2017年4月16日日曜日

8日で4回「君の名は。」

先週の日曜から今日までの8日間に「君の名は。」を4回見てしまった。
先週の日曜は「わたしは、ダニエル・ブレイク」のついでにハシゴ。
その後、おもだったシネコンで14日に終了してしまうとの情報を得て、火曜日に一番近いシネコンで鑑賞。その後、やっぱり最後の日にも行きたい、ということで14日に同じシネコンで。
そして今日は、2番目に近いシネコンで。ここは最初に「君の名は。」を見た映画館で、その後も「ムーンライト」や「わたしは、ダニエル・ブレイク」とハシゴで見たところ。
ここは木曜で終わりなのだけれど、午後5時台の開始なので木曜に行くのは無理。他の平日も何があるかわからないし、ということで、日曜の昼間に思い立って見てきたのだった。
思えば、最初にこのシネコンで「君の名は。」を見たときは、「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」を見る予定だったときで、行く前にネットでシネコンのサイトを見たら、「君の名は。」とハシゴができることがわかり、当日の昼間に予約して出かけたのだった。
つまり、最初と最後が同じパターンになったわけ。
まあ、今日が最後とは限りませんが。
合計7回見たのだけれど、もっと前にリピーターしていたら20回くらい見てしまったかもしれない(1回目と2回目の間が半年なのだ)。
前の記事は火曜日に見に行ったあとに書いて、そのあと金曜に見に行ったら勘違いに気づき、いくつか訂正したけれど、今日見に行ったら訂正したことの1つが勘違いだった、つまり、最初が正しかったとわかってまた訂正。
全体としての話の流れは1回見ただけである程度わかるのだけれど、細部がものすごく情報量が多くて、何回も見ないとわからない、見たときによって見逃したりもする、という具合に、見れば見るほどリピートしたくなる要素のある映画なのだ。
非常に短いカットがいくつもあって、もっと見ていたいのにすぐ次に行ってしまう。そういうカットがいくつもある。
映画の中で祖母が言う、からまりあったり戻ったり途切れたりまたつながったりするのが時間、というセリフがあるが、この映画自体がそういう時間になっているのだ。
見れば見るほど脚本のうまさ、編集のうまさに驚く、絵の美しさが一番言われているけれど、映画全体の構成のみごとさ、巧みさが際立っている。

14日は某シネコンの最終日ということで、リピーターのような人が多く、終わってもなかなか席を立とうとしない人が多かったが、今日はこのシネコンの最終日ではないので、わりと入ってはいたけれど、エンドロールの途中でさっさと帰っていく人が何人かいて、14日とはだいぶ雰囲気が違った。小学校低学年と思われる子供2人を連れた夫婦がいて、こんな小さい子も見るのか、とちょっと驚く。でも、全然話し声とか聞こえなかったので、真剣に見ていたのだろう。