2015年3月2日月曜日

昨日という日

昨日は1日で傘を2本壊してしまった。
最初は少し壊れかかっていた折り畳み傘をさして美容院へ行き、そこで預けたときに壊れてしまった。そこで美容院はビニール傘をくれたので、それをさして帰るとき、猛烈な風が吹いてきて、ビニール傘はあっという間に骨が折れ、ビニールがはがれてしまった(こんなに弱い傘なのか)。
結局、コートのフードをかぶって帰りました。幸い、雨脚も衰えてきていた。
美容院のあと、コーヒーショップで「屍者の帝国」を読みだしたので、その呪いだろうか?
「屍者の帝国」は、舞台となる19世紀後半の実在の人物や、小説のキャラの名前が次々と出てくるんだけど、出す必然性のない名前も多い。レット・バトラーみたいに世界の違う人を出してほしくないと思う。ハダリーはすぐにわかっちゃうしねえ。ピンカートンはこの時代の話によく出てきますが。
こういう本て、若い頃に読むと、出てくる名前が次々とわかるのが自分の知識自慢になってけっこううれしかったりするんだけど、年をとると経験でいろいろ知識があるのが当たり前だから、むしろ、またかよ、うざい、と思ってしまう。年をとるってこういうことか。もちろん、必然性があって出てくる人は違うけど。
話の方は読み終わってからでないと判断できないので、今は書きませんが、アシモフのロボット三原則のパクリが出てきて、しかもフローレンス・ナイチンゲールが考えたフランケンシュタイン三原則となってるので、ここは笑えました。

さて、帰宅してこのサイトの統計を見てびっくり。最近にないページビューの多さ、それも「「小さいおうち」読了後の覚書」の記事がものすごく読まれている。映画と原作の比較論です。
http://sabreclub4.blogspot.jp/2013/11/blog-post_24.html
昨日は1日のページビューが2000近くと、もしかしてこのブログ最高? そのうち「小さいおうち」の記事のアクセスが1700近く。昨夜、テレビでこの映画が放送されたからですね。いや、驚いた。今日もアクセス数が増えています。
テレビってすごいねえ。NHK教育で「フランケン」やっただけで、原作本は新訳中心にかなり売れているみたいです(創元も少しは売れてるみたい)。「屍者の帝国」は「フランケンシュタイン」が元ネタで、参考文献に創元の翻訳が入ってますが、劇場アニメ化といっても「フランケン」は原作じゃないし。