2017年4月18日火曜日

ケイナーの星占い

イギリスのジョナサン・ケイナーの星占いを何年か前からよくチェックしていた。
けっこうこっちが求めているような助言をしてくれているように感じていたのだが。ある時期からうーんと疑問に思うようになった。
それからジョナサンが突然亡くなってしまい、息子のオスカー・ケイナーに受け継がれて現在に至っているのだけど、オスカーになってからさらにイマイチになっていた。
でも、時々はやはり参考になる助言が出てくる。
今出ているのはこれ。

「なぜ有名になりたいと思う人がいるのでしょう? 私は有名人になることにそれ ほどこだわる理由がよく分かりません。才能に恵まれている人がそれを他の人た ちと共有したいと思うのだったら分かります。その一方で、才能のない人は、成 功することを夢見て有名人になることを目指すのかもしれません。多分、成功を 収めることは贅沢(ぜいたく)な暮らしをするのに最短かつ最も簡単な道だと 思っているのでしょう。誰もそんな動機を理解できると思います。今、あなたは とてつもない成功を収めたいと思っています。しかし、名声だけでその目的を遂 (と)げることはできません。今週、王侯貴族のように扱われたいのだったら、 あなたが王冠をかぶるのにふさわしい人であることを証明しなければなりません。」

うーん、私は有名になりたいとは思っていないのですが、このアドバイスは確かに効きます。

実は最近、ちょっと愚痴りたいことがありまして。
非常勤講師で行っている大学の准教授が、昨年度から東大の准教授になったことを知って、えええ、と思ったのです。
まあ、私の専門分野とは違う人なので、評価されていたとしてもわからなくて当然なのですが。
この人、懇親会でよく話しかけてくれて、わりと好印象の人でしたが、私がいろいろ参考になることを教えてほしいのに、なぜか、私から情報を得ようとばかりしているように見えていたのです。
で、最後に会ったときにはおそらくもう東大の准教授就任が決まっていたと思うのに、全然そんな様子はなかった。なんだかなあ。(いやいや、めでたいことで、ご活躍をお祈りします。)

その人とはまったく別の人ですが、以前、私に話しかけてきて愚痴ばかり言うのでいやだなあと思っていた人と1年以上たって再会し、また愚痴を聞かされたのですが、この人がなんと、東洋大の英文科に就職していたことがわかったのです(就職できなくて愚痴言ってるのかと思ったらあれま)。
東洋大って、私はその近くに30年も住んでましたが、一度も仕事の話はなかったところ。
しかも英文科なので、その人のやりたい授業を思う存分できるみたい(うらやましいです)。
で、そこの就職が決まったのが遅かったので、非常勤している大学をやめたくてもやめれなかった。それで私にその愚痴を言っていたとわかったのです。
正直、ふざけんな、ですよ。
そういえば、私に愚痴を言ってくる人て、今までにも何人かいましたが、彼らは私以外の人にはとても愛想がよくて、いいところばかり見せて、その分、私には悪い面を目一杯見せるのです。
私なら見せて大丈夫と思っているんですね。
とりあえず、愚痴ばかり言う人は避けるってのは基本ですね(あ、自分も今愚痴言ってますが)。

結局、私はこの世界とは違うところで何かやらなくてはいけないんだと再認識したのですが、映画評論家としても終わってるし、翻訳家としてもいろいろあって仕事もらえないし、うーん、もう、私にできること何もないなら、もう人生終わってもいいと思う。もう何も未練ないしな。