2019年9月11日水曜日

「翔んで埼玉」ブルーレイ発売


本日、「翔んで埼玉」のブルーレイ&DVDが発売。が、昨日からすでに販売、レンタルされていて、私も昨日、予約していた豪華版を手に入れました。写真はふっかちゃんのサイトから。

が、この映画のファンからも心配の声が出ている先日の台風の深刻な被害、特に千葉県での被害が非常に心配。マスコミは内閣改造の話ばかりで被害を報道しない、停電と断水で涼がとれず熱中症で亡くなる人までいるのにまともな救援活動が行われていないらしい。
また、大島など東京都の離島も大変な状況だという。
「翔んで埼玉」に出てきた木更津水産の木更津市、九十九里町、ヨシキの館山、オーディオ・コメンタリーでロケ地として出てきた鋸南町。。。
通信にも影響が出ているようで、被災地では公衆電話が無料になるとのこと。
しかし、森田健作は青島健太の応援で埼玉県に出かけ、「中央とのパイプ」を強調したらしいが、中央とのパイプなんていざとなったら何の役にも立たないというのが証明されているようなものではないか。
(9月15日追記 千葉県の大部分の地域の復旧見込みが月末まで延び、復旧が大幅に遅れている。)

というわけで、せっかく「翔んで埼玉」のブルーレイが出たのに、心置きなく楽しめないわけですが、昨夜は本編オーディオ・コメンタリーと、特典映像DVDの方の「逆お国自慢」以外の特典映像をすべて見ました。
オーディオ・コメンタリーは非常に面白いです。特典映像も、熊谷の夫婦のなれそめや、自宅で金塊の手掛かりを探す百美がなんで咳き込んでいるのかが未公開映像でわかりました。
舞台あいさつの映像で、新所沢レッツシネパークの支配人(当時)が登場したり、オーディオ・コメンタリーにもハンドルネームが出てきた某ファンが後ろ姿で登場したりするところが見られます。
残念なのは、応援上映のイベントがまったく出てこない上、応援上映用のガクトの映像も収録されてないんですね。応援上映はなかったことにしているのか?
さらにさらに残念なのは、本編冒頭の、千葉県の海で撮影した東映の映像ロゴと、狭い画面が横に広がるフジテレビの映像ロゴがないこと。特に東映の映像ロゴは残してほしかった。

今日の昼間はバリアフリーの字幕つきと、音声ガイドつきを続けて鑑賞。
字幕つきは、何度見ても聞き取れないせりふがやっと理解できた。最初の方で愛海が「~にして」と言ってるの、「東京FMにして」だったのか。「FM東京」(実在)なら聞き取れないはずはないけど、架空の東京FMに変えた?
音声ガイドはなるほど、こういうふうに解説のナレーションを入れるのか、と感心することしきり。特に春日部が初めて出てくるシーンで、映像では春日部の標識が画面に映っているのにさらに「春日部」のテロップを入れ、その後、長老が「春日部じゃ」と言うので、最初に見たときから3回はしつこいと思っていたのだけど、音声ガイドだとテロップは読み上げられず(他は読み上げる)、最初に長老の「春日部じゃ」が耳に入って春日部だとわかるので、これが本来の姿じゃないのかなと思った。
神奈川県知事が登場するシーンも、字幕ガイドだとセリフの前に「神奈川県知事」と出てしまうけど、音声ガイドだと都知事が「神奈川県知事」と呼びかけて初めて神奈川県知事とわかる(これはバリアフリーでない状態で映画を見ているときと同じ)。
字幕ガイドでは人物名がセリフの前に出てくることが多くて、映画館で見ていたときはわからなかった人物名が全部わかるのだね。特に「埼玉解放戦線なんて時代錯誤」と言っているのが上尾支部長だというのは、何回か見てやっとわかったけど、字幕だとすぐに上尾とわかる(これもすぐにわかっちゃっていいのかどうか)。わかりやすくて便利なのか、親切すぎるのか、むずかしいところだ。
音声ガイドでは、ガリガリくんが出てくるときはナレーションが入らず、最後に日本各地でガリガリくんを食べている様子が出たときにガリガリくんの名前がナレーションで出て、ここもなるほどと思った。音声ガイドは聞いていて、こういうふうに解説するのか、とか、このタイミングでナレーションを入れるのか、とか、とても勉強になった。

豪華埼玉版は空気缶とかパスポートケースとかいらないし、あの段ボール箱で来るのは恥ずかしいと思ったので、予約しなかったけれど、さすがにあの段ボールが直接来るのではなく、段ボールの中に段ボールが入っているようだ。
ツイッターを見ていると、ショップ特典の写真もいろいろアップされていて、いいなあ、と思うけど、この映画に関してはグッズは何も買ったり手に入れたりしていなくて、今回もショップ特典のないものを予約。リピートした他の映画はグッズをけっこう買っているのに、この映画だけはなぜかストイックな付き合い方をしている。
あと、「名探偵ピカチュウ」の輸入盤ブルーレイはドルビーアトモスで、うちの安いプレーヤーやヘッドフォンでも音の良さがわかったが、「翔んで埼玉」は5.1chなので音はかなーり劣る。映画館がなつかしい。

オムニ7で予約してセブンイレブン受け取りで、これだと発売日の前日に受け取れるけど、アマゾンは「ボヘミアン・ラプソディ」を予約した時、発売日の2日か3日後でないと届かなかった。アマゾンはお急ぎ便じゃないと発売日に届かないのではないかと思う。
アマゾンの倉庫が市川塩浜なのだけど、台風の影響はどうだったんだろうか。今回は最初、アマゾンで予約したのだけど、一緒に注文した別のブルーレイ2枚をキャンセルすることになり、一緒に「埼玉」もキャンセルして、オムニ7に乗り換えたのだが、アマゾンだとすぐには届かなかっただろうと思う。オムニ7もセブンペイの騒動でなんだかなあなのではあるが。