の売り場はあまり人来ないしなあ。
私は解説だけだから、増刷になっても本はもらえないので、たまーに買うのですが、この帯つきは記念に。

そして、帰宅すると、この本が届いていました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4873764327/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1425903958&sr=1-1&keywords=%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA
「ムービーマスターズ スタンリー・キューブリック」1200円。
キネ旬のバックナンバーからキューブリックに関する記事を選んで載せたという、大変安上がりな本(おい!)。
今月から特集上映される「時計じかけのオレンジ」、「バリー・リンドン」、「フルメタル・ジャケット」、「アイズ・ワイド・シャット」のキネ旬の特集からの再録で、私の「アイズ・ワイド・シャット」作品評(1999年のバックナンバーから)が掲載されています。映画館で売るパンフレットを兼ねているのでしょうね。
ただ、写真がかなーり残念な出来。文章も縦書きだったものを横書きにしているのですが、うーむ。
でも、劇場用パンフレットとして考えれば値段のわりに読むところが多いし、初公開時にどう受け取られていたかがわかるという点では価値ありのような気がします。