2023年6月28日水曜日

ペットロス

 15年間つきあっていた地域猫が4月1日に逝ってしまい、もう3か月近くたつのだけど、ペットロスです。

とても人気のあった猫なので、ほかにもペットロスな人はいると思いますが、その後、猫がいた場所に行けなくなっている自分がいます。

月に1度、花を手向けに行ってますが、行くのもけっこうつらい。

その場所で会った人たちにまた会うのもつらい、という状態。

最初の7年半は近くに住んでいたので、仕事帰りに寄ったりと、わりとよく行っていましたが、その後、郊外に引っ越して、週に2回程度になり、上野動物園帰りとか、何かのついでになったりして、でも、その猫に会うのが励みみたいな生活でした。

15年前の4月1日、初めて会ったときの写真。まだ1歳になるかならないかのとき。


今年の3月31日、生きていたときに最後に撮った写真。このときは翌朝に死ぬとは思わず、この写真を撮ったあと、帰ってしまった。


この子に会ったときに持っていたバッグ、着ていたジーンズなどをすぐに捨ててしまいましたが、晴雨兼用の傘も捨てようとしたとき、3月29日、突然の大雨の中、この子にこの傘をさしかけて雨から守ったことを思い出し、これはとっておくことに。


ネットで検索したら、ペットロスは乗り越えなくていい、永遠にペットロスでいい、という記事を読み、その書き手も飼い犬が死ぬときに外出していて、死に目に会えなかったことを書いていて、共感しました。

精神科に行くほどのペットロスならもう病気ですが、そうでなければ、無理して乗り越えることはないのだと思います。