土曜日に渋谷に「ヨーロッパ新世紀」を見に行った帰り、なつかしの文京区の真砂中央図書館に行って辺見庸の「月」を借りた。
その前に地元で借りていた、リチャード三世は悪人ではなかったという推理小説「時の娘」は昨日読み終わった。
「月」は映画はちょっと気になってはいるものの、出来がイマイチらしいので二の足を踏んでいる。かわりに原作を読もうと思った。
前日にカーリルで調べたら、映画公開ということでけっこう借りられていたが、文庫本は出たばかりで図書館にはあまり入っていない。単行本は、その真砂中央図書館に在庫があった。
おお、まだ借りられてない、と思い、すぐに予約。真砂中央図書館は文京区に住んでいるときはよく利用したけれど、引越してからは行っておらず、その間に改修工事をしたので、それを見るのも目的で出かけた。
うーん、改修前の方が広々としていたような。明るくなったけれど、前の方が昔の図書館の匂いがしてよかったなあ。
で、すぐに借りられたのだけど、その後、予約が4件も入っていた。
映画が公開されると原作本が図書館で貸出中ばかりになる、というのは、スコセッシの新作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の原作も同じです。
こちらも「花殺し月の殺人」というタイトルで単行本が出て、最近、映画と同じタイトルの文庫本が出た。文庫は出たばかりなので、入っている図書館は非常に少ない。単行本は、まだ公開前なので、貸出中ばかりというほどではないけれど、徐々に予約殺到の気配。
そこで日曜の夜にカーリルで検索すると、県立図書館に単行本が在庫あり。ここは穴場なんです。
で、予約して、近くの図書館に届くのを待っています。
ほかにも予約中の本があるので、さっさと読まないと大変だ。順番待ちの人もいることだし。