2023年6月14日水曜日

大学とマイナンバーカード

 宇都宮大学以外でもマイナンバーカードを作らない学生が図書館利用できないなどの冷遇をしているところがあるのかどうか、ググってみたのですが、今のところ、他の大学は引っかかってきません。

滋賀大学は学生のマイナンバーカードに情報を入れることを実施していますが、取得しない学生を冷遇しているという情報は今のところ見つからない。

学生のマイナンバーカードを大学が利用することを検討したり、なんらかの実験をしている大学はある。

大学入学や奨学金の申請に必要なのはマイナンバーであって、マイナンバーカードではないが、その点を誤解している人がいる。そういう人たちが、どこどこ大学も宇都宮大学と同じだ、奨学金も同じだ、と書いているので注意。マイナンバーは記載された住民票で提示できる。

なお、宇都宮大学はマイナンバーカードを取得しない学生は申請することで図書館利用のための証明書をくれるみたいです。また、マイナンバーカードを取得した学生は、それを大学へ持っていって手続きするので、いずれにしても手続きが必要。実際、どっちを選ぶ学生が多いのかわかりませんが、学生の手間を増やしただけではないかと思います。おまけに学生証も必要なので、常に2枚携帯、カードは卒業するときにまた手続き。面倒な大学だ。

カード取得すると学食3000円分ポイントというのも、カード作るより図書館利用の証明書をとった方が楽だからポイントで釣ることにしたのかなあ、という感じもありますが、国民の手間を増やすだけのカードだということがまたしてもわかりました。

留学生はいないのか、という書き込みもありましたが、留学生にもマイナンバーはつけられます。カードを取得した留学生は帰国するときにカード返納するけれど、マイナンバーは一生残るそうです(埼玉大学のサイトから)。