松屋の新メニュー、ごろごろチキンの濃厚カルボナーラ。
スパゲッティではありません。チキン料理です。(写真では湯気が出ているけど、ものすごくぬるかったです。)
780円もするので、普通ならパス、だけど、以前、松屋で大人気だったジョージア料理シュクメルリの再来だというので、食べてみたいと思いました。(追記参照)
最初に行ったのは都心の山手線の某駅のすぐそばの店。例の評判の悪い、わかりにくい券売機でこれを探すのですが、見つかりません。
店の入口そばにはこのメニューの大きなバナーが下がっているので、店員に聞いてみます。
「ごろごろチキンの濃厚カルボナーラはないんですか?」
「ありますよ」
「券売機で買えないんですけど」
「メニューにあるはずです」
そういうと、店員は奥に姿を消してしまいました。
もう一度券売機に向い、すべてのカテゴリーを押してみますが、出てきません。そのうち後ろにお客さんが来たので、あきらめて帰りました。
自宅に帰ったあと、松屋に苦情を入れようとしたら、なんと、この店が検索で出てこない。
検索で出てこないと店名を書けない仕組み。
でも、店舗検索ではしっかり出てくる。お問い合わせのところだけ出てこない。
なにかの怪談ですか?
数日後、別の店へ行ってみます。確かに券売機の期間限定でありました(前の店は期間限定にもなかった)。
やっと食べられる!
しかし、その味は……。
シュクメルリとは似ても似つかない。
松屋のシュクメルリは鍋だったので、熱々でした。が、ごろチキカルボナーラは全然熱くない。ものすごくぬるい。味もかつてのシュクメルリの味とは似ていない。
ニンニクがたっぷりだからシュクメルリと言われてるみたいだけど、チーズがね。チーズの味がしない。
シュクメルリはニンニクとチーズです。チーズ重要。
これがシュクメルリの再来って、ジョージアに失礼だろう。
でもまあ、シュクメルリの再来でなくてもおいしければいいのですが、まずい。
ぬるいのがまずい最大の理由だけど、熱くてもあまりおいしくないような気がする。
ニンニクのきいたカルボナーラソースにチキンとベーコンが入っているのですが、シュクメルリはなにげにサツマイモがよかったんだ、と納得。
780円でこのまずさ、正直、後悔しましたが、食べてみないとわからないので、一度はしかたないでしょう。リピートはない。
ネットでは、まずいとまでは書いていないけれど、期待はずれ、ごろごろチキンカレーがなつかしい、あれをやめてなぜこれを、という意見があるようです。
私もごろごろチキンカレーが好きだったのですが、このごろごろチキンカレーもある時期からぬるくなって、前ほどおいしくなくなってました。
松屋は1月からカレーをリニューアルしていますが、去年の暮、ごろチキカレーを食べようとしたらカレーが全部売り切れだったことがあった。
ああ、もう食べられないのかな、と思ったら、大晦日に食べることができました。
例によってぬるかったけど、ルーがやたら多かったです。近くに座った人もごろチキカレーを食べていて、終わってしまうから食べに来た人、けっこういたのかもしれない。
追記
シュクメルリの再来、というのはごく一部の人が書いているだけで、松屋がそう言っているのではありません。
検索すると、やはりぬるいという感想がありました。その人はカルボナーラとしてもあまりよくないみたいなことを書いていました。