1984年に発売されて以来、多くの方に読まれていただいているわたくしめの「フランケンシュタイン」の解説(創元推理文庫)ですが、なんと、アマゾンのkindleには解説が含まれていないのだと。
知らなかった。
この解説の報酬は印税なので、今でも印税はもらっているのですが、電子書籍にもいろいろな種類があるので、kindleは解説がないとは知らなかった。
そういえば、電子書籍の印税、以前は1年間でドトールのコーヒー10杯分くらいあったのだけど、昨年は5杯分くらいになってました。
なんか、kindleは解説がないものが多いらしい。
アマゾンのレビューで知ったのですが、申し訳ないというか、コピーをお送りしたいくらいであります。
創元の紙の本は他社から次々新訳が出た関係で、もう増刷はないのではないかと思います。
そうなると、私の解説もやがては読まれなくなるということです。
ネットではいろいろ賛辞をいただいて、大変力になり、生きていてよかったとさえ思うのですが、時代の流れはそういう方向なのかと。