節分の日に近所の公園へ。ノスリ。
飛んだ。
元の木の上の枝にとまる。
この公園の梅はまだぼちぼち。
立春の日、八柱霊園。日当たりがよい場所のせいか、梅がかなり咲いていた。
草むらにオオイヌノフグリ。春を感じる花。
あいにく曇りで梅がきれいに撮れないけれど、たまに日がさした。
八柱霊園は人がほとんどいないので、好きな場所でゆっくり読書ができる(寒いけど)。
ブッツァーティの短編集「現代の地獄への旅」をここで読めた。変身ものが多く、1つ読むとあとは同じパターンなので意外性は少ない。変身ものも、そうでないものも、年をとってきた作者の思いがものすごく表れている。年寄りは粗大ごみみたいな扱いを受ける話が多い。また、表題作の中編をはじめ、世界の残酷な仕組みが寓話のように描かれる話も多かった。
年をとるともう未来がないので、みたいな話はものすごく身につまされるのだが、それを霊園で読むって、我ながらどうよと思った。霊園みたいな場所が舞台のものもあるし。ま、霊園で読むのにふさわしい本だったかな。