久しぶりに書評サイト「BookJapan」を訪ねてみたら、書評が読めなくなっていた。
おととしから更新してないのは知っていたが、書評が読めないとは。
人様の書評が読めないのも残念だけど、このブログで書評を書きましたと何度も書いているのに、貼ったリンクが切れていたとは。
というわけで、SabreClub Archivesという別のブログに掲載しました。
映画「シングルマン」原作から「テルマエ・ロマエ」最終巻まで、全8本の書評です。
今なら右サイドに全作品のタイトルが出ています。
http://sabrearchives.blogspot.jp/
2015年2月28日土曜日
2013年8月15日木曜日
書評を書きました。
久々、BookJapanに書評を書きました。
ついに完結した「テルマエ・ロマエ」です。
http://bookjapan.jp/search/review/201308/20130815
(リンク切れのため、次のサイトでお読みください。
http://sabrearchives.blogspot.jp/2015/02/bookjapanvi.html)
また、訃報が2つ。
1つは、ロンドン五輪でジェームズ・ボンド役でヘリコプターから飛び降りたスタントマンが、別のイベントの事故で亡くなったとか。ベテランのスタントマンのようですが、事故の詳細はまだ不明のようです。
もう1つは、レッドフォードの「華麗なるギャツビー」でデイジーの夫の愛人マートルを演じたカレン・ブラックが癌で亡くなりました(こちらは8月8日)。
「イージー・ライダー」や「ファイブ・イージー・ピーセス」でニューシネマのスターとして登場、その後はヒッチコックの遺作「ファミリー・プロット」や「華麗なるギャツビー」、「イナゴの日」、「ナッシュビル」といった話題作で演技派として活躍、「ファイブ・イージー・ピーセス」と「ギャツビー」ではゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。「エアポート’75」で、事故で倒れたパイロットのかわりに飛行機を操縦する果敢なキャビン・アテンダントも印象的でした。70年代を代表する女優の1人でしたが、その後はあまりいい映画に出れなくなったみたいです。
今年の春には長い闘病生活で貯金が尽き、夫がネットで治療費の募金を募ったそうで、目標を超える額が集まったとか。アメリカは国民皆保険じゃないので、お金のある人は優れた医療を受けられるけれど、貧しい人は治療そのものを受けられない、という現実があり、そこで、お金のない人が重い病気にかかった場合、友人などが募金を募る、ということが行なわれています。私がフォローしているNHLのバッファロー・セイバーズの関係でも、ファンの掲示板で、一般の人の治療費の募金のお願いがあったり、また、元セイバーズの大スター選手、ドミニク・ハシェックが難病にかかったセイバーズのスタッフの治療費のための募金のイベントをしたことがあります。
ついに完結した「テルマエ・ロマエ」です。
http://bookjapan.jp/search/review/201308/20130815
(リンク切れのため、次のサイトでお読みください。
http://sabrearchives.blogspot.jp/2015/02/bookjapanvi.html)
また、訃報が2つ。
1つは、ロンドン五輪でジェームズ・ボンド役でヘリコプターから飛び降りたスタントマンが、別のイベントの事故で亡くなったとか。ベテランのスタントマンのようですが、事故の詳細はまだ不明のようです。
もう1つは、レッドフォードの「華麗なるギャツビー」でデイジーの夫の愛人マートルを演じたカレン・ブラックが癌で亡くなりました(こちらは8月8日)。
「イージー・ライダー」や「ファイブ・イージー・ピーセス」でニューシネマのスターとして登場、その後はヒッチコックの遺作「ファミリー・プロット」や「華麗なるギャツビー」、「イナゴの日」、「ナッシュビル」といった話題作で演技派として活躍、「ファイブ・イージー・ピーセス」と「ギャツビー」ではゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。「エアポート’75」で、事故で倒れたパイロットのかわりに飛行機を操縦する果敢なキャビン・アテンダントも印象的でした。70年代を代表する女優の1人でしたが、その後はあまりいい映画に出れなくなったみたいです。
今年の春には長い闘病生活で貯金が尽き、夫がネットで治療費の募金を募ったそうで、目標を超える額が集まったとか。アメリカは国民皆保険じゃないので、お金のある人は優れた医療を受けられるけれど、貧しい人は治療そのものを受けられない、という現実があり、そこで、お金のない人が重い病気にかかった場合、友人などが募金を募る、ということが行なわれています。私がフォローしているNHLのバッファロー・セイバーズの関係でも、ファンの掲示板で、一般の人の治療費の募金のお願いがあったり、また、元セイバーズの大スター選手、ドミニク・ハシェックが難病にかかったセイバーズのスタッフの治療費のための募金のイベントをしたことがあります。
2012年5月16日水曜日
首都圏のイオン
都心に住んでいるとイオンというものにはほとんど縁がないのですが、ホッケー観戦で北海道へ行ったとき、釧路のイオンへ行って、それが私のイオン初体験(数年前)。そして今年は苫小牧のイオンへ行ってシネコンで映画を見てきたのですが、北海道のイオンはとにかく細長く、端から端まで歩くのがかなり大変。建物は2階までで、まわりに広い駐車場。さすがは北海道、広いね、と思っていたのですが、火曜日の夜、初めて首都圏のイオンへ行ってきました。
場所は埼玉県南部ですが、まあ、中に入ったら、釧路や苫小牧とまるで変わらない。やっぱり細長い、広い建物で、端から端まで歩くのが大変。ただ、2階建てではなく3階建てでした(北海道のイオンほどは長くなくて、その分3階建てのような気がします)。夜だったので駐車場が広いかどうかはわかりませんでしたが、窓から外を見ると、平野が広がって、家もあまりないので、ほんと、釧路や苫小牧のイオンにいるみたいでした。ただ、人は北海道より少なかったです。こんなにすいていてやっていけるのか、イオン?
さすがに首都圏なので、駅から歩いていけます(釧路と苫小牧は駅からバス)。んなわけで、駅からてくてくと歩いて、イオンの建物にはすぐ着くんだけど、シネコンが駅から一番遠い端なので、シネコンに着くまでが大変。でもまあ、なんとかたどり着いて、「テルマエ・ロマエ」を見てきました。
なんで埼玉のイオンのシネコンに行ったかというと、ここが週に1度行く仕事先の近くで、しかも15日は1000円の日だったからです。ただ、仕事先から近いといっても、駅までバスで10分、それから電車で3分なのですが、その電車がなんと10分近く遅れていた。けっこうぎりぎりだったんで心配しましたが、なんとか上映開始前に到着。初めての映画館で指定席というのは、どの席が自分好みかわからず、困るのですが、入ってみたら、ガラガラでした。ほんとにヒットしてるのか、「テルマエ・ロマエ」?
映画は前半は原作の風呂エピソードをいくつかつなぎ合わせたもので、なかなかうまく絵にしてあります。後半は原作にはない話で、漫画家志望の若い女性がルシウスに恋してしまい、実家の湯治場に来ていた大学教授の助けで古代ローマやラテン語を勉強、そして、古代ローマへタイムトリップしてしまう、という、原作の温泉芸者よりかはずっと面白い。ルシウスが日本に来るたびにそこに彼女がいて、というのも「ジェニーの肖像」とかを思わせてニヤリです。また、原作だとルシウスが温泉芸者に惚れるんだけど、ルシウスの方が惚れられるようにしたのも正解ですね。ルシウスは女にあまり興味なさそうなんだもの。漫画家志望の女性とも、一緒に住んでも兄妹みたいな感じ。
ローマ人を日本人が演じるというのも、思ったよりうまくいっていました。古代ローマのシーンは日本語吹き替え、ルシウスが日本に来るとラテン語を話す、というのもなかなかよい。で、ヒロインが古代ローマへ行くと、せりふは日本語で、バイリンガルと右上に出るという趣向。そのあと、湯治場の老人たちが来てしまったりするんだけど。
でも、「テルマエ・ロマエ」の真髄はやはり、ルシウスが日本の風呂を見て感激、ローマに持ち帰って、というエピソードの羅列で、それが中心の前半に比べて、ストーリー性が強くなる後半が弱いのはいたしかたないか。最後まで風呂エピソードでやるわけにはいかなかったのかなあ(ヒロインはルシウスが来るたびにそこにいていいと思うけど)。
ルシウスを演じる阿部寛に加え、皇帝役の市村正親がびっくりするほどのはまり役。思えば、アメリカ人がローマ人を演じるハリウッド映画だって、よく考えたら変なはずなんだから、日本人がローマ人を演じてどこが悪い、という気がします。この映画のような作りだったら、今後、日本人が西洋人を演じても違和感ない映画ができそうな感じ。何か、そういう新しいジャンルを切り開きそうな予感もします(そこまで言うか?)。
イタリア・オペラの名曲が次々と出てくるのも魅力でした。ルシウスが日本に吹っ飛ばされるたびに登場してアリアを歌うおっさんが、途中から出てこなくなったのも残念だったな。最後にまた出てきますが。
場所は埼玉県南部ですが、まあ、中に入ったら、釧路や苫小牧とまるで変わらない。やっぱり細長い、広い建物で、端から端まで歩くのが大変。ただ、2階建てではなく3階建てでした(北海道のイオンほどは長くなくて、その分3階建てのような気がします)。夜だったので駐車場が広いかどうかはわかりませんでしたが、窓から外を見ると、平野が広がって、家もあまりないので、ほんと、釧路や苫小牧のイオンにいるみたいでした。ただ、人は北海道より少なかったです。こんなにすいていてやっていけるのか、イオン?
さすがに首都圏なので、駅から歩いていけます(釧路と苫小牧は駅からバス)。んなわけで、駅からてくてくと歩いて、イオンの建物にはすぐ着くんだけど、シネコンが駅から一番遠い端なので、シネコンに着くまでが大変。でもまあ、なんとかたどり着いて、「テルマエ・ロマエ」を見てきました。
なんで埼玉のイオンのシネコンに行ったかというと、ここが週に1度行く仕事先の近くで、しかも15日は1000円の日だったからです。ただ、仕事先から近いといっても、駅までバスで10分、それから電車で3分なのですが、その電車がなんと10分近く遅れていた。けっこうぎりぎりだったんで心配しましたが、なんとか上映開始前に到着。初めての映画館で指定席というのは、どの席が自分好みかわからず、困るのですが、入ってみたら、ガラガラでした。ほんとにヒットしてるのか、「テルマエ・ロマエ」?
映画は前半は原作の風呂エピソードをいくつかつなぎ合わせたもので、なかなかうまく絵にしてあります。後半は原作にはない話で、漫画家志望の若い女性がルシウスに恋してしまい、実家の湯治場に来ていた大学教授の助けで古代ローマやラテン語を勉強、そして、古代ローマへタイムトリップしてしまう、という、原作の温泉芸者よりかはずっと面白い。ルシウスが日本に来るたびにそこに彼女がいて、というのも「ジェニーの肖像」とかを思わせてニヤリです。また、原作だとルシウスが温泉芸者に惚れるんだけど、ルシウスの方が惚れられるようにしたのも正解ですね。ルシウスは女にあまり興味なさそうなんだもの。漫画家志望の女性とも、一緒に住んでも兄妹みたいな感じ。
ローマ人を日本人が演じるというのも、思ったよりうまくいっていました。古代ローマのシーンは日本語吹き替え、ルシウスが日本に来るとラテン語を話す、というのもなかなかよい。で、ヒロインが古代ローマへ行くと、せりふは日本語で、バイリンガルと右上に出るという趣向。そのあと、湯治場の老人たちが来てしまったりするんだけど。
でも、「テルマエ・ロマエ」の真髄はやはり、ルシウスが日本の風呂を見て感激、ローマに持ち帰って、というエピソードの羅列で、それが中心の前半に比べて、ストーリー性が強くなる後半が弱いのはいたしかたないか。最後まで風呂エピソードでやるわけにはいかなかったのかなあ(ヒロインはルシウスが来るたびにそこにいていいと思うけど)。
ルシウスを演じる阿部寛に加え、皇帝役の市村正親がびっくりするほどのはまり役。思えば、アメリカ人がローマ人を演じるハリウッド映画だって、よく考えたら変なはずなんだから、日本人がローマ人を演じてどこが悪い、という気がします。この映画のような作りだったら、今後、日本人が西洋人を演じても違和感ない映画ができそうな感じ。何か、そういう新しいジャンルを切り開きそうな予感もします(そこまで言うか?)。
イタリア・オペラの名曲が次々と出てくるのも魅力でした。ルシウスが日本に吹っ飛ばされるたびに登場してアリアを歌うおっさんが、途中から出てこなくなったのも残念だったな。最後にまた出てきますが。
2012年5月3日木曜日
駅前ロマエ?
4巻一気読みしてしまった「テルマエ・ロマエ」ですが、読む前にアマゾンの読者レビューを見てびっくり。
第4巻はそれまでのと展開が違い、ローマに帰れなくなったルシウスがラテン語が話せる東大大学院出の考古学者で温泉芸者の美女と出会い、長編ラブストーリーになってしまうのだと。
それで、風呂も出てこないし、絵が雑になっているとか、ネタ切れだとか、編集部の余計な口出しでこうなったのだろうとか、映画化に合わせてヒロインを出して恋愛ものにしたのだとか、いろいろな推測が出ています。
実際、読んでみると、これは3巻目までで十分だな、4巻の展開だったらもう買わない、と私も思いました。
読者レビューの中では、評価の高い有用性のあるレビューと、評価の低い有用性のあるレビューの両方がすべてを言い表しています。
最も参考になった評価の高いレビュー
☆☆☆☆ 梃子入れっていうか最終話だよね
正直、この新展開には猛烈な違和感を覚えますが、もう作者もネタ切れなんじゃないかな。
ラテン語がしゃべれるローマオタクで天涯孤独の温泉芸者なんて無理が有り過ぎですが、浴場設計士として成功しつつもプライベートは不幸な主人公が幸せになって、めでたしめでたしってことで良いんじゃないかと。
これで次巻完結なら、最終話としてならこの展開もアリということで星は4つです。
最も参考になった評価の低いレビュー
☆☆ あれ?おもしろくない
(前略)
私にとって、テルマエ・ロマエは、
主人公と平たい顔族(日本人)の全力勘違いを主体とした
ギャグストーリーの中に知性がちらっと光る
そんな漫画でした。
でも、今回は全体的に勘違いの笑いが弱い。
ない、わけではないが、
長編ストーリのための人物像を描く部分にコマをさいたことにより
全体的に薄まっていると感じてしまいました。
私としては、前のままでよかったのに(泣)
偉大なるマンネリ(ほめ言葉)だったじゃないですか。
事件→おぼれる→日本へワープして平たい顔族との掛け合い→
ローマに戻る→勘違いしたままローマで再現→ハッピーエンド!
1~3話で完結!
水戸黄門の今回も印籠出しちゃうぞ!でも面白いの法則とでもいいますか。。。
ひとつのパターンで物語を作り続ける
作者の苦労も確かに想像できるのですが。。。
でも、変えて欲しくなかった部分が変わってしまったそんな印象です。
(後略)
そして、こういうレビューもあります。
(前略)
>
若い子を描くのが苦手で気が乗らないし(小学生くらいまでは好き)、現代日本の若い子と接点があまりない事もあって、もし自分一人でテルマエを描き進めていたとしたら、絶対出て来なかった'W巻の登場人物、さつき。
私だったら、もし同じ立場の登場人物を出すなら、絶対におっさん大学教授か、ローマ人の物語を愛読する爺さんとかにしてしまっていたでしょう。
(以下略)
<
テルマエ'IV巻のヒロイン 作者ブログより
[・・・]
これは見たかった・・・!!!
『ルシウスがおっさん大学教授と銭湯でラテン語で歓談する光景』
『ローマ人の物語を愛読する爺さんに露天風呂で質問責めにあうルシウス』
(後略)
作者も不本意だったのか。だよね。
ちなみに、映画で上戸彩の演じるヒロインは漫画家とのことで、こっちの方がまだ自然。
というより、ルシウスが「平たい顔族」の国(日本)に来て、そこでラテン語が話せる人に会って、コミュニケーションがとれてしまう、というのが一番いけません。
そのうち、さつきから日本語習って日本語ペラペラになるぞ、ルシウス。いや、すでに漫画では日本語のせりふでさつきと話してるのだ。平たい顔とコミュニケーションがとれた時点で、これは終わりです。電気製品の仕組みを理解するなんて、さらにまずい。理解ではなく勘違いが身の上だものね、この漫画。
そして、絵が雑になったというのは、ローマの場面がなくなったから、というのが大きいでしょう。3巻まではローマの風景がとてもていねいに美しく描かれていて、すばらしかったのに、日本だけになると手抜きの絵ばかりに見えます。全部緻密なローマの絵ばかりでも疲れてしまうけど、全部手抜きの日本の絵ではねえ。
そんなわけで、お手軽な駅前留学ならぬ駅前ロマエと化した、もはや風呂漫画でさえなくなった漫画。ファンががっかりするわけだわ。
あと、この漫画の魅力は、ハドリアヌス帝とルシウスのちとホモっぽい主従関係にあるのだが、そっちを捨てて魅力のない温泉芸者に切り替えるリスクを編集部は考えたのかなあ。男の編集者だとその辺わからないのかしらん。そんでもって、温泉芸者がイマイチなので、4巻目の最後は馬がルシウスにほれることになってます。もう、コミケネタの皇帝との主従関係を捨ててはいかんよ。
第4巻はそれまでのと展開が違い、ローマに帰れなくなったルシウスがラテン語が話せる東大大学院出の考古学者で温泉芸者の美女と出会い、長編ラブストーリーになってしまうのだと。
それで、風呂も出てこないし、絵が雑になっているとか、ネタ切れだとか、編集部の余計な口出しでこうなったのだろうとか、映画化に合わせてヒロインを出して恋愛ものにしたのだとか、いろいろな推測が出ています。
実際、読んでみると、これは3巻目までで十分だな、4巻の展開だったらもう買わない、と私も思いました。
読者レビューの中では、評価の高い有用性のあるレビューと、評価の低い有用性のあるレビューの両方がすべてを言い表しています。
最も参考になった評価の高いレビュー
☆☆☆☆ 梃子入れっていうか最終話だよね
正直、この新展開には猛烈な違和感を覚えますが、もう作者もネタ切れなんじゃないかな。
ラテン語がしゃべれるローマオタクで天涯孤独の温泉芸者なんて無理が有り過ぎですが、浴場設計士として成功しつつもプライベートは不幸な主人公が幸せになって、めでたしめでたしってことで良いんじゃないかと。
これで次巻完結なら、最終話としてならこの展開もアリということで星は4つです。
最も参考になった評価の低いレビュー
☆☆ あれ?おもしろくない
(前略)
私にとって、テルマエ・ロマエは、
主人公と平たい顔族(日本人)の全力勘違いを主体とした
ギャグストーリーの中に知性がちらっと光る
そんな漫画でした。
でも、今回は全体的に勘違いの笑いが弱い。
ない、わけではないが、
長編ストーリのための人物像を描く部分にコマをさいたことにより
全体的に薄まっていると感じてしまいました。
私としては、前のままでよかったのに(泣)
偉大なるマンネリ(ほめ言葉)だったじゃないですか。
事件→おぼれる→日本へワープして平たい顔族との掛け合い→
ローマに戻る→勘違いしたままローマで再現→ハッピーエンド!
1~3話で完結!
水戸黄門の今回も印籠出しちゃうぞ!でも面白いの法則とでもいいますか。。。
ひとつのパターンで物語を作り続ける
作者の苦労も確かに想像できるのですが。。。
でも、変えて欲しくなかった部分が変わってしまったそんな印象です。
(後略)
そして、こういうレビューもあります。
(前略)
>
若い子を描くのが苦手で気が乗らないし(小学生くらいまでは好き)、現代日本の若い子と接点があまりない事もあって、もし自分一人でテルマエを描き進めていたとしたら、絶対出て来なかった'W巻の登場人物、さつき。
私だったら、もし同じ立場の登場人物を出すなら、絶対におっさん大学教授か、ローマ人の物語を愛読する爺さんとかにしてしまっていたでしょう。
(以下略)
<
テルマエ'IV巻のヒロイン 作者ブログより
[・・・]
これは見たかった・・・!!!
『ルシウスがおっさん大学教授と銭湯でラテン語で歓談する光景』
『ローマ人の物語を愛読する爺さんに露天風呂で質問責めにあうルシウス』
(後略)
作者も不本意だったのか。だよね。
ちなみに、映画で上戸彩の演じるヒロインは漫画家とのことで、こっちの方がまだ自然。
というより、ルシウスが「平たい顔族」の国(日本)に来て、そこでラテン語が話せる人に会って、コミュニケーションがとれてしまう、というのが一番いけません。
そのうち、さつきから日本語習って日本語ペラペラになるぞ、ルシウス。いや、すでに漫画では日本語のせりふでさつきと話してるのだ。平たい顔とコミュニケーションがとれた時点で、これは終わりです。電気製品の仕組みを理解するなんて、さらにまずい。理解ではなく勘違いが身の上だものね、この漫画。
そして、絵が雑になったというのは、ローマの場面がなくなったから、というのが大きいでしょう。3巻まではローマの風景がとてもていねいに美しく描かれていて、すばらしかったのに、日本だけになると手抜きの絵ばかりに見えます。全部緻密なローマの絵ばかりでも疲れてしまうけど、全部手抜きの日本の絵ではねえ。
そんなわけで、お手軽な駅前留学ならぬ駅前ロマエと化した、もはや風呂漫画でさえなくなった漫画。ファンががっかりするわけだわ。
あと、この漫画の魅力は、ハドリアヌス帝とルシウスのちとホモっぽい主従関係にあるのだが、そっちを捨てて魅力のない温泉芸者に切り替えるリスクを編集部は考えたのかなあ。男の編集者だとその辺わからないのかしらん。そんでもって、温泉芸者がイマイチなので、4巻目の最後は馬がルシウスにほれることになってます。もう、コミケネタの皇帝との主従関係を捨ててはいかんよ。
2012年5月1日火曜日
テルマエ・ロマエ
今日は埼玉県の大学で授業。その大学の比較的近場のシネコンで「テルマエ・ロマエ」をやっていることがわかり、しかも1日は入場料1000円。お、授業が終わったら行こう、と思ったのですが、終わったら疲れてしまい、しかも、近場とはいえ、バスと電車を乗り継ぐので面倒になり、行きませんでした。
そして、帰りに近所のブックオフに立ち寄ったら、コレが。
1冊400円、計1600円。古本としては高いのか安いのかわかりませんが、かなりきれいです。
1巻目は少し立ち読みしたことがありますが、銭湯好きとしてはずっと気になっていた漫画です。
映画は日本人がローマ人を演じていて、しかもせりふは日本語! というのがかえって笑えるのであろうと思っているのですが(ラテン語訛りの日本語は無理でも、せめてイタリア語訛りの日本語で、と思うのですが、標準語なんでしょうね。関西弁とかだとまたおかしいかも)。
4巻目についている帯の写真のポスターが近所の銭湯にも貼ってあって、なかなかよい。映画見たいです(でも、まず漫画読もう)。
追記 原作「テルマエ・ロマエ」については「駅前ロマエ?」、映画「テルマエ・ロマエ」については、「首都圏のイオン」の記事をどうぞ。
そして、帰りに近所のブックオフに立ち寄ったら、コレが。
1冊400円、計1600円。古本としては高いのか安いのかわかりませんが、かなりきれいです。
1巻目は少し立ち読みしたことがありますが、銭湯好きとしてはずっと気になっていた漫画です。
映画は日本人がローマ人を演じていて、しかもせりふは日本語! というのがかえって笑えるのであろうと思っているのですが(ラテン語訛りの日本語は無理でも、せめてイタリア語訛りの日本語で、と思うのですが、標準語なんでしょうね。関西弁とかだとまたおかしいかも)。
4巻目についている帯の写真のポスターが近所の銭湯にも貼ってあって、なかなかよい。映画見たいです(でも、まず漫画読もう)。
追記 原作「テルマエ・ロマエ」については「駅前ロマエ?」、映画「テルマエ・ロマエ」については、「首都圏のイオン」の記事をどうぞ。
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