2024年4月28日日曜日

レースのない日の中山競馬場

 4月28日は京都競馬場で春の天皇賞。京都までは行けませんが、中山競馬場へ行って馬券を買い、巨大モニター画面で見ることに。

船橋法典駅。閑散。


中山競馬場入口。入場無料ですが、入口で「いらっしゃいませ」と迎えてくれます。



馬場内エリアの遊園地はファミリーで大繁盛。アンパンマンショーもあります。


スタンドも閑散。外の指定席は無料開放。


いつもは閉まっている正門も出入り自由。


パドックの巨大画面。ここで見るのが一番見やすいのだけど、やっぱりスタンドで見たい。


外の指定席の一番高いところに座ります。ターフビジョンは大きい方はメンテナンス中で、小さい方しか見れない。


武蔵野線も高いところだとよく見える。


シーズンオフなので、芝のはりかえをしているよう。


馬場内エリアのアンパンマンショーをズームで。


天皇賞が始まる頃には人が集まってきます。画面に天皇賞の歴代優勝馬の映像が出ると大拍手。その後も拍手や歓声で盛り上がり、やっぱり競馬場に来てよかった、と思いました。




優勝は予想どおり、テーオーロイヤルでしたね。ターフビジョンが遠くて見づらいので、カメラをズームにして動画を撮りながら見てましたが、力強い走りでした。

天皇賞が終わって、だいぶ人がいなくなりました。いつもはこの芝生エリアから見ることが多いけれど、今日はここも閑散。


帰りも閑散。



駅のホームに降りる階段。鳩に注意という貼り紙が。ポスターは船橋競馬場のレース。


テーオーロイヤルのほかには、ワープスピードという馬にちょっと期待したけれど、5着。そして、こちらはシャレで買ってみました。どちらかが3着以内に来れば儲かったのだけど、はずれでも記念に。


しかし、もう1着は5回当てているのだけど、2着3着はまだ一度も当たってません。

2024年4月23日火曜日

地元の書店で

 出版40周年、そして記念すべき30刷りとなった創元「フランケンシュタイン」でございます。

ただいま、創元70周年フェアというのを一部の書店でやっておりまして、そのフェアの1冊になっているのですが、フェアをやっている書店が少ない。

都心の有名書店でもちょこっとしかスペースとってなかったり。公式サイトにフェア実施中となっている書店なのにフェアやってなかったり。

で、公式でフェア実施中の書店の中に、自宅から徒歩15分余りの地元の書店がありまして。

ほんとにやってるのかどうかわからないけど、歩いていけるなら行ってみよう、と行ったら、やってました。

町の小さな普通の書店ですが、雑誌と漫画本ばかりというわけでもない書店だったので、意識高いのかもしれない。

都心の駅ナカの書店で、フェアやってるけど棚に1冊立ってるだけみたいなところもあるのに、この書店では3冊ずつ平積みになっていました(でも売れてなさそう)。

というわけで、地域貢献も兼ねて、地元で購入。


下のカバーはこの書店独自のものではないですが、レシートを記念にはさんで。

ところで、万引き誤認逮捕事件の某H堂が、フードコートでいなり寿司を女性に渡した男性が悪いというXのツイート2つに「いいね」して炎上し、そのあと、「いいね」を消したのですが、その点について突撃したのが中日スポーツ。答えは、「誤って」ということでしたが、ピンポイントでこの2つにだけ「いいね」していて「誤って」はないだろう、と世間では言われていますが、ここで重要なのは、こんなバカなことしたために、せっかくマスコミが名前を出さないでいてくれたのに、名前が出てしまったことです。

こういうことがあると株価が下がるので、株をやっている人は戦々恐々。

しかし、この事件、もしも「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」の公開直前だったら、映画公開中止になったかもだな。

もともとこの企画、第1作が東宝に断られて東映がやったという経緯があって、石橋を叩いても渡らない東宝、「オッペンハイマー」配給も見送った東宝がやらないのは十分理解できるとして、東映だからどうなったかな?というのはある。

公開時、ガクトが「公開中止になるかもしれないから早く見た方がいい」と言っていたけど、それはディズニーのパロディ映像があるからで(パロディなので法的問題はない)、ガクト流のジョークだったのだけど、H堂のことを考えると、実在する企業を映画で大々的に使うリスクというものについて、少し考えてしまったのでした。

それを考えると、やっぱり第3作はないかもだな。

2024年4月21日日曜日

八重桜満開

 ソメイヨシノが散ったあとに咲く八重桜。先週前半、団地内の八重桜が満開。



緑の桜も。


翌日、八柱霊園へ。新緑の季節。


着いたときは晴れていたのに、太陽が雲に隠れ、薄墨の八重桜になってしまう。






ハナミズキも咲き始めた。


枝垂れ桜の並木は葉桜になっていたけれど、花はまだたくさん。



広い園内のあちこちに八重桜が植わっている。


土曜日、また団地内の八重桜を見に行くと、もう葉っぱがだいぶ出ていた。藤の花も満開。



緑の桜はピンクに変わっていたが、一部、緑のままの花も。そして逆光の八重桜。





日曜日、ブロッコリーの花が咲く近所の公園へ。手前から桜島大根の花、ブロッコリーの花、カラシナの花。


ブロッコリーの花はこんなに伸びるのだ。


前記事の写真は1週間前のもの。公園で育てた野菜は子ども食堂に寄付するそうです。

なんだかなあ

 「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」大好きだったのに、例の滋賀県の万引き誤認逮捕以来、この映画自体があまり好きでなくなってしまった。

例のH堂の経営する商業施設のスーパー、グーグルマップの批判は消しまくるわ、Xへの批判コメントはブロックしまくるわ、おまけに「いなり寿司を渡した男性が悪い」というコメントにいいねするわで、燃料投下しまくってます。

でも、この件、その後話題にならず、ネットで少し騒がれてる程度で、おそらくそのまま忘れられるでしょう。

これが首都圏の大手スーパーだったらこの程度ではすまないと思うのだが、H堂は滋賀県では最大手で、格上の京都にも店を出しているので滋賀の誇り、なのだろうなあ、あの映画の扱いからしても。そのローカルな大手の悪い面が出てしまっているのか、自分たちは悪くないと思っているのを世界に発信するのってどうよ。

そして、滋賀県警とのつながりも深いので、それで警察はスーパーの言い分を鵜吞みにして82時間も自白しろと拘束したのか???

Xにはいなり寿司を渡した男性のせいで警察もスーパーも迷惑と書く人もいて、おそらくスーパーはそう思っていて、滋賀県民もそっちの方なんだろうか。なんとなく、騒いでるの、県外の人のような気がする。

裏では一応、謝罪したり、慰謝料払ったりしてるのかもしれないし、おばあちゃんも騒いだあと、まずかったとなってるのかもしれないけど。(でも、問題になってしかるべき事件なんだが。)

でも、結局、映画も、「差別をしないのがサイタマイズム」とか言いながら、現実の埼玉県には外国人差別の問題とか、それ以外にもいろいろ旧態依然の悪いところがぼろぼろニュースやネットに出ていて、やっぱり埼玉、と思ってしまうことが多くて、残念きわまりない。

権力と戦う埼玉、滋賀、という映画のストーリーが、現実に裏切られていくのが、映画のファンとしてつらい。

いろいろ考えると、「翔んで埼玉」第3作はないかもしれないな。

というところで、口直しにブロッコリーの花の写真を。

なんとなく追記しちゃおう。

2024年4月20日土曜日

「異人たち」を見に行ったのですが

 新しい冷蔵庫を買ったので6000円くらいポイントがついて、これにいくらか足して、「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」のブルーレイを買おうと思っていたのです。

が、ここに来て、滋賀県でとんでもないニュースが。

74歳の女性を万引きで誤認逮捕、警察に82時間も拘留するという事件が。

女性は近江八幡市内の商業施設のフードコートで、名前を知らないけれど顔見知りの男性からいなり寿司をもらったあと、スーパーの売り場へ行き、そこでレシートのないいなり寿司がバッグの中にあったということで逮捕されてしまったのです。

スーパーは確認もせずに思い込みで警察に突き出し、警察もいなり寿司をくれた男性を探さず、スーパーに在庫確認も聞かず、3日間拘束。

女性がテレビ局に怒りをぶちまけてニュースになり、スーパーのぼやけた画像から「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」に大きく登場するH堂の経営する○○○○○近江八幡店であることがバレバレ。しかも、イ○ンと誤解するツイートがいくつもあってイ○ンが迷惑ということもあり、この店およびH堂が何の発表もしないことへの批判が集まっています。

「埼玉琵琶湖」では、高橋メアリージュンの演じる滋賀のジャンヌ・ダルクがH堂の旗を持っていたのですが、正直、この件で、あの映画に対する気持ちが下がりましたね。行田タワーと武蔵野線は好きなんだけど。

しかし、当の店はこの女性に謝罪してお詫び金を払ったのだろうか? もしそうなら、テレビに怒りをぶちまけるわけないような気がするのですが。女性としては警察が許せないのでしょうが、店も同罪と思うのが普通なわけで。しかもこの件、多くの人が関心を寄せるのは、自分が同じような被害を受ける可能性があると思うからです。レジ袋が有料になった今、よその店で買った商品をバッグに入れていただけで万引き扱いされる可能性があります。

というところで、「異人たち」。山田太一の小説「異人たちとの夏」の2度目の映画化で、原作は読んでいないけど、日本映画の方は見てますが、だいぶ昔のことなので、かなり忘れていました。今回はイギリスでのリメイクで、主人公をゲイに変えているのが特徴。

冒頭、ロンドンの町を見下ろすタワマンの窓に映る主人公の面影。その後もガラス窓に映る人物が何度か出てきますが、これが登場人物を霊的な存在に見せています。

英語の原題は「私たちはみな異人」というような意味で、人はみな他人で、だから孤独、みたいな意味にもとれるし、(ネタバレ)主人公も含め、全員、幽霊なのでは?という意味にもとれる。そもそも、2人しか住んでないタワマンがありえない世界なわけで。

主要人物を演じる4人の俳優がとてもいい。30年以上前に死んだはずの両親と、今は40代になっている息子との再会、そこでわかる親子の溝と和解、ゲイに対する親の時代と現代の感覚の違いと、最後には理解してくれる両親、そして、主人公と同性の恋人との関係。

ラスト(ネタバレ)、抱き合う2人が夜空の星になるのは、やっぱり2人は地上の人間ではなかったのだな、と思う。タワマンの27階に住む主人公の見下ろす町が、そもそも、彼が地上の人間でないことを示していたのかもしれない。幽霊である他の人々は地上、あるいはそこに近いところに住んでいるのだが。ゲイの2人がお互いの部屋の灯りを見上げるという、最初の方のシーンも意味深です。でも、主人公は下に降りることで孤独ではなくなったともいえる。

このところ、話題作だけど期待外れという作品が多かったのですが、これは心に響く映画でした。

2024年4月16日火曜日

新しい冷蔵庫のことなど

 12年間使っていたアクアのワンドアの冷蔵庫(75ℓ)が去年あたりから冷えが悪く、最近は霜取りボタンを押すと自動で戻らなくなって、いよいよ替え時だな、と思い、新しい冷蔵庫を買いました。

新しいのは下に冷凍室がある冷凍冷蔵庫で、156ℓ、メーカーはパナソニック。

上が冷凍室の冷凍冷蔵庫は以前、使ったことがあったけれど、外食の多い私は冷凍室がむだなスペースでした。ほとんど氷を作るだけ。

しかし、最近は自炊が多くなり、冷凍野菜をストックして、肉も大量に買って小分けにしておいた方が経済的で便利ではないかと思い、下に冷凍室のある冷凍冷蔵庫に。

しかし、大きい。この写真はメーカーによるものです。うちのDKこんなに広くないからかなりの圧迫感。


私の冷蔵庫歴ですが、初めて冷蔵庫を買ったのは1978年。サンヨーのワンドアで、当時は一人暮らしはこれが標準。色は明るい緑。

この冷蔵庫は13年も動いてくれて、次は1991年。パナソニックの冷凍冷蔵庫。上に冷凍室があり、霜取りは自動。

3台目は2002年。シャープの冷凍冷蔵庫で、同じく上に冷凍室があるタイプだけれど、冷凍室の霜取りは自分でやらなければならなかった。

そして2012年、冷凍室は必要ないし霜取り面倒なので、アクアのワンドアに。これです。


わりと最近まで製造されていたのだけど、ついに製造終了し、今はわずかに残る在庫がネットで売られていますが、それも残り少ないようです。この冷蔵庫はとにかく静か。現在売られているこのタイプも静からしいけれど、霜取りが完全手動。つまり、スイッチを切って、しばらくしたら入れるという仕様なので、入れ忘れると大変なことに。

このアクアのワンドアの冷蔵庫はとても気に入っていて、しかもまだ動いていたので、お別れは寂しかった。それまでの3台はどれも壊れるまで使って、壊れたら次を買っていましたが、これは結局、壊れる前に買い替え。霜取りボタンが自動で戻らなくなったのが大きいです。

でも、とても好きな冷蔵庫だったので、きれいに拭いて送り出しました。

昨日は久しぶりに、ほんとうに久しぶりに、お茶の水のディスクユニオンにクラシックのCDとDVDを売りに行きました。最後に行ったのはいつだっただろう。お茶の水も久しぶり。

ついでに書店をのぞいたら、創元のフェアの帯がついた「フランケンシュタイン」が。記念すべき30刷り、そして出版40周年。

帯のついた写真、ネットにないかな、と探したら、奈良の蔦屋書店の画像が。一番手前に置いてくれてますね。ありがたや。


日曜日の皐月賞は、中山競馬場には行きませんでしたが、前日、馬券を買っていて、ジャスティンミラノが来ましたね。外出していてライブでは見られなかったけれど、あとで結果を知らずに動画を見て、ジャスティンミラノが勝ったときはちょっと涙が。

ニュージーランドトロフィーと桜花賞が全滅で、馬券代900円くらい赤字になってましたが、ジャスティンミラノのおかげで200円くらいに減りました。しかし、かえすがえすも、パラレルヴィジョンを単複で買っていれば黒字だったのに。なんであの日は全部複勝だけにしたのか。たぶん、2回連続1着を当てるとは思わなかったのだろうけど、私はいまだ、2着と3着当たっていません。複勝買う意味ないやん。

2024年4月13日土曜日

中山グランドジャンプ

 このところ、毎週土曜日は中山競馬場へ行っています。

先週の土曜日、阪神競馬場で落馬して意識不明の重体となり、先日亡くなった藤岡康太騎手を追悼して、半旗が上がっています。


メインレースはグランドジャンプ。そして、明日は皐月賞。




例によって午後到着。7レースはゴールの近くで。


8レースと9レースは馬場内エリアで。いつもいるメインスタンド周辺を反対側から見る位置。そして、子どもたちが遊ぶエリア。




8レース。まだ桜が咲いている。


9レースはゴールの裏側から。


10レースからはまたいつもの芝生観覧エリアへ。芝生のさらに上の生垣の向こうに陣取る。


いよいよメインレースのグランドジャンプ。馬たちの入場。


出走前の風景。左が馬場内エリアで、目の前でジャンプが見えるので、ここは人がいっぱい。


スタートしましたが、早速落馬してしまった騎手が。大丈夫だろうか。




普通の競馬の2倍以上の距離を、障害を飛びながら走るので、かなり時間がかかります。最後の方で、飛ぶのを拒否して完走できなかった馬もいました。


最後の第4コーナーに来る頃には、去年の覇者イロゴトシが先頭に。


力強い走り、そして、最後の障害を飛び越える。



実は今日のレースは馬券をいっさい買わないことにして、純粋に馬が走るのを見ていたのですが、このイロゴトシはたぶん優勝するだろうと思っていました。でも、人気が高くて優勝してもたいして高い金額にならないだろう、それに、イロゴトシなんて名前の馬券を買うなんて、と思って買わなかったのですね。が、なんと、1200円以上の金額になっている。ああ、買っておけば。

勝利インタビューで、黒岩騎手が、亡くなった藤岡康太騎手について語っていましたが、ジョッキーカメラを見ると、最後、ゴール寸前に「康太、勝ったぞ」と叫んでいたことがわかります。

【ジョッキーカメラ】イロゴトシ騎乗の黒岩悠騎手ジョッキーカメラ映像|2024年中山グランドジャンプ|JRA公式 (youtube.com)

グランドジャンプの表彰式もあったのですが、建物の中に入ってしまったので、モニターでちらっと見ただけ。そして、ラストの12レース。


うーん、やっぱり、競馬場へ行って馬券を全く買わないのは寂しい。明日の皐月賞は行かないけれど(相当混むと思うので)、馬券は一応、買いました。


藤岡康太騎手への献花と記帳のコーナーがあり、私のような騎手のこともろくに知らないニワカが記帳してもいいものだろうかと悩みましたが、桜花賞の前日、康太騎手の乗る予定だった馬の馬券を中山競馬場で買っていて、当日、騎手の名前が変更になっていて、?と思ったら、そういうことだった、というのがあったので、これも何かの縁だと思い、記帳しました。

写真を撮るのもはばかられたのだけど、この位置からは撮っている人もいたので。


いよいよ明日は皐月賞。


皐月賞が終わると中山競馬場は9月までレースがありません。寂しくなるなあ。