研究者が合理的なのは研究している時だけなので、研究していない時の行動は全くもってひどいことをご理解ください。人間それでバランス取ってる。
さとう いっせい (@issei_sato)
https://twitter.com/issei_sato/statuses/462467676707622912
理系の人ってどうして自然科学のこと以外だと非論理的で、批判に答えなくて、ウィキペディア日本版だけで記事書いたりするの?
という不満の記事を書こうとしたら、上のようなツイートを発見。筆者は理系の大学教員のようです。
なるほど、そうなのか。あ、上のツイートの研究者というのは理系の研究者のことですよね。
スタップ細胞問題について一般人や文系をディスり、自分は科学的にきちんと調べたり考えたりしている、というようなことを書く人のブログをよく読むと、科学以外の記事だとウィキペディア日本版の引用だけで記事書いていたり、ひどいのはある社会問題についての記事で、アマゾンのサイトに出ていた本の紹介とコメントだけで社会問題を論じたものがありました(本自体を読んでいない。この人はネットのおもに日本語の記事しか読まず、それも有名どころに出たのしか読まないようだった)。
理系の人は科学については文系というか非理系の人(非理系=文系ではない)は論理的じゃないとか言っておきながら、科学以外の分野だとウィキペディアだけが頼りだったり、ろくに調べずに文系はどうせこうだろうという考えだけで書いていたりと、けっこうひどいのです。
また、スタップ問題に関連して、間違いがあればそれを認めて正すべし、と言いながら、科学以外だと批判や間違いの指摘を無視。
自分は科学以外は専門外だから、軽いエッセイだけにしておこう、という考えもないのか、専門外についてもいいかげんな知識でえらそうに論じる。
スタップ問題で、確かにためになる理系の人の記事もあったのですが、こういうひどいのにもかなりの確率で遭遇し、最初はよいブログだと思ったものがだんだんこりゃだめだになっていった、ということを何度か経験しました。
結局、理系の人は、自分が自信を持って言える分野だけについて書いている人の文章がよいのだな。もちろん、視野の広い理系の人もいますけどね。
まあとにかく、理系の人は、科学以外の分野ならウィキペディアだけで論文書いていいとか、文系はインターネットで調べて書けるから研究費はいらないとか、そういうバカなこと書いていたら、スタップ問題についての意見にも?がついてしまいます。後者は大学教員のブログにあったので驚きあきれたが、それについて反論がコメントで複数出ているのに無視っていうのもすごい。この人、論文不正追及の人のツイッターでブログが紹介されたら、とたんに論調が変化して言い訳がましくなったので、ブログやめるかもしれないなあ。もう読みに行かないけど。